算命学の2019年の占い(2019年2/4~2020年2/3)

※クリックで、各性質の年占いにジャンプします。

甲木  乙木  丙火  丁火  戊土

己土  庚金  辛金  壬水  癸水

  ご自身の性質を調べたい場合は、基本性質早見表をお使い下さい。

※この占いは、あるルールに従って作成しています。なぜ、この様な事が言えるのか、詳しく知りたい方は『算命学を学ぶ』をご覧下さい。

※また、この占いは全体的な傾向についての占いであり、個人の詳細はまた異なります。個人の事について知りたい方は、占いメニューをどうぞ。
→占い(算命学)  →整体占い

2019年の全体運(己亥)

2018年から2020年までの3年間は、全体的に変化の時期にあります。
人がどういう時に変化をするかというと、苦しい思いをした時です。
つまり、変化の時であるこの3年間は、大変な目にあう人が多いのではないかと思われます。

2018年の日本は、大雪に始まり、山崩れ、地震、豪雨、台風など、非常に天災の多い年でした。
災害に遭わなくても、個人的に苦しい思いをしたという人も多かったのではないでしょうか。

それを経て、物事は自分の思い通りにはならないのだと思い知ることで、各自の一番外側を覆っている固い殻にヒビが入った状態になっているのではないかと思います。
固い殻にヒビが入ったところで、3年間の真ん中の年である今年は、殻の中身にまで影響が及びます。
具体的にいうと、『価値観の大転換』が起きるのではないかと思うのです。

価値観は人それぞれが持っているものです。
年齢、立場や役割の違い、性別、属する国や組織、家系などで、全く常識が異なります。
ある人にとっての善は、別の人にとっての悪だったりもします。
自分の持っている価値観は絶対的だと勘違いしやすく、自分の価値観に固執する人は、違う価値観の人を悪と看做したり、攻撃対象にすることもあり、価値観の相違が争いの元となる事は本当に多くあります。

しかし、世の中には絶対的な価値などありません。
善だと思い込んでいる自分の行動が、視点を変えると全体に悪影響を及ぼしている場合も多々あるということを、私たちは忘れてはならないと思うのです。


今はインターネットで、国や立場を超えて、個人と個人が繋がる時代です。
SNSが浸透し、今まで見ることの出来なかった他人の考えや本心が可視化されるようになり、様々な価値観と触れる機会が格段に増えました。

そして、柔軟な人は、自分の持つ価値観が、必ずしも一般的でも善でもないことに、気付きつつあるのではないかと思います。
そういう人を皮切りに、今まで全般的に善しとされていた価値観が崩れ去り、そこに新たな何か(常識や考え方)が芽吹いてくるのではないかと思われます。


去年に引き続き、今年も波乱が予想されますが、この時代のうねりの中で、自分や家族のみを守ろうとしたり、身内だけに利益をもたらそうとする人は、かえって没落の途を辿ることになりそうです。
一方、小さな自分を手放して、全体のことを考えて生きようとする人は、この転換期に見合った精神性を人々に伝え、新たに自分が作りたい世界の創始者になっていきます。
力のある一人の指導者が全体を引っ張っていくのではなく、何人もそういう人が現れ、それぞれの場所で自分の世界を作り上げていこうとするのです。

簡単ではないと思いますが、はてさて、2020年終了迄に落ち着くのでしょうか。


さて、1年の流れです。

2月3月は、バランスが取れ、安定しています。この、安定している時期に、自分の精神性を磨いたり、足元を固めるなどして、準備をして下さい。

4月からバランスが崩れはじめ、5月には頭と行動がバラバラになり、自分ではコントロール出来なくなります。
人々の考え方がまず変わり、生活全体がその影響を受けて変化していきます。
今まで善良を旨として暮らしていたのに、それが内外に渡ってマイナスに働いていた事に気付き、何を信じて良いのか分からなくなったりします。
この時いい人を装うのをやめるのは良いのですが、逆に振れて、自分の事だけを考えるようになる人も増えると思います。
この5月に起きるのは、自然災害というよりも、人が起こすトラブルです。
小さな自分を手放し、全体のために生きていける人は、ここまででそれが決まっているのではなかろうかと思われます。
それが出来ない人は、卑しさが出て、さらに人のものを奪おうとするかも知れません。

6月7月には、行動・攻撃の星が巡ります。
全体のために生きることを決心した人達が、精神的な指導者となり、体勢を整えようとします。でも、簡単にはいきません。大変です。がんばって下さい。

8月には災害が予想されます。水がからむものではないかと思われます。
大きな問題や変化が起き、それを何とかしようとしますが、思いと行動が不一致となりちぐはぐな行動をしてしまいます。
そのちぐはぐさは、9月一杯まで続くでしょう。
落ち着かないし、苦しいでしょうね。

その後、流れが変わります。
10月、11月は価値観の転換が起き、思考や感情が入り乱れます。
今まで変わり者だと思っていたあの人が、実は真っ当だったことに気付いたり、まともに見えていた人の異常行動に驚いたりするのではないかと思います。
問題が多く発生するので、起きたトラブルに対策していくにあたって、変わり者と看做していた人の発言の方が正論に思えてくるようなことが多々あり、次第にそのことに気付いて行くのでしょう。

12月に入ると、揺れ動きながらも、希望や明るさ、暖かさが出てきます。そのまま揺れ動き続けながら、1月に入り、2019年は終了です。

全般的に、木性と火性がバランスを取っていきます。
優しさや温かさ、そして当たり前のことがとても大事です。
当たり前の事というのは、人への気遣いや礼儀、日常であれば、日々の食事や健康や身だしなみに気を使ったり、仕事であれば納期を守ったり、必要な連絡を忘れないことなどです。
木性・火性(甲木・乙木・丙火・丁火)の方は、いるだけでバランスを取りますから、特別な何かをしようとせず、淡々と目の前のことをやっていって下さい。

