辛亥(しんがい)の日(冬の宝玉)。今日は、磨かれた小刀が樹木を剪定する姿。不要なものを取り除き、状況を整えて行く日。皆の協力と正しい情報を得ることが大切な日。
甲木:真剣になる日。
乙木:技術を磨く日。
丙火:方向転換する日。
丁火:注目を集める日。
戊土:感情が高ぶる日。
己土:間を取り持つ日。
庚金:平和を願う日。
辛金:自分を磨く日。
壬水:物を見極める日。
癸水:現状を変える日。
※コメントを入れたい方は、更新日をクリックしてください。
辛亥(しんがい)の日(冬の宝玉)。今日は、磨かれた小刀が樹木を剪定する姿。不要なものを取り除き、状況を整えて行く日。皆の協力と正しい情報を得ることが大切な日。
甲木:真剣になる日。
乙木:技術を磨く日。
丙火:方向転換する日。
丁火:注目を集める日。
戊土:感情が高ぶる日。
己土:間を取り持つ日。
庚金:平和を願う日。
辛金:自分を磨く日。
壬水:物を見極める日。
癸水:現状を変える日。
今月と来月は、戌亥天冲殺のみなさんの月運天冲殺です。
こちらで、ご自身の天冲殺等が調べられます。
感情的になりやすい人、寂しがり屋さん、迷い易い人、そして家族愛が強い人、調子のいい人などは特に注意が必要です。
今月、気をつけて頂きたいことをお伝えしようと思います。
ご自身の命式(陰占)の年支の部分を見て下さい。
簡単に言うと、生まれ年の干支(えと)です。
※丑と未、辰と戌は、同じ性質のためそれぞれ同じ内容になります。
(注・算命学では、年の始まりが立春となりますので、その年の節分までに生まれた人は、前の年の干支になります。)
子年生まれの人
仕事において情と理性との板挟みになりやすく、精神の葛藤が生まれ前に進む力が失われる月になります。
他人の言葉に左右されやすく、それにより行動した結果今まで保たれていたものが壊れるといった現象が起きてきます。
今月は淡々と自分のペースを守ることが、とても大切なときです。
丑年生まれ、未年生まれの人
他人のとばっちりを受けたり、不当に損害を受けやすいときです。
自分自身に全く身に覚えが無いのに誹謗中傷を受けたことで、それに対し反発したり避けようとすると、ますます置かれた立場が危うくなります。
この時期は何があっても黙し、天冲殺の期間を抜けてから反論をすることをお勧めします。
寅年生まれの人
今までの状態を保つことが出来なくなり、物事が変化したり、方向転換が起きやすくなります。変化したことにより、何か新しいことを始めたり変化を恐れて無理に継続させようとすると、大きくバランスを崩すことになります。
なので、この時期は物事が終わりを迎えてもそれを追わず、そして何かを新しく始めないことが大切です。
卯年生まれの人
意気投合する仲間や、仕事など、進行中の物事について、協力者が現れるようになります。そして、その仲間とともに何かを始めようとするのですが、その結果バランスを崩し、思うように物事が運ばなくなります。
この時期、自ら動くこと無く、どんなに期待を持ったとしてもそれを追わず、何かを新しく始めないことが大切です。
辰年生まれ、戌年生まれの人
自分の周りで争いごとが起こり、それに伴い物事が進まないという状況が起こりやすくなります。
その争いのきっかけは自分自身が起こすことになります。
自分は良かれと思って他人に話したことが元となり、他人同士が争いを始めます。
組織や集団の中に身を置く人は、「口は禍のもと」をしっかりと命じて頂きたいと思います。
巳年生まれの人
人から助けられやすくなり、その人の影響を受けた結果、仕事や人生の目的を見失い、大変迷いやすい月になります。
この時期は周囲に何を言われても迷いが生まれても、今迄の目的を変更せず、進む道を変えないことがとても大切なときです。
午年生まれの人
伝統的なもの長く続いたものを、受け継いでいる人に現象としては現れやすいです。
今迄続けてきたものよりも新しいものに価値を感じやすい時期になります。これは、忍耐力が欠け、何かを諦めやすいという時期だと言えるので、この時期は今迄のものを決して手放さないようにして下さいね。
申年生まれの人
自分を強く押し出していこうとすることで、目上と決裂したり経済的な損害を招く恐れがあります。
仕事上の関係であるにも拘わらず私的なことまで立ち入りすぎ、相手からは礼儀知らずと受け取られ、関係が終わりそれが仕事にも影響を及ぼします。
この時期は控え目に振る舞うことが大切です。
酉年生まれの人
ご家族で仕事を一緒にしていたり家族の結束が固い人達ほど、注意が必要な月です。
