「算命学ブートキャンプ中級７ 運命」とは
この講座は、全１０回に亘る算命学ブートキャンプ中級課程の第７回目で、運格、干合による守護神の変化、行動特色占技、運命の条件と環境の条件、回転帰結法、算命学心論、真理置換技法、算命学運命模型作成法等について学びます。
算命学では、「運命とは、その事物の誕生から終局に至る迄の道筋、動きをいう。」と定義しています。この回は、「運命」と名付けていますが、それは、いわば苦肉の策で、他に名称の付しようがなかった為、この様なタイトルになっています。
しかし、「運命」というものを深く考察する為の思考や技術を多く扱う回である為、その名に恥じない講座になっていると思います。
「運格」は、有形・現実の世界における力量を測る物差しで、高ければ良いというものではなく、運格が高い者にも、低い者にも、中程度の者にも、それぞれ役割があります。１コマ目では運格とはどの様なものか、そして、運格の判定について学びます。
２コマ目では、運格と守護神から自分の本質・才能がどの様な場所で活きるのかを知り、自らが歩む道、自らが身を置く場所を選ぶ際の一助とする方法を学びます。
３コマ目では、運命の条件と環境の条件の相対関係によって起こる現象について、７つのパターンを学びます。例えば、親との縁が厚い人が早くに親を亡くした場合（運命の条件と現実の条件にギャップがある場合）どうなるかという様な事です。又、ここでは無意識に心が向く方向である「導気」についても学びます。
４コマ目は、現在の悩みを解決する為に、どの様な行動を取れば良いのかを判定する「回転帰結法」や、現実的な心と精神的な心のバランスを取る「算命学心論」について学びます。心論では､ある生き方をする際に持っておけば運命を落とさない覚悟や心構えについて、又、「道」（生き方）を転じるとはどういう事かについても学びます。
５コマ目は、立てた仮説を別の技術を使って立証する事を繰り返して運命を考察する「真理置換技法」について学びます。
最後のコマでは、運命の形（流れ）を模型（目に見える形）にして推察する技術を学び、その後、希望者のみ実際に運命模型を製作する実習を行います。
「算命学ブートキャンプ中級７ 運命」で学ぶ事
１１７ 運格
このコマでは主に、運格について学びます。
「運格」とは、簡単に言えば、有形・現実の世界における力量を測る物差しであり、「人格」とは異なる概念です。算命学には、「人格」を判定する技術はありませんが、「運格」を判定する技術はあります。今回（１１７）、次回（１１８）と、正にそれを学びます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
運格、運命・運気・運勢、人格と運格、有形・現実と無形・精神、占技による上下判定が可能なものと不可能なもの、人間性の美と現象の美、文明化社会と非文明化社会、運格を破る人格、人格を破る運格、運格の判定技術、生日干と生月支の組み合わせによる特色の判定、守護神の一般原則、生日干とその他の表出干・支の関係から判定する運命の特徴、生気・洩気・比和・剋気・逆剋
１１８ 運格と守護神
このコマでは主に、運格と守護神について学びます。
前に学んだ「運格」は、全体的なバランスから捉えた「運格」であった訳ですが、ここで学ぶ「運格」は、心のバランスから捉えた「運格」です。
行動特色占技は、「運格」を上・中・下に三区分し、そこから更に、正・負に二区分し、合計六通りの型を作成し、人間の行動の特色・運命の改良法を考察する技術です。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
運格と守護神、心のバランスから運格を捉える、高透、守護神高透、上格・中格・下格、働きの差・役目の差、守護神一点高透、守護神二点高透、守護神の最上格、上格中の下格、干合と守護神、虚神、実気と虚気、上下・優劣の判定は同一の世界においてのみ可能、行動特色占技、正型と負型、旺地・退気・逆気・死地・進気、各五行別の正・負の判定、上格正型、上格負型、中格正型、中格負型、下格正型、下格負型、価値が生まれる場所
１１９ 運命の条件と環境の条件
このコマでは主に、運命の条件と環境の条件について学びます。