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甲木  乙木  丙火  丁火  戊土

己土  庚金  辛金  壬水  癸水

  ご自身の性質を調べたい場合は、基本性質早見表をお使い下さい。

※この占いは、あるルールに従って作成しています。なぜ、この様な事が言えるのか、詳しく知りたい方は『算命学を学ぶ』をご覧下さい。

※また、この占いは全体的な傾向についての占いであり、個人の詳細はまた異なります。個人の事について知りたい方は、占いメニューをどうぞ。
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甲木:こうぼく

今、時代や自分の内面が変化していることを、ひしひしと感じているのではないでしょうか。
そんな中で、これからの時代に価値を持つものや考え方、あるいは価値のある人を選別できるのが、甲木さんです。
全体運の最後の所で、今年は木性と火性の方がバランスを取るとお伝えしましたが、この選別ができるところが、甲木さんがバランサーとなる所以だと思います。

さて、これから価値を持つ何かを見極めた甲木さんは、それを採用します。
それは、今の自分の生活や家族のために役に立つというようなものではなく、未来に向けて、こうしておいた方が、みんなのためにきっと良いだろうと思えるものです。
それを自分のものにしていこうと決め、一から準備をはじめます。
自分がそれを使えるようになるべく勉強したり、それを行うための資金を貯めたりです。
価値を感じる人が結婚相手という場合は、結婚資金を貯めたり、お料理を習ったりするのではないかと思います。

でも、周りの人にはその価値がわかりません。
そこで、甲木さんを説得したり、バカにしたりして今の状態に引き戻し、今の場所に留めようとします。

ここで、『お試し』について、お話しておこうと思います。
人が何かを決意すると、その決意を揺るがすような、お試しがやってきます。
これは大抵の場合、身近な人物から反対されたり、「そんなにがんばることないんじゃない?」「苦労するよ」「そのままでいいんだよ」「無理だと思うよ」「やめといた方がいいのでは?」などと、心配を装って止められるのです。

引き留めようとする理由は、愛着です。
人が進んで行くと、居場所が変わります。
自分は留まり、相手のみが進んで行くと、居場所が離れて同じ場所にいられなくなります。
そこで、相手を進ませないように引き留めようとするのです。

この、お試しに引っかかって戻ってしまうようでは、そもそも本当にやりたいことではなかったわけですが、お試しをはねのけ、実際に前に進めば、次第に居場所が変わっていきます。
その時、引き留めようとした人が、相手と離れたくなければ、先に進まざるを得なくなり、後から登ってくることになります。

ここまでが、お試しの一連の流れです。

さて、今年の甲木さんは、なかなか気合いが入っていますから、お試しに引っかかることなく、自分の思いを貫こうとするでしょう。
そして、自分一人で続けるうちに、その真剣さや真面目さに打たれ、また、甲木さんの変化を見て、周りの人がだんだん信頼を寄せるようになるのではないかと思います。
中には、自分も甲木さんが勧めるものなら、取り入れようと思う人も現れるのかも知れません。


さて、1年の流れです。

スタートの2月は順調な滑り出しです。明るい未来に向かって、用心深く、確実に進んで行きます。穏やかで安定感のある月です。

3月は個人事業をしている方は、儲かるのではないかと思います。ライバルがいると、更に燃えます。

5月には人の良さが出て、人にいろいろしてあげたくて、お金を使ってしまうかも知れません。何かが壊れるような大きな変化が起き、精神的なダメージを受け、考え方も変化するのではないかと思います。

6月には変化を受け入れます。あきらめて一生懸命働き、それは7月一杯続きます。

8月は、親戚が倒れて駆けつけるといったように、咄嗟に動かされるようなことがありそうです。
問題が起きて解決に当たります。
大きな経験をすることで、さらなる変化をせざるを得ない状況になります。
この時は、人を頼らないようにして下さい。

9月は親と配偶者など、二者の間に入って調整をすることになりそうです。

10月は「さて、」という感じ。
甲木さんだけでなく全体的に切り替えがやってきます。
自分がやりたいと思うことを、周りが許してくれるようになります。
つまり、やりたいことと周りがやって欲しいことが一致するのです。

11月は知り合った人と意気投合し、協力します。
甲木さん自身は真面目なのですが、外に向けての人付き合いが良いので、奥さんがいれば、面白くないかも知れません。

12月にはちょっと先が見えてきて、遊びたくなるようです。
楽しむのは良いのですが、ルーズに遊びにふけることがないよう、気を付けて下さい。

そして1月は、感じたことを文章や芸術作品などで表し、それがお金に結びつきそうです。
自分の大切なものを分かってもらいたいという気持ちが、人々に認められるのではないかと思います。


年間を通して心がけて欲しいことが2点あります。
まず1つ目は、取り繕ったり、自分をよく見せようとしないこと、2つ目は、無理をせず、出来る範囲のことをすることです。
これらを心がけておけば、価値のあるものも見つけられますし、お試しに引っかかる事もなく、先に進めるのだと思います。

乙木:おつぼく

物事には全て、原因と結果があります。
一見、突然降って湧いたように見えることにも、丁寧に辿ってみれば、かならず原因となることが見つかります。
原因が発生してから、それが結果という目に見える形になるまで、少し時間がかかるので、多くの人はそれに気付かず、突然起こってきたように感じて困惑します。
しかし、問題の原因となるものを芽のうちに見つけて摘んでおくと、それは問題という果実を結ぶことなく未然に防ぐことができます。
また、将来に実りを得ようと思えば、土地を耕したり、種を蒔いたり、水をやったりして、刈り取るまで育てる必要があります。