必要以上に家族を自分に引き付けようとする行動にでやすく、そうした行為が何かを進めようとしたときに上手くことが運ばなくなります。
ですので、今月は努めて理性的に振る舞い、家族と一緒に仕事をしないことをお勧めします。
亥年生まれの人
会社員や仲間に囲まれている人達ほど、現象が激しく現れることになります。
視野が狭くなり周りの状況に応じた行動が出来にくく、積極的に動いても空回りし、場合によっては周りの人達に損害を与える恐れが出て来ます。
今月は、視野が狭くなっているということを自覚して、多くの人と関わらないようにして下さい。
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
月占いは、さる命学教室の生徒さん達に、ローテーションで文章を担当していただいています。
今月は、『玉山楓』さんです。
基本性質をお知りになりたい方は『基本性質早見表』をご覧下さい 。
今月は、秋が深まり大木が余分な葉を落として厳しい冬に備えるように、自分にとって本当に大切なものとそうでないものを見極める時期となります。
また、自分や身近な人など、大切なものを守るための準備や備えに意識が向くでしょう。そしてそれは、手堅く用心深く行われるようです。あるいは、人によっては、行動よりも「覚悟を決める」というような、心の変化が起きるでしょう。
尚、守備に気持ちや行動が傾きすぎて、自分たちだけが良ければよい、という風潮になっていくと、社会の秩序が失われていき混乱を招いてしまうかもしれません。そのため、過剰防衛とならないために、信頼できる情報をしっかり選ぶことが大切です。あふれるデータや情報の中から、いかに上質のものをキャッチできるか、さらに、自分から発信する際も、周りを翻弄するような、あやふやな言動は避けるなど、慎重さも必要になってきます。
今月は、信頼できる関係性(対人や情報など)がカギとなります。そのため、感情に流されずに、また、礼儀に沿った行動を、頭の片隅においておくと良さそうですよ。
今月の甲木さんは、守備力が高まります。そして、守りたいものは、自分や家族、立場や居場所など様々なものが考えられるようです。しかし、守ろうとする余り、とても用心深くなり、積極的な行動が少なくなるでしょう。それでも、ゆっくりとですが着実に、自分の道を一歩一歩歩んでいけます。
ですが、精神的に未熟な人は、独りよがりになりやすいので、あせらないようにしてくださいね。加えて、頑固さも出てきますが、人当たりが良く控えめなので、人とぶつかることは避けられそうです。
上記の全体運でもお伝えしましたが、特に今月の甲木さんは、本物の情報を選びとり、また自らも信頼できる情報を発信するように心掛けてくださいね。また、何かを守ろうと肩に力が入りがちなので、おおらかな気持ちで過ごすと良いでしょう。
今月の乙木さんは、自分が中心になって仲間を集めていくでしょう。その方法は、自分の思いを率直に伝えて、相手の気持ちに訴える手段をとっていきます。そして、怖いもの知らずのところがあり、どんどん前に進んで仲間を増やしていきますが、後退は苦手なため、行き過ぎには気をつけてくださいね。
また、仲間や集団の中にいても、自分の気になる物事を一人で探求していくようです。そのため、周りからは変わった人と見られますが、集団よりも単独で行った方が力を発揮しやすいのも事実です。
今月は、人を集めるのが得意なので、集まったメンバーと信頼関係を築き、さらに目的を持って行動するのがおすすめですよ。
今月の丙火さんは、知的好奇心にあふれていて、知りたいという欲求をストレートに出していくでしょう。そして、体験を通して得たもの(知識だったり技術だったり)を使って、物事を変えて行こうとするようです。それを繰り返していくことで、いつの間にか幅広い学びになっています。
ですが、その方法だとエネルギーの分散となり、器用貧乏や不完全燃焼になりやすいようです。そのため、何かにチャレンジする、現状からより良いものに変えようとする、何かを創り出そうとするなど、選択肢は様々ですが、欲張らずに一つの事に集中した方が完全燃焼でき、実を結びそうです。
また、今月は、道を切り拓き、物事を探求できる時期でもあるため、目的や目標を持って取り組むとより効果的ですよ。
今月の丁火さんは、「学び、活かし、伝える」を実践できそうです。伝統的なものに心惹かれ、また、学びの星が巡っていて、学習に適した時期となります。