ここでは、七つの具体例を挙げ、運命の条件と環境の条件の相関関係（一方が他方との関わりを持たずには存在し得ない間柄を言う。）について、解説を付していきます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
運命の条件と環境の条件、本質が捻曲がる条件、両親が健在である場合におけるエネルギーの不完全燃焼条件、親奉型と親剋型、社会的な環境分類、順・楽と逆・苦、運命の条件と環境の条件が合致しない場合に起こる現象、夫剋妻剋と夫生妻生、同世界・同格と運命の綱引き（シーソーゲーム）、自干と他干の中庸、干合・暗合が多い者の特徴、導気、各干毎の導気、各干毎の導気を活かす方法、食の好み、各十大主星別追い詰められた時に現れる傾向、父親の気を強く受けた娘の特徴
１２０ 回転帰結法と心論
このコマでは主に、回転帰結法と心論について学びます。
回転帰結法は、現在の悩みを解決する為に、どの様な行動をしたら良いのかを判定する占技（思想も含む。）です。
算命学心論は、陰陽説・五行説に基づき、人間の「心」について、考察した理論ですが、人間の運命・生き様を考察する上で、非常に参考になります。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
回転帰結法、悩みの五方向分類、五行の相生循環、各五行（各十大主星）毎の運命改良法、後天運が干合する場合の特例、虚気を用いる、算命学心論、現実的な心、精神的な心、衣食足りて礼節を知る、引力の生まれる場所、欠落と充足、全ての欲を満たすと無に至る、心の中庸、生き方と覚悟、組生、庸生、平生、乱生、知生、運命が崩れる時、それなりのバランス
１２１ 真理置換技法
このコマでは主に、真理置換技法について学びます。
真理置換技法は、ある一つの技術を使用して一つの仮説を立て、それを又別の技術を使用して立証していく、という手順を繰り返す事によって、人間の運命を考察する（運命の原因を探求する、未来の予測をする）技術であり、これは、占技というよりも、占技の答え（仮説）を連結する為の技術であると言えます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
真理置換技法、占技の答え（仮説）を連結する為の技術、一つの技術から一つの答えを出す、運命の条件と環境の条件、大運第三旬・第四旬の大運天冲殺は陽転すると仮置きする、両親が健在である場合におけるエネルギーの不完全燃焼条件と真理置換技法、大運法と真理置換技法、現実的な力量の比較、仮説は仮説に過ぎない、真理置換技法の応用
１２２ 算命学運命模型
このコマでは主に、算命学運命模型について学びます。希望者のみですが、講義の最後に、実際にチップ（積み木）を積んで、自分の運命模型を作ってみるという実習があります。この実習は、さる命学教室の中でも特に「楽しい」とご好評を頂いています。
算命学運命模型は、大運天冲殺が表出しない場合における運命の形を模型にして表し、それを以て人間の運命を考察する技術であり、模型の作成法は、算命学の技術としては、最高峰の一角を占めるものであると言えます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
算命学運命模型、変動大運、不動大運、平穏な人生、浮沈の激しい人生、現代における平均寿命、大運天冲殺の移動法則をどの様に扱うか、五行の質の偏りと運命、木性過多の運命、火性過多の運命、土性過多の運命、金性過多の運命、水性過多の運命、守護神グラフ作成法、第一等守護神、第二等守護神、中立、第二等忌神、第一等忌神、守護神が複数ある場合・矛盾する場合の考え方、走破運、順走運、波動運、迷走運、激動凶運、大運位相法の図、コマの積み方、模型の作成法と読解法、算命学の段位、雅な心を養う
纏 め
今回の算命学ブートキャンプで学ぶのは、運格、干合による守護神の変化、行動特色占技、運命の条件と環境の条件、回転帰結法、算命学心論、真理置換技法、算命学運命模型作成法等です。
算命学は、「人格」については語りませんが、人間の「運命」・「運格」については大いに語ります。今回の前段は、その「運格」がテーマとなります。
後段は、これ迄と同じく、算命学の「奥義」とも言われる幾つかの占技（思想を含む。）について学びます。
今回は、人間の「運命」というものを深く考察する為の思考や技術を多く扱います。