今年の乙木さんは、今まで自分が蒔いてきた種(原因)の結果を刈り取る年となります。
過去に、人のために尽くし、相手の為になることをしてきた人は、人から感謝されたり、応援を受けるでしょうが、自分の利益ばかりを考えて、不義理をしたり、人を見下してきた人は、人が離れて行ったりするのでしょう。

今年、乙木さん自身には人の良さがあり、困っている人を放っておくことはできません。
人によく尽くしますので、人からはとても好かれますが、中にはそこにつけ込もうとする人もいそうです。
場合によっては、誰かの私利私欲のために利用され、詐欺などに巻き込まれる可能性もあります。
そういう時、過去にいい種をまいてきた人は、効果的なアドバイスを受けるなどして助けられますが、悪い種をまいた人は誰からも助けられず、財を失ってしまうのではないかと思います。
そうして、痛い思いをして、自分のやってきたことに気づき、力強く起き上がって、一からのスタートを切るようです。

騙されて財を失わないまでも、今年は現実的な利益は期待しない方が良さそうです。
人にいろいろ尽くしますが、金銭的には出て行くばかりで報われません。
利益を考えながら何かをやっても、うまく行かないどころか、人が離れるばかりです。

しかし、今年は精神的には良い作用をしますので、今年回っている人の良さを存分に発揮して、人に優しさを現してみて欲しいと思います。
今年は、相手にとって大事なことをよく思いつくようですから、それを感じたときは伝えてあげると良いのだと思います。
くれぐれも、好意を自分の利益に結びつけようなどとは考えないで下さいね。そこが分かれ目になるようです。


さて、1年の流れです。

2月は人の良い所を見て、和を乱しません。

3月は穏やかに一人で楽しみます。
この時期は、言いたいことや気持ちが相手に伝わりやすく、説得がうまくいきますので、誰かを説得したいときは、この月を使って下さい。

4月には、あちこちにあるもの(貯金など)を一箇所に集め、使うための準備をするのではないかと思います。

5月はモテます。
みんなにいい顔をするので、自分以外の人達が争い、愛情のもつれに発展しそうです。
けんかをやめて~♪という昔の歌謡曲を地で行く感じです。ドラマチック。

6月、一転、真面目で品行方正な雰囲気です。
5月の痛手で、「異性関係、もうしんどいわ」ってなるのでしょうか?

7月には、役目を与えられて一生懸命働きます。
6月に真面目になったことで、何かの役目を任されるのかも知れません。

8月は、インパクトのある経験をして、後にそれを誰かに話して聞かせるため、覚えておくことになりそうです。
ということは、逆に言えば、いずれ誰かに話して聞かせるために、その経験をさせられるのかも知れません。

9月は気持ちの切り替えが早く、変化に対してすぐに行動します。
何か変化があるようですね。

10月は何かを失うことで、今の場所を守ろうとするようです。
今の場所にしっかりと土台を築くという目的のために、協力者を集めるのではないかと思います。

11月、今年のメインはこの月です。
ここに来るために、今までの事が起きていたのではないかと思われます。
乙木さんの自己確立の姿は、『柳のようなしなやかさ』です。
根っ子がしっかり貼っているからこそ、枝葉は風になびいてそよいでいられるのです。
周りで何かが起きた時、それに抵抗することなく流されているように見えますが、実は根っ子はしっかりしています。
この乙木さんらしい自己確立をするために、今までの流れがあったと思われます。
一方、この時にうまく自己確立が出来なければ、意固地なのに現状には逆らえず、あっちにフラフラ、こっちにフラフラする人となります。

12月には感受性の強さがあり、敏感で先が読めるでしょう。
体力が無いため、行動はせず、頭の中でいろいろとイメージを膨らませます。

1月には、焦ることなく、ゆったりとその状況を楽しむ風流心が身についていることでしょう。

4,5,8,10月あたり、人に騙されないよう、くれぐれも気を付けて下さいね。

丙火:へいか

今年の丙火さんは、気持ちが急いて、何かをしたくなります。
何だかずっと焦っているのです。

どういう時に気持ちが急くのか、焦りについて考えてみましょう。
・今のままではヤバイ。
・何か実績を残さなければ。
・追い抜かれそう!
・周りはうまく行ってるのに、自分だけが取り残された気分。
・緊急事態が起きた!早急に対処しなければ!
・責任感やプレッシャーを感じるなぁ。
等を感じた時に、人は焦るのではないでしょうか。

しかし、これらのことを感じたとしても、全ての人が焦るわけではありません。
焦る人は自信がないからであって、いずれ何とかできると思っていれば、焦る必要はないわけです。
どうでしょう、焦っている丙火さん、思い当たる節はありますか?