そして、習得したものを日常で使いながら磨き上げていき、知恵として長く残るように、伝えていくセンスと能力を持っています。例えば、古くからある民族の知恵を学び、普段の生活で活用しながら洗練させていく。さらにそれを後世に残るように引き継いでいく、というイメージです。
その際、伝える相手としては、祖父母なら孫世代へ、孫世代からなら祖父母へなど、年齢差があったり、立場の遠い人たちへの方が、スムーズに伝達できるようです。 加えて、穏やかで物腰も柔らかいので、相手にも受け入れてもらいやすいでしょう。それらは、前提として、信頼関係があってこそ成り立つものなので、マナーや礼儀を守って行うことが大切です。
今月の戊土さんは、感情のままストレートに何かを攻撃するかもしれません。その攻撃は、計画性に乏しく、真正面からぶつかっていくので、強力なものとはならないようです。それはもしかすると、現状をよくしたいがための行動かもしれませんが、状況に応じて退く事ができない不器用なものとなるでしょう。
一方で、内面には繊細な神経を持っていて、行動と心がアンバランスになりやすく、周りからの理解も得られにくいようです。そのため、相手に自分の意思がうまく伝わらない時は、間にワンクッション(第三者やシステム等を)入れて、間接的にした方が意外とスムーズに伝わりそうですよ。
今月は、自分がそうしたいからと感情的に動かずに、何のためにそうするのかと、目的を明確にすると良いでしょう。そうすることで立ち止まり、タイミングを見極めて動けるようになります。
今月の己土さんは、自分のプライドを素直に表します。理性によって抑えることなく、人より優位に立とうとしがちなため、周りからは気位やプライドの高い人と見られるようです。ですが、人当たりがよく、物静かなので、争いごとにはなりにくいでしょう。
けれども、思うように優位性が保てない環境だと、不満が溜まってしまいます。そして、自己満足のためだけに、感情に流された結果を考えない行動に走ってしまうかもしれません。また、その行動により、結果は別として、自分でも意図せず周りを変化させたり、何かの原因を作る可能性がありそうです。
今月は、自分の感性を大事にしながらも、飾らずにありのままの自分を見せた方が、心もほぐれて心身共に健全に過ごせるでしょう。
今月の庚金さんは、裏表のない愛情表現をするでしょう。それは、自分の中にある、人に何かをしてあげたいという気持ちや愛情を、細工やアレンジすることなく素直にストレートに外側に出していきます。
そして、その愛情や奉仕の心を自分で調節するのが苦手なので、時や場所などTPOに応じて、変えることはなく、常に同じ方法や手段で伝えていくのです。それは、周りの人達からすると、公平で分け隔てのない愛情や奉仕と感じるでしょう。
一方で、世渡りには不器用な面がありますが、コツコツと努力を重ねられるため、周囲からは信頼を寄せられるでしょう。加えて、物腰や人当たりも柔らかいため、好感を持たれやすいようです。また、本来は一人での行動を好みますが、集団の中でも上手くやっていくことができます。今月は、得られた信用に報いる行動が、良い流れを生むでしょう。
今月の辛金さんは、家庭第一主義です。とても身内を大事にして、家族のために何かをしてあげたいと思うでしょう。また、何かをコツコツと積み重ねたり、準備をしていくのに適した時期でもあります。例えば、子供のための教育資金の積み立てを始めたり、夫婦の老後用のお金を準備し始める人もいるでしょう。
そしてそれは、長い時間をかけて、一定のペースで着実に蓄積されるので、振り返ると相当な大きさになるようです。中には、何かのコレクションや、集めることに喜びを見出す人もいます。そしてまた、他人や集団の中でもうまくやっていきますが、本音は見せないでしょう。
今月は、準備や蓄えるのを得手としますが、こだわり過ぎずに、おおらかに自然体で過ごすのがおすすめです。また、蓄えるばかりでなく、時が来たら潔く手放す勇気も大切ですよ。
今月の壬水さんは、身近なところで楽しみを見つけるようです。その楽しみをのんびりと続けていくうちに、幹から枝葉が伸びる様に、楽しみが拡がっていくでしょう。周りの人に寛大なので、その姿は一見、さわやかな人に見られそうですが、実は内面には繊細な心と、前向きな粘り強さを秘めています。
さらに今月は、人に何かを伝えたいという思いが強くなるので、未来に向けて、何か明るい希望になるようなものを発信できるかもしれません。その行為は無欲で行われるので、ゆっくりですが徐々に人々からの信頼を得られるようです。伝える内容をより質の高いものにするために、必要なことを学び、知識や知恵を吸収していくことも大切になります。