さて、さる命学教室は、基礎理論（陰陽説・五行説・暦術思考）の講義内容にはとても自信を持っています。勿論、それのみではなく、占技、応用技術についても、他の学校の追随を許さない、正確なデータ（数字）に基づく非常に高度な講義を行っていますので、是非、他の学校（講座）と比較して頂きたいと思います。
さる命学教室（星組）は、日本一の算命学教室を「自認」していますが、それが事実なのか、過大評価なのか、是非、ご自身で確かめて頂きたいと思います。
この講座の位置づけ（中級課程）
さる命学教室の中級課程は、全１０回のブートキャンプで、６３コマの講義を行っています。
この講座（中級７運命：１１７～１２２の６コマ）は、その第７回目で、引き続き、プロが現場で使う様々な応用占技（比較的高度な思想・技術）について学びます。
今回は「運命」と銘打っていますが、前段は運命・人格・運格について学び、後段は算命学の中でも「奥義」と呼ばれる占技（思想を含む。）について、詳しく学んでいきます。
株式会社さる山さる子では、様々なテーマで「算命学ブートキャンプ」、その他の講座を開講しています。ご興味がある方は、こちらをご覧下さい。
｢算命学ブートキャンプ中級７ 運命」要領
１ 目的
２日間という短期間で、運格、干合による守護神の変化、行動特色占技、運命の条件と環境の条件、回転帰結法、算命学心論、真理置換技法、算命学運命模型作成法等を集中的に学ぶ。
２ 日程及び講義スケジュール
日程は、こちらをご覧下さい
１日目
10:30～12:00 『運格』
12:00～13:30 昼食・休憩
13:30～15:00 『運格と守護神』
15:00～15:15 休 憩
15:15～16:45 『運命の条件と環境の条件』
２日目
10:30～12:00 『回転帰結法と心論』
12:00～13:30 昼食・休憩
13:30～15:00 『真理置換技法』
15:00～15:15 休 憩
15:15～16:45 『算命学運命模型』
16:45～17:00 休 憩
17:00～18:30 『運命模型実習（希望者のみ）』
18:30～ 希望者のみ懇親会（会費は４０００円程度）
※時間はあくまで目安です。質問等の状況により、変動する事があります。
３ 会 場
神奈川県相模原市南区
小田急相模原駅徒歩２分程の場所（新宿駅から４０分程です。）
詳細は、参加確定後にお知らせします。
※オンラインで受講する事も出来ます。
オンライン講義は、会場で受講されるのと遜色ありません。
講義中、講師に対してリアルタイムでの質疑応答が可能です。
４ 募集人数
会 場：６名
オンライン：無制限
＊申込者が４名に満たない回は、中止になる場合があります。
５ 参加費
実習を希望する方 ５５，０００円（税込）
実習を希望しない方 ５０，６００円（税込）
※ 参加費には、教材費も含まれますが、懇親会の会費、交通費、宿泊費、食事代等、参加するに当たって必要となる費用は含まれていません。
※ オンライン受講の方は、資料の配布料として、５００円（税込）の加算となります。
また、会場に来られる方で、資料の事前配付を希望される方も、５００円（税込）で承ります。
※ 参加費は、事前にお振り込み頂きます（振込手数料はご負担下さい。）。
詳細は、お申し込み頂いた後にお知らせします。
※ 参加費お支払い後のキャンセルには、規定のキャンセル料を頂きます。
詳細は、お申し込み頂いた後にお知らせします。
６ その他
(1) 遠方の方は、会場周辺にある宿泊施設のご利用をお勧めします。
(2) 陰陽五行説、算命学の基礎を学びたい方は、どなたでも（他の教室・学校等に通われていても）ご参加頂けます。
(3) お振込確認後、２週間以内に資料を発送します。資料の落丁など不具合があった場合は、弊社の送料負担において交換致します。
(4) ご不明な点が御座いましたら、メール、又は、電話にて、お問合わせ下さい。
７ お申込
１週間前までに、メールもしくは、お電話にてお申し込み下さい。
感想（アンケート結果）
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ご注意
講義の録音・録画は禁止です。
会場は禁煙です。
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