さらに今年は、いろいろなことに気持ちが向かい、注意不足、注意力散漫となりがちです。
とにかく、広く浅いのです。
不思議な事にも興味を持ちますが、見えたものをそのまま受け止めるだけで、どうしてそういう状況が起きているのか、深く知ろうともしません。
しかし、概して丙火さんはおしゃべりなので、情報をちゃんと検証もせず、浅いまま、人に伝えてしまいます。
また、思いつきを人への影響も考慮せずに口にしたり、直感的に行動したりもしますが、その直感は当たってもいません。
それらの行動によって、人があきれて去って行くと、激しい孤独感に苛まれ、深く落ち込みます。

こういう状況なので、何かをやったところで、うまく行くはずがありません。
焦りはあるのに自信のないときは、頭を低くして、じっと状況が通り過ぎるのを待って下さい。
そして、その間に勉強するなどして力を蓄え、嵐が過ぎ去った後に行動を開始すれば良いのです。
おそらくこの一年は、常に目立ちたいと思い、実際に目立ってしまう丙火さんが、『じっと待つことを学ぶ』ために与えられているのだと思います。

今年はとにかく、何かをしようとしないで下さい。
体力もなく疲れ易いので、必要最低限のことで精一杯、余計なことをしようとすれば、やらねばならないこともおろそかになります。
自分自身の混乱に呑まれて、心身を疲労させている場合ではないのですよ。

さて、1年の流れです。

2月はなんだか張り切っています。
よし、がんばるぞ!と、一人でやろうとします。
それ、今年はいらないかも。

3月は社交性を発揮し、誰とでも仲良くします。
人気もあります。人を巻き込み、影響を与えます。
丙火さん自身はちょっと苦しいみたいですが、それを隠してみんなと仲良くします。

4月は、SNSでちょっとリア充アピールしたくなるかもです。

5月には、何かが起きて落ち着こうとするでしょう。
誰かを説得する必要が起き、落ち着いてどう説得するかを考えようとするのかも知れません。

6月は自分が中心になって人を引っ張っていきます。
押しつけがましい愛情があり、自分の思いを分かって欲しいと思います。
相手が受け取らないと、一転、急に冷たくなったりします。
去って行く人を嫌い、相手に去らせないために、ちょっと強引に引き付けようとするのかも知れません。暑苦しいですね。

7月、ちょっと落ち着きそうです。
今までの経験を踏まえ、一歩引いて、体勢を整えようとします。

8月は、行動、攻撃のための作戦を練ります。
体力不足なので、自分が行動するのではなく、作戦だけを練ります。
ちょっと大風呂敷を広げそうな雰囲気ですが、責任感がある丙火さんは、良い作戦を思いつきそうです。

9月は技術を提供します。
言われたらやります。その調子。

10月、知りたい事、分からない事はすぐに調べて疑問を解こうとします。
なかなか答えが出ないような難しい疑問を持ち、答えが分からずモヤモヤするかも知れません。
ちょっと深いことを考えるようになるのでしょうか?

11月は忙しそうです。親や子供のことに振り回されるかも知れません、

12月は一人で何でもやらなければならない状況におかれます。

1月は自分でも無意識のうちに、周りの人に影響を及ぼしていそうです。


今年はとにかく、先のことなどあれこれ考えず、目の前の事のみに集中して下さい。
今の、ありのままの小さな自分を認め、うまく行かなくてもいいやと、良い意味で開き直ることも大事です。
その上で、見聞を広げて欲しいと思います。

がんばらないよう、がんばってくださいね!

丁火:ていか

今年、丁火さんは大活躍します。
炎は周りが暗くなると目立ち、遠くからもよく見えるようになります。
また、寒くなると、たき火に人が集まってきて、暖まろうとします。
つまり、遠くにまで影響力が及ぶということです。

逆に言えば、丁火さんが活躍することになるであろう今年は、暗くて寒い時、要するに、動乱になるということです。
なんだか、ありがたいんだか、迷惑なんだか、という感じですね。

今年、丁火さんには先のことが見通せます。
そして、未来と過去を繋ぐ役目を果たします。
動乱の時ですので、おそらく過去と未来が大きく変化するのでしょう。
過去に善だったものが未来には悪となったり、逆に過去に悪だったものが、未来に善となったりするのだろうと思います。
そんな転換が起きれば、世の中は当たり前に大混乱します。
そんな時に颯爽と現れ、先を読む感性と、今まで身につけた知識を使って、混乱する人々を導いていけるのが丁火さんなのです。

そして、世の中のムードも、丁火さんが提供するものに沿っているのではないかと思います。
丁火さんが提供するから受け入れられるのか、丁火さんがいち早く流行をキャッチするのかは分かりませんが、今年、人々が求めるものと、丁火さんの提供するものは、不思議とマッチするのです。

しかし、丁火であれば誰でも活躍し、人を導けるというわけではありません。
今まで、多くの困難や試練に向き合い、知恵や知識を身につけ、相当に精神が練られた人のみが、その役目を果たせる様になります。

時代を超えて使える、脈々と伝わってきた知恵や知識は、今年は特に大事で、丁火さんはそれを学んで、後世に引き継いで行くという役目を担うのだと思います。
それに当たっては、資金も必要となりますが、役目や流れに必要なお金であれば、自然に入って来ます。
それは、役目のために使うお金ですから、入って来たからと言って自分の為に無駄遣いをすることなく、しかるべき時に活用できるよう、蓄えておいて下さいね。


では、1年の流れです。

まず、2月3月は全般的に平和で安定しています。みんなに協力して輪が広がったり、夢を描いたりするでしょう。

4月は、精神的なことや現実的なこと、両方を伝えていきます。両方が大事だということを伝えようとするのかも知れません。

5月は、未来や次世代のことを強く思います。
このままではいけないと、憂うのかも知れません。
未来の人々を助けるために、今、なんとかしなければと思うのではないでしょうか。
そして6月は、用心深くそのための準備を始め、7月まで自信を持ってそれをやっていくようです。

8月は率先垂範。まずは自分がやることで、みんなの手本になろうとします。
この時期、もしかしたら、注目を浴びて、名が上がるかも知れません。
一方、実力のない丁火さんは、何かをやることで評判を落としますので、自分が実力不足だと思う場合は、でしゃばらない方が身のためでしょう。