今月の癸水さんは、繊細な感性からくる発想を深めていきます。インドア派で人と会うことも少なく、積極な行動はしません。加えて、お金や立場などにも頓着せず、現実的な感覚に欠けているところがあります。ですが、控えめで物腰が柔らかなので、敵を作ることもないようです。
そしてその思考は、金銭や地位が絡まない、学芸や宗教など無形の分野で大いに発揮できそうです。いわゆる哲学者の世界のようなものであり、世の中の真理にせまっていくのかもしれません。そのようなものを、周りの人々にすんなり理解してもらうのは難しいでしょう。
そのため、何かを伝えたい時は、年齢や世代の離れた人たち、立場が遠い人たちへアプローチした方が、受け入れてもらいやすいようです。さらに、感性だけに頼らず、裏付けとなる知識や根拠を探り、学んでいくことも大切ですよ。
(玉山楓)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
株式会社さる山さる子では、コロナ禍以前より、年2回のペースで、算命学懇親会を開催してきました。前回は、2024(令和6)年6月に開催しましたが、ありがたい事に大盛況でした。
という事で、今回も楽しみです。
開催日時は12月7日(土)18:00~21:00、場所は小田急相模原駅付近の居酒屋(店舗禁煙)、会費は5,500円です。
詳細は、下欄「算命学懇親会実施要領」をご覧下さい。
算命学懇親会は、流派を超えて、算命学を教えている人、学んでいる人、学びたい人、仕事に使っている人(占者)、算命学に興味がある人が集まり、気軽に情報交換をする場を作る事を目的として、開催される様になりました。
それ以外にも、実は算命学には「誤り」や「練りが甘い」所が結構あって、それを修正し、或いは、時代と社会の変化に対応出来る様に練り上げていくに当たって、算命学と様々な形で関わっている人に集まって頂き、話(意見)を伺いたい(さる山隊長が)という目的があります。
更に、昨今は「占い」がブームとなり、又、占い業界への参入障壁が著しく低い事もあって、有象無象の占い師・占いの講師が増えた結果、経営が苦しくなっている方も多いと思いますが、算命学をどの様にお金に換えていくのか、即ち、算命学を事業として捉え、それをどの様に維持・発展させていくのかについて、共に知恵を出し合い、語らうという事も目的の一つです。
この様な事が出来るのは、株式会社さる山さる子が、後発でありながら業界においてそれなりの地位を築いている(自分の事ばかりでなく、算命学業界全体の事を考える視点を持たなければならない)から、又、講師の隊長に「師」がおらず(流派や派閥に縛られない)、その本業が経営コンサルタントであるからです。
算命学懇親会の開催目的は、前に述べたとおりですが、店舗(整体占いさる山さる子町田店)のお客さんも参加される為、又、さる命学教室の受講者の参加も多い為、回を重ねる毎に、只の宴会になりつつあります。
算命学について熱く語りたい、情報の収集をしたいという方も大歓迎ですが、酒でも飲んでゆる~く過ごしたいという方も大歓迎です。
勿論、今迄さる山と接点のない方も、大歓迎です。実際、初めましての方が毎回来られます。きっと、算命学を学ぶ者同士の横の繋がりが出来たり、他の学校や占者がどんな感じなのかに触れたり、算命学に関する新しい情報を仕入れたりする事が出来ると思います。
又、さる山さる子の算命学命式算出ソフト、略して「さる命学ソフト」について、(使い方など)何かご質問がある方も、こういう機会をご利用頂ければと思います。
更に、日本一の算命学教室を自認する、さる命学教室の講師『隊長』がどんなキャラクターなのか、講師としてどの程度の実力なのか見てみたいという方も大歓迎です。
毎回、集めた会費の残額を次回のビンゴゲームの景品にしています。前回は、会費を少し安くした為、ギリギリの会計となりました。という事で、今回はそれ程豪華な景品は出ませんが、何とか頑張りたいと思います。
尤も、参加人数が少ない場合は、カッコ付かないので、ビンゴゲームは止めて、別の企画を考えたいと思います。
参加を検討して下さっている方からすれば、仕事や他の予定との兼ね合いもあり、暫く先の予定など、分からないし、中々入れられないので、ギリギリになって、予定がはっきりしてから申し込みたいと思うのが当然です。
しかし、店舗(居酒屋)を予約しているので、なるべく早く参加者を確定したいというのが、幹事(弊社)の都合です。尚、参加確定後にキャンセルをされると、予約を入れている店舗(居酒屋)に大変なご迷惑となりますので、安易なお申込はお控え下さい。
又、今回はTV(突然ですが、占ってもいいですか?)で紹介された事もあり、それがどう影響するのか、全く読めません。
以上の事から、参加出来る!+参加したい!という方は、なるべく早くお申込を頂きたいと思います。お申込方法については、次欄をご覧下さい。
日 時:2024(令和6)年12月7日 18:00~21:00(中締め)
場 所:小田急相模原駅徒歩3分以内の居酒屋(店舗禁煙)
資 格:算命学に関わる方、算命学に興味のある方
会 費:5,500円
申 込:11月30日(金)12:00迄に「必ず」メールフォームにて、お申し込み下さい。
注 意:会場の都合(キャパシティー)により、早期に〆切となる場合もありますので、絶対参加したい!という方は、お早めにお申し込み下さい。
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
今月は、申酉天冲殺のみなさんの月運天冲殺です。
こちらで、ご自身の天冲殺等が調べられます。
感情的になりやすい人、寂しがり屋さん、迷い易い人、そして家族愛が強い人、調子のいい人などは特に注意が必要です。
今月、気をつけて頂きたいことをお伝えしようと思います。
ご自身の命式(陰占)の年支の部分を見て下さい。
簡単に言うと、生まれ年の干支(えと)です。
※丑と未、辰と戌は、同じ性質のためそれぞれ同じ内容になります。
(注・算命学では、年の始まりが立春となりますので、その年の節分までに生まれた人は、前の年の干支になります。)
子年生まれの人
今までの状態を保つことが出来なくなり、物事が変化したり、方向転換が起きやすくなります。変化したことにより、何か新しいことを始めたり変化を恐れて無理に継続させようとすると、大きくバランスを崩すことになります。
なので、この時期は物事が終わりを迎えてもそれを追わず、そして何かを新しく始めないことが大切です。
丑年生まれ、未年生まれの人
自分を強く押し出していこうとすることで、目上と決裂したり経済的な損害を招く恐れがあります。
仕事上の関係であるにも拘わらず私的なことまで立ち入りすぎ、相手からは礼儀知らずと受け取られ、関係が終わりそれが仕事にも影響を及ぼします。
この時期は控え目に振る舞うことが大切です。
寅年生まれの人
伝統的なもの長く続いたものを、受け継いでいる人に現象としては現れやすいです。
今迄続けてきたものよりも新しいものに価値を感じやすい時期になります。これは、忍耐力が欠け、何かを諦めやすいという時期だと言えるので、この時期は今迄のものを決して手放さないようにして下さいね。
卯年生まれの人
人から助けられやすくなり、その人の影響を受けた結果、仕事や人生の目的を見失い、大変迷いやすい月になります。
この時期は周囲に何を言われても迷いが生まれても、今迄の目的を変更せず、進む道を変えないことがとても大切なときです。
辰年生まれ、戌年生まれの人
ご家族で仕事を一緒にしていたり家族の結束が固い人達ほど、注意が必要な月です。
必要以上に家族を自分に引き付けようとする行動にでやすく、そうした行為が何かを進めようとしたときに上手くことが運ばなくなります。
ですので、今月は努めて理性的に振る舞い、家族と一緒に仕事をしないことをお勧めします。
巳年生まれの人
他人のとばっちりを受けたり、不当に損害を受けやすいときです。
自分自身に全く身に覚えが無いのに誹謗中傷を受けたことで、それに対し反発したり避けようとすると、ますます置かれた立場が危うくなります。
この時期は何があっても黙し、天冲殺の期間を抜けてから反論をすることをお勧めします。
午年生まれの人
自分の周りで争いごとが起こり、それに伴い物事が進まないという状況が起こりやすくなります。
その争いのきっかけは自分自身が起こすことになります。
自分は良かれと思って他人に話したことが元となり、他人同士が争いを始めます。
組織や集団の中に身を置く人は、「口は禍のもと」をしっかりと命じて頂きたいと思います。
申年生まれの人
仕事において情と理性との板挟みになりやすく、精神の葛藤が生まれ前に進む力が失われる月になります。
他人の言葉に左右されやすく、それにより行動した結果今まで保たれていたものが壊れるといった現象が起きてきます。