9月は品格が出てきます。8月に名が上がったことで、それに見合った振る舞いを身につけていくのかも知れません。丁火さんの話を聞きたいと思う人がたくさん現れ、人脈も広がりそうです。

10月 知恵を使って冷静に判断し、周囲の人々にアドバイスをしていきます。集まって来た人達は、話を聞きたいのですから、アドバイスも聞いてもらい易いと思います。

11月は、丁火さんの作りたい世界を作って行きます。簡単ではありません。
かなりのエネルギー消耗が見込まれますので、健康に気を配って下さい。
自分のやりたいことが、全体のためになりますので、そのまま12月、1月と、やりたいことに邁進していただきたいと思います。

今年の丁火さんは、とにかく実力勝負です。
実力や知恵のある人は大いに活躍しますが、実力がない人は混乱の元になりますので、特別な何かをしようとせず、実力アップに励んでいただきたいと思います。

戊土:ぼど

人は誰かの役に立つことで、喜びを感じるようにできています。
また、人より上にいたいという思いがある場合、人に恩を売ろうとします。
なので、人は他人に何かをしてあげたい、助けてあげたいなどと思いがちです。
それは優しい気持ちによるものと思われ、一般的に『良いこと』と看做されますが、『人を助けたい』を冷静に分析すると、それは『優しい気持ち+マウンティング+自分の喜び』から成り立っていることが分かるでしょうか。

さて、人を助けることは、本当に『良いこと』なのでしょうか?
人は困難を乗り越えることによって成長します。
求めてもいない相手に手を貸し、困難を取り除いてしまえば、せっかくの成長のチャンスを奪ってしまいます。
また、いつも助けられ続けた人は、誰かが察して助けてくれるのを期待して、待つのが当たり前になり、行動もしなければ、声も上げないという人間にもなり兼ねません。

また、がんばって自力で壁を超えようとしている時にそれを奪われてしまうのは、不快ではないでしょうか。
なのに、『困難を取り除いてやった』と恩を売られ、そして一般的に『良いこと』と看做されるがばかりに文句も言い難いという、理不尽な状況になるわけです。

また、ある程度の場所に至るには、下からの積み重ねが必要となりますが、横から手を出され、問題を解決されてしまうと、一段飛ばして突然その上に昇らされることになります。
例えば、勉強して大学に入るのではなく、お金を積んで裏口から入ってしまえば、同級生達との力の差に、その後大きく苦労することにもなるでしょう。
そうなれば、足下にできた空洞を踏み抜いて真っ逆さまに落ちてしまうようなことにもなり兼ねません。

人助けは諸刃の剣です。
頼まれもしないのに人を助けるのは、必ずしも相手のためにはならないどころか、かえって毒になる場合の方が、むしろ多いのです。
冒頭に書いたように、人助けは自分の喜びのために『させてもらう』行為なわけで、そこには遠慮や配慮があってしかるべきです。

しかし、本当に相手が助けを必要としている場合もあり、人助けにはコツがあります。
それを見極めるには、経験値や知恵が必要となりますが、今年の戊土さんは、これを学ぶ時のようです。

今年は、溢れんばかりの『人を助けたい』『必要とされたい』という温かい(暑い?)気持ちを持ちますが、その思いを、何も気にせずやりたいように使うと、かえって安定している状態を崩し、あちこちに迷惑を及ぼします。
どういう時には手を差し伸べ、どういう時にはやめておいた方が良いかを見極められるようになるため、人に迷惑を掛けながら、学んでいく一年となるようです。


さて、1年の流れです。

2月は、楽しみながら、ちょっとしたチャレンジをするようです。ジェットコースターに乗る前のようにドキドキワクワクしながら、何かに挑戦するでしょう。

3月は要領が良く、機転が利きます。経験を通して自分なりの答えを出し、それが合っているか実際に試してみたりするようです。

4月は強気で自分のやり方を変えません。
そして、5月になっても依然自分を変えたくないと思っていますが、周囲に変化が起きて、変わらざるを得なくなります。

6月は目下を従え、天下を取りに行こうとします。ちょっとゲーム感覚です。

7月にはお節介が爆発します。上に書いたことをしっかり思い出して下さい。

8月、自分やみんなが望む何かのために、お金を思いっきり使います。人から騙されることもあるかも知れません。
そして9月には使い切ってゼロになり、心機一転、一生懸命働きます。11月いっぱいまで働き続けます。

12月には何か変化したいと思い始めます。
そして1月は、人の話を聞いて、知識を得ようとします。


一年を通して無礼な雰囲気が漂っています。
対等意識が強く、上下関係を全く意識しなくなるのです。
そのフランクさは同僚などには良いのですが、目上に対しても平気で失礼なことを言い、相手の気持ちを害する可能性もあります。
人に対する礼儀を忘れないよう、心がけて下さい。

己土:きど

問題が起きて、みんながあたふたしている中、一人じっと自分と向き合う姿です。
己土さんは元来、集団の中にいることが好きですし、今まで人に合わせて来たと思います。
しかし、今年は人に理解されず、話も合わないため、孤独を感じるようです。
そしてその孤独は、己土さんを鍛えるために与えられるようです。

さて、今年、孤独になる理由を掘り下げてみましょう。
己土さんは、今まで人に合わせてきました。
良かれと思ってそうしていましたが、実はそれが自分にも相手にも、いろいろな問題を引き起こしていることに気付くのかも知れません。

己土さんの賛同を得ることで、自分は正しいのだと過度に自信を深めた相手が暴走して、傲慢になったり、他の人に対して攻撃的になったり。
また、常に賛同して自分の意見をあまり言わない己土さんのことを、相手が下に見てくるようになったなど、心当たりはないでしょうか。