今月は淡々と自分のペースを守ることが、とても大切なときです。
酉年生まれの人
会社員や仲間に囲まれている人達ほど、現象が激しく現れることになります。
視野が狭くなり周りの状況に応じた行動が出来にくく、積極的に動いても空回りし、場合によっては周りの人達に損害を与える恐れが出て来ます。
今月は、視野が狭くなっているということを自覚して、多くの人と関わらないようにして下さい。
亥年生まれの人
意気投合する仲間や、仕事など、進行中の物事について、協力者が現れるようになります。そして、その仲間とともに何かを始めようとするのですが、その結果バランスを崩し、思うように物事が運ばなくなります。
この時期、自ら動くこと無く、どんなに期待を持ったとしてもそれを追わず、何かを新しく始めないことが大切です。
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
月占いは、さる命学教室の生徒さん達に、ローテーションで文章を担当していただいています。
今月は、『bodoko』さんです。
基本性質をお知りになりたい方は『基本性質早見表』をご覧下さい 。
これまで変化が続いてきましたが、今月は落ち着きが見られます。人々は冷静さを取り戻し、正直に手堅く物事を進めていく時期です。
大切にしたいのは、学んだことを生かして、何かを変えたり、新しいものを創造したりすること。現実的な生き方よりも、精神的な生き方を求めた方がうまくいきそうです。
とはいえ、二極化が進む昨今、お金に不安がある方も多いのではないでしょうか。そうであれば、直接お金を求めるのではなく、お金の霊魂を呼び寄せるように行動してみましょう。例えば、人の役に立つことをして喜んでもらい、信用を得ることで、ゆくゆくはお金につながる、そんなイメージです。
もちろん、このやり方は、すぐに効果が出るわけではありませんが、なかなか結果が出なくても焦ることなく平常心を保てるでしょう。
なお、今月は、理性や知性が必要以上に強く働いてバランスを欠く恐れがあるので、物事を行う際には、自分が直接手を出すのではなく、間接的に行うのがおすすめです。ちょうど物を頼むのが上手な時期なので、人にお願いするのも良いですね。年の離れた相手に依頼すると、よりスムーズに引き受けてもらえるかもしれません。
今月の甲木さんは、時の流れに合わせてうまく進んでいきます。10年単位の長期的な視野には欠けるものの、今日・明日という短期的な未来を見通す目は確か。つい進みすぎそうになる場面でも、視野の広さや優れたバランス感覚を発揮して、うまくやり過ごすでしょう。周囲と歩調を合わせて進むので、集団でも単独でも、自分の好きなように生き方を選ぶことができます。
なお、この時期に甲木さんが静かに、じっくりと取り組んでいるものは、周囲の人には理解が難しく、説明してもわかってもらえないでしょう。その価値が評価されるのには、まだまだ時間がかかりそうです。
今月のキーパーソンは、「目下の人」。部下や後輩、子どもなどを大事にすることで、自分も幸せになれるでしょう。
今月の乙木さんは、観察力が増しています。普通の人であれば気づかないような隠れている部分まで見ることができ、かつ、それを変えていくことができるでしょう。その能力を活かして、人や物事にうまく対応し、他人を自分のペースに巻き込めるのですが、自分が表に立つことは望みません。誰かの参謀・補佐役として力を発揮しそうです。
また、何か新しいことに挑戦するときも、一人では行わず、仲間を作って取り組もうとします。仲間を誘うにあたっては、論理的に説得しようとしたり、心理学的テクニックを駆使したりすることはありません。「君が参加してくれたら、もっと楽しくなると思う。一緒にやらない?」というように、ただ率直に相手の心情に訴え掛けるでしょう。
今月は、忙しく動き回る月になりそうですが、心の中は落ち着いていて、疲れもそれほど溜まらないはず。それでも、余裕がなくなったり迷ったりしたときは、「焦らず、自分らしく自然体」を意識して、リラックスしてみてくださいね。
今月の丙火さんは、芸術やクリエイティブな分野で、「知りたい!」「変化させたい!」という思いが強くなるようです。何か大きな夢があって、そのために知識を身につけ、物事を変えていこうとしているのかもしれません。目的を達成するまでは、途中で諦めたり、挫折したりすることはありません。たとえ他人に理解されなくても、少しも気にすることなくひたむきに努力を続け、最後までやり通すでしょう。