そういったことに気付くことで、今までのように反射的に人に合わせることをもうやめようと思い、そんな風に変わった己土さんに驚いて、相手が距離を置くのかも知れません。

今年の孤独は、視野を広げるために必要なものです。
一人になって自分と向き合い、自分の思い(こだわりや今までのやり方)をなくしていく作業をします。
1年を通して、いかに自分を手放せるかが重要となります。

現実的な事を求めず、自分の精神性に目を向け、自分の内側の奥底で本当に欲しているものは何なのかを探します。
孤独の中で自分を見つめ続けることで、自分の活かし方が分かって来て、新たな道を見つけるようです。

気をつけて欲しいことですが、孤独に耐えられず集団に含まれようとしたら、自己確立できないばかりか、属する集団を乱します。
また、今までの自分の考えや強い固定観念に執着すると、この年を活かせず、ただの変わり者で終わってしまいます。

孤独を恐れないで下さい。
学ぼうと思っていれば、どんなことからも学べることを忘れないこと、そして目上の忠告に耳を傾けることがポイントです。


では、1年の流れに行きます。

2月と3月は学びの月です。ここでいかに学ぶか、誰から学ぶか、どんな環境で学ぶかが重要となります。
3月は特に、向上心を忘れないようにして下さい。

4月、兄弟や友人に対して、何かを諭して変化を促そうとします。

5月に大きな変化を感じます。今の自分が持っている固定観念が、世の中に通じなくなっていることを感じて、愕然とするようです。

6月は、自分は変わりませんが、人を説得して相手の気持ちを変えようとするようです。

7月は、思ったことをストレートに、ハッキリと伝えます。強気です。

8月には自分の環境の中に、自分とはかけ離れた人か何かが入ってくるようです。それにより、固定観念を崩されるのかも知れませんが、己土さんはそれを好ましく受け止めるようです。

9月と10月は、自分の役目を果たし、人の信用を得ようとがんばります。

11月は戦いに首を突っ込みそうです。攻めるのも守るのも、どちらもうまく出来ます。

12月は今日明日の近い未来の予測ができます。遠い未来のことは分かりません。
親や、目上のことで動かされるのではないかと思います。

1月は精神性に焦点が当たり、自分を見つめます。自分の中に答えを見つけようとします。


今年の己土さんは、周りが波乱状態の方がスムーズです。スムーズというのは課題に対してですから、問題をきっかけにして、一人になって自分の内面を見つめやすいということかも知れません、
逆に、状況が安定していると、己土さん自身が波乱の火種になるようです。
状況をよく観察しつつ、今まで学んで来たことを、自分を作り上げるために活かしていきましょう。

庚金:こうきん

なんだか、今までうまく運んでいたことが、うまく行かなくなった、などと感じていないでしょうか。
庚金さんの今年は、今までの自分の習慣や、考え方、行動などを眺め、それがこれからは通用しなくなるのだと感じ、変わらなければと思うのではないかと思います。

もしかしたら、平社員から管理職になる、結婚して配偶者を得る、学生から社会人になる、会社員から経営者になる、現役を引退する、など、立場が変わる(変わった)人も、多いのではないでしょうか。
なぜなら、立場によって全く常識が違うからです。
今までのやり方を大きく変えなければならなくなるということは、まず最初に、立場が変わることが考えられます。

その他にも、社会の常識が変わり、それに合わせて行く必要が生じるということも考えられますし、引越や転職をする、養子になって別の家系で生きることになる、精神的にレベルアップする、また、海外に留学・移住するなど、別の常識を持った場所に移動することなども考えられます。

さて、環境が変わると、変わった先の新しい常識を身につけ、それに対応する必要が出てきます。
常識が変われば、今まで善しとしていたことが、悪になることも当たり前にあります。
その時、昔のままの考え方を引きずり、柔軟に変化することができなければ、自分も苦労しますし、場も混乱させますし、その場所での役割をうまく果たすこともできません。

そんな中、庚金さんは変化の動向を見て、現実に体験しながら、これから使えそうな日常的な知恵を見つけて、実行して行くのではないかと思います。
それは特別なものではなく、広く浅く、即社会に活かせ、誰にもよく分かり、簡単にみんながマネできるやり方のようです。
例えば、エクセルの効果的な使い方とか、集客の仕方、お料理のコツといったような。

そういった知恵を見つけた時は、まずは自分でやってみて、その姿をみんなにも見せて行きましょう。
新しい環境の中でどうすれば自分がみんなの役に立ち、自分を活かせるかを考えて行くと、新しい常識にもうまく馴染めそうです。


さて、1年を通した流れです。

2月は順調です。頭の回転が速く、思いと行動が一致するので、迷いがありません。即断即決です。この時、環境を変化させることを決心する人も多いかと思います。

3月は何か人に手本を見せて、アピールをするようです。
お嫁さんに料理の作り方を教える、後輩に仕事のやり方を教える、といった感じでしょうか。

4月は、環境を変化させます。2月の決断を実行に移す人も多いと思います。

5月は新しい環境で、今までとの常識の違いを眺めます。素直に学んで、取り入れようとします。

6月は自分の考えをアピールします。

7月になると、生活スタイルや仕事のやり方のワンランクアップを目指します。
得た知恵を実践していけば、うまくできそうです。

8月は冷静な判断力があります。物事をよく観察し、正確に人に伝えます。
9月には目下を指導し、自分の得てきたものを伝えます。
10月にはいろいろな人の相談にも乗ります。たくさんの相談に乗るということは、相談を受け易いということでもあり、人が信頼を寄せてくるということかも知れません。

11月は場が安定して欲しいと願います。叶うかどうかは別の話です。

12月は知識や技術などを提供します。

1月は、自分の役目や使命を強く意識し、それにこだわります。
自分が手本となって、それをみんなに倣って欲しいと思います。
自分が見つけてきた知恵などを、みんなに広めて行きたいのです。


年の流れを見ると、後半はやたらと人に伝えることが多くなります。
新しい環境で7月までに何かを確立し、その後は指導に回っていくのかも知れません。
そう考えると、前半が勝負ですね。
それまでに新しい環境に慣れ、そこでいかに多くの人が使えるような現実的な知恵を得ていくかがポイントになるのでしょう。

辛金:しんきん

今年の辛金さんは、気分転換をしたくなり、何かを変えたくてうずうずするようです。
特に目的はなく、何かをやろうという強い感じではありません。
しかし、行動力はあるので、旅行や引越、模様替えをしたくなったり、行ったことのない場所に行くなど、気分が変わることや楽しそうなことを思いついたり、人の言葉に感化されたときは、すぐに行動に移します。

ここで、気分転換したくなるのはどういう時かを考えてみましょう。

もしも、深刻な問題があるなら、何としても解決しようと、すでに行動しているはずですから、大きな不満は抱えていないようです。
しかしながら、変化させたいのですから、満足しているわけでもないようです。

ということは、そこにあるのは、モヤモヤ、閉塞感、殻を破りたいという思い、ちょっとしたストレス、先に進みたいのに進めない、脱皮したい、自分がどうしたいのか分からない、などの思いではないでしょうか。
つまり、変化を求めて動き回りたくなる時というは、自分探しをしているのです。
心当たり、あるでしょうか?

たとえ、気分転換に過ぎないとしも、行動する事で何か見えて来ることがあったり一皮むけたりするので、時間があって金銭的に無理がないのであれば、どんなことでもやってみるといいと思います。
しかし、今年は危うさもあるので、道をそれないよう、注意が必要です。
そのためにも、日常を大切にして、足元を見つめながら生活して下さい。
人に媚びず、流されず、今までしてきたことを大切にすることも、忘れないで下さい。

自分の事は、なかなか分かりません。
自分のことなのに、一番分からないのが、自分なのです。
当たり前に出来ることは、自分にとっては簡単なので、こんなことは誰もが当たり前に出来るものだろうと思ってしまい、それを特別なことだとは看做しにくいのです。
そんなわけで、他人からは才能豊かに見える人でも、人は自分にはあまりできることがないと思いがちです。

ここで、自分にとっては当たり前(簡単)だけど、人にとっては難しいことを探すのがポイントなのです。
それが才能というものですし、自分を活かせる分野です。
なんだかまるで、『青い鳥』の物語のような一年ですよね。


さて、年間を通した流れです。

2月、3月は、どんなことでも、まずやってみようとするでしょう。思い立ったら迷わず行動します。

4月には、湧いた疑問を解明しようとしたり、起きた問題を解決しようとします。

5月は何かが壊れるようなことが起きるでしょうが、状況に逆らいません。真摯に受け止め、そこから学べることを学ぼうとするようです。

6月は、「今度こういうことをしてみたらどうだろう」「ここはこんな風に変えてみたら?」など、改善点を積極的に提案します。
ということは、改善すべきところが目に付くということです。

7月は、時間をかけて人脈を作ろうとします。

8月は、何か事件が起きそうです。その根元には理不尽さがあり、それを見過ごすことができないが故に、事件となるようです。

9月、何かを作り出そうとし、10月には今までやった事のないことに挑戦します。

11月は、誰に対しても優しく気遣いをし、人をもてなします。

12月には身なりを整え、恥ずかしくないようにします。

1月は、思ったことをすぐ行動に移し、それが原因となって周りに変化が起きていきます。


今年の閉塞感ですが、表面的な楽しさばかりを追い求めても、魂が満足しないので、物足りないのです。
そこで、魂の求める行為をすることが大切となりますが、おそらくそれは、簡単には見つからず、年間を通して探していくことになるのではないかと思われます。

壬水:じんすい

スポットライトを浴びる舞台の裏では、外から見えないところで、たくさんの人達が動いています。
中には、主役である俳優さん達よりも重要な役割を果たす、裏側のポストもあります。
その人達は、表に出てくることがないため、舞台を見る人々から認識されることは滅多にありませんが、実は主役よりも重要である場合も多いのです。
むしろ、舞台において、役者さんは、その人達が動かすひとつの駒に過ぎないのではないでしょうか。

さて、今年の壬水さんには何らかの目的があり、何かを成功させるために陰の立役者となり、裏側で動く一年となるようです。
属する組織の体制側で、自分が表舞台に立つことはなく、企画を立てたり、誰かを輝かせるべく育てたり、根回しや調整をします。
問題解決や企画の成功に当たって、しっかりと比較・分析をし、時間をかけて用心深く進め、危ない橋を渡ったり、簡単に答えを出したりすることはありません。
計画が定まったら、やっぱり自分が表立って動くのではなく、人にそれを遂行させるべく、説明・説得・指導などをするのだと思います。

自分の名誉に賭けて一連のそれらを行うのですが、その根底にあるのは、これを成功させて実績を作り、人から一目置かれたいという思いのようです。
もしかしたら、今回の実績を、次のさらに大きな目標への足がかりにしたいと思っているのかも知れません。

バランス感覚もあり、上下の調整もうまくできます。
上と下には意見の相違があるのが当たり前ですが、その間に入ってみんなの意見や要望を聞いたり、必要な時は説得したりと、用心深く調整しながらうまくまとめていくことができるでしょう。
目的を果たすことが最優先なので、人間関係の小さないざこざなどで、邪魔をされたくないのです。
人もついてきますから、思い切って人を引っ張っていっても大丈夫です。