今月の丙火さんはバランスが取れているので、何か問題が起こったとしても、それほど大きな問題には発展しにくいはずですが、もし、ちょっと疲れたと感じるようなことがあれば、美味しいものを食べてリフレッシュするのがおすすめです。
「おしゃれで爽やかな人格者」。それが、今月の丁火さんのイメージです。理知的で、かつ、行動力も兼ね備えていて、何事にも真面目に取り組みます。人と人を争わせる一方で、争いを鎮める才も出てくるので、周りから頼られ、調停・仲裁をお願いされたりするかもしれません。
また、今月は「伝統を守ろう、そしてそれを後世に伝えていこう」という考えが強く湧いてくる時期でもあります。後輩や部下、孫など、年の離れた相手には、特に無理なく、自然な形で伝えることができそうです。
今月の丁火さんはバランスが取れているので、何か問題が起こったとしても、それほど深刻な事態にはならないでしょう。人がホッとするような安心できる存在であるよう、心がけてみてください。
今月の戊土さんは、ものすごく行動力があります。それが、良い方向に発揮されることもあれば、「力強く強気で行動して、ついやりすぎてしまった」とか、「その場の雰囲気に飲まれて、だまされてしまった」など、悪い結果につながるおそれもあります。普段よりも視野が狭まり、後先考えずに行動しがちですので、注意が必要です。他人の言うことを鵜呑みにせず、自分の目で真実を見極めようとする意識を持ちましょう。
また、この時期の戊土さんは、特に家庭を大切にします。善でも悪でも分け隔てなく受け入れる心の広さを持ち合わせているので、結婚しているなら、配偶者に逆らうことはなく、素直に言うことを聞きそうです。夫や妻から頼み事をされると、「いいよ」と快く応じるのかもしれませんね。
今月の己土さんは、真面目で気品もあり、社会にうまく適応できるのですが、行動力はあまりないようです。ですから、一人で何役もこなさなければならないスタートアップのような小さな組織では、それほど活躍が期待できません。一方、官僚や大企業の社員などのように、大きな組織の中に身を置けば、本人の器量と努力次第で、実直な実務家として頭角を現すかもしれません。
なお、周囲の人々への愛情や思いやりを持っているにもかかわらず、プライドが高く冷たい人と見られがちです。他の人が己土さんの真の姿に気づくには、もう少し時間がかかりそうです。
今月、運を整えるためにおすすめなのが「古いもの」。ビンテージショップを覗くとか、歴史あるものを鑑賞するなど、古いものに触れる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
今月の庚金さんは、誰にでも分け隔てなく優しく接して、人に好かれます。ですが、その一方で、急に感情を爆発させることもありそうです。これは、突然人が変わったわけでも、何かの逆鱗に触れたわけでもなく、これまで長い時間をかけて心の中に蓄積されてきた寂しさや悔しさが一気にあふれ出しただけです。周囲の人は、いきなり怒りだした庚金さんを見て、戸惑い驚くかもしれません。
また、この時期、組織を作ったり、運営したりするのも上手ですが、一般の人々と手を取り合って進みたいという気持ちが強いため、政治的な活動はしないでしょう。
なお、今月は、庚金さんが持つ独特な感性を、経済活動に活かせる時期でもあります。自分の力を信じて行動することで、よりスムーズに物事が運ぶはず。厳しい世の中を生き抜くために、うまく使ってくださいね。
今月の辛金さんは、地道にコツコツと、目の前のことに力を尽くすようです。内面と外面のバランスが取れたこの落ち着いた生き方は、一つの理想型と言えます。ただ、この特徴が極端に出ると、「大事なのは家族だけ。他の人には関心がない」などと考えることもあるでしょう。
なお、今の時期は、静かなもの、知的なものに惹かれるから、「読書の秋」や「芸術の秋」を楽しむ人も多そうです。また、何かを集めたり、まとめたり、そこから何か新しいものを創り出すようなことにも魅力を感じやすいので、何かをコレクションしたり、DIYにハマったりする人もいるかもしれませんね。
今月、意識したいのは「裏表のない柔軟な思考」です。これを意識して事にあたると、物事がスムーズに進みやすくなるでしょう。
今月の壬水さんには、新しい仲間や友人ができるようです。初対面ですぐに距離を縮めることはせず、時間をかけてゆっくり仲を深めていきます。特に、年下の人と仲良くなりそうです。もしかしたら、年下の恋人ができる人がいるかもしれません!