今年の活動は、自分の利益のみを考えて動くのではなく、全体のことやみんなの幸せを考えるとうまく行きます。
そこに、遊び心が加えられると、最強です。


では、1年の流れです。

2月は外に向けての愛情や、夢や望みを叶えたいという思いを強く持ちます。

3月は、世の中や未来のことを考えて、そのためにできる準備をします。

4月、もしも誰かから攻められた場合には、応戦します。
自分からは戦いを挑みませんが、やられた時はしっかりやり返します。

5月はまだ自分の準備はできていませんが、戦う必要が出てきて咄嗟に丸腰で戦います。

6月、いろいろなことを変える必要があることに気付いて、変えて行こうとするでしょう。

7月は、特別な知力を持った人達を集めようとし、実際に集まるようです。
対策本部を組むのでしょうか?

8月は、必ず遂げたい目的ができ、それに邁進します。

9月は自分を強くは押し出さず、人に合わせて社交性を発揮します。
長いものには巻かれておこうと思うのかも知れません。

10月は自分の役目に忠実です。周りをよく見ながらも、前に進めて行こうとします。
方針を打ち出し、周囲にこれからやっていくことを発表します。

11月には伝える星が回ります。用心深く伝えますが、言葉には荒さがあります。
人を動かす強さが必要で、その為に言葉が荒っぽくなるのかも知れません。

12月は注目を浴びます。浴びるのは賞賛だといいですね。

1月はみんなの相談に乗ることになるでしょう。


10月くらいに、それまでじっくり考えたり検討したりしていたプランが完成します。
その後も自分が表に出て行くことはなく、人を動かすという1年になります。
意義だけではなく、そこにメリットや楽しさが伴えば、人も喜んで動いてくれるのだと思います。

癸水:きすい

家族や恋人を殺されて復讐心に駆られ、仇討ちをするという物語は、古今東西たくさんあるテーマです。
また、子供や動物の好きな人は、子供や動物が虐待されたり辛い思いをしている現場を見た時には感情を揺さぶられ、それをやめさせなければと、戦いを始めることもあるのではないかと思います。

今年の癸水さんは、そんな風に感情を揺さぶられたことが発端になって、こんなことはもうこれ以上見過ごせないと、戦いを挑むことになるようです。
それは、義侠心による義のための戦いです。

しかし、相手は一人ではありません。
複数あるいは大勢を相手に一人で戦うことになります。
戦う相手は身内の場合もありますし、外部の場合もあります。
もしくは、世間を相手に戦うということも考えられます。
戦い始めたら戦いが広がり、敵が増える(敵の仲間や応援する人が出てくる)こともあるでしょう。
とにかく、今年の癸水さんの戦いは、一対多となるのですが、それでもやらずにはいられないのです。

義のための戦いをしようとすると、大概自分のためだけにで生きている周りの人達から止められます。
「そんなにがんばることないんじゃない?」「あなたがやらなくてもいいんじゃないの?」「自分には落ち度がないの?」などの言葉で引き留められるでしょうが、やめません。
これをやめると、真実が覆い隠されてしまうからです。
今やめると、未来の明るい展望が期待できなくなってしまうと自分だけが分かるのです。
自分にしか分からないことですから、自分がやるしかないのです。
とても勇気が要ると思います。

しかしながら、大勢を相手に感情的につかみかかっても、返り討ちに遭って終わるだけです。
そこで暴力的に戦うのではなく、知的に戦うようです。
情報戦をしかけたり、裁判を起こしたり、あるいはコンテストで勝つというような戦い方もあるかも知れません。
いずれにしても感情が元になってはいるけど、感情的に戦うようなことは、ありません。

戦いに勝つには、準備が大事です。
癸水さんには、今まで目的もなく準備してきたことが、何かあるのではないでしょうか。
その中に、戦うためのヒントが隠されているかも知れませんので、振り返ってみて下さい。
また、数日後の近い未来のことではなく、数年・数十年後の遠い未来を見据えて身の振り方を考えることも、大事なポイントのようですよ。


さて、1年の流れです。

2月は何かの役に立つかもと思い、準備を始めますが、そこに目的はありません。
新しく何かを始めようかと考えたり、家庭を持ちたくなる人もいそうです。

3月は自分の望みや愛情を、ストレートに表現します。

4月は、何か役割を与えられ、それをやっていきます。

5月、あれもこれもと忙しく動きます。闘争が繰り広げられます。

6月は行動と思いが一致します。頭の回転が速く、行動も決断も早いです。
思い立ったらすぐにやります。

7月は解決したい何かがあるようです。

8月は自分からではなく、周りに合わせて動きます。動く事で次の作戦が浮かび、さらに行動します。

9月、今後の行動(戦い)のための、青写真を描きます。

10月は孤独な戦いとなるでしょう。
分かってもらえませんし、分かってもらおうとも思いません。
理解が得られなくてもやります。

11月は、体力、気力ともに充実していて、メリハリがあります。
じっとしていると心身が崩れるので、思ったことはどんどんやって下さい。

12月は実行力があり、次の準備を始めます。

1月は12月に準備したことを実行していくのだと思います。
怖いもの知らずで、スピーディにどんどん進みます。

 
どうやら、1年の流れを見ると、戦いはひとつでは終わらなさそうです。
次から次へと、いろいろな戦いを繰り広げるようですね。
大変だと思いますけど、みんなにとっても大事なことなのだと思います。
がんばって下さいね!