また、今月は、仕事モードとプライベートモードで、行動がまったく違います。趣味を楽しむときにはのんびりしているのですが、仕事のときには別人のようにテキパキと働きます。
なお、一つのことを掘り下げるのが得意な時期ではあるのですが、細かいことを長く続けると、肉体を病むことになりやすいのでご注意ください。
今月大切にしたいのは、「思いやり」。人のことを考えて行動すると、成果が出やすいでしょう。
今月の癸水さんは、集団行動がちょっと苦手。他人との交流を避け、自分の殻に閉じ籠もりたがるようです。ただ、この時期の癸水さんは、純粋でかわいげがあるので、「あいつらしいな」と許してもらえるでしょう。
また、自分ならではの将来の夢や独特の感性は、概して他の人に理解してもらうのは難しいのですが、この時期にはユニークな考えとしてみんなに受け入れられそうです。知識欲旺盛な人のなかには、優秀な研究者として、非常に強い個性を発揮する人もいるかもしれません。
なお、この時期の癸水さんは、「こうしたい」と思うことがあっても、ストレートに意思表示をすることはないでしょう。例えば、他人の意見を借りて、自分の意見を主張するような方法をとりそうです。「あの人がそうした方がいいと言ってたよ。いい意見だと思った」などと発言するイメージです。
今月は、定期貯金を始めたり、コツコツ学び始めたりすると、将来大いに役立ちそうです。
(bodoko)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
9月5日(木)19:00~、算命学の概要をざっくり学ぶ講座『花組』の新規クラスがスタートします。
ざっくり学ぶといっても、元になっているのは星組のカリキュラムなので、それなりの密度はあり、毎回実習を通して自分の命式を読み解き、算命学と自分への理解を深めて行きます。
資料を送る関係で、Zoomでの受講は締め切りましたが、現地受講にはまだ空きがあり、資料も当日受け取れるので、現地のお申込はギリギリまで承ることができます。
お近くの方は、ぜひ、学んでみて下さい。
お申込をお待ちしております。
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
今回は、夢占い(夢鑑定・夢解き)と算命学というテーマで記事を書いてみたいと思います。
最近、「占い」について、色々と調べているのですが、中にはこれって「占い」なの?と疑問に思う様なものも多く、特に、スピリチュアルや霊感等が出て来ると、私(さる山隊長)には全く馴染みがありません。
そんな中、夢占い(夢鑑定・夢解き)というものを見付けたので、それをテーマに記事を書いてみようと思った訳です。
「夢占い」とは、見た夢の内容によって、その人物の現在の状態や未来、吉凶等を推察しようとする占術で、「夢鑑定」とか、「夢解き」とも言われます。
「夢占い」といって直ぐ思い出すのは、一富士二鷹三茄子で、これは縁起の良い夢を並べたものです。
そして、次に思い浮かぶのは、中学校の古典の授業で習った吉備真備の物語「夢買ふ人の事」(『宇治拾遺物語』)でしょうか。
忘れてしまった人の為に、簡単に解説しておきましょう。
吉備真備という人が若い頃、夢を見たので、夢解きの女性の元を訪れ、その夢を鑑定して貰った。その後、その女性と雑談をしていると、国守の長男がやって来て、同じ様に夢を鑑定して貰っていたが、それは、とても良い夢で、大臣に迄出世するとの判定だった。
その様子を盗み見た吉備真備は、夢解きの女性に「その夢を取らせ給え」と持ち掛け(脅し?)、その夢を取る事に成功する。やがて、吉備真備は本当に右大臣に出世した。
吉備真備が生まれたのは西暦695年で、亡くなったのは775年の事ですが、この時代には、夢解きという人がいて(職業があって)、「夢占い」が行われていたのだろうと思います。
算命学は、古代中国で生まれた陰陽説・五行説から発展した思想・哲学で、それを土台として、状況を分析したり、未来を推察したりするのが、「算命学の占い」です。
算命学は、その前身である陰陽説・五行説の成立時期から数えれば、三千年以上の歴史がありますが、日本に伝わったのは、伝承者が中国共産党から逃れ、日本に亡命した第二次世界大戦後の事です。
これに対し、夢占い(夢解き、夢告)は、『宇治拾遺物語』や『蜻蛉日記』にも記載がある様に、西暦700年代には、既に日本に存在していた訳で、歴史ある日本の占いと言えます。
しかし、「現代の占い」としては、「夢占い」は、あまり用いられていない様に思います。これは、この記事を書く前に、600人以上の占い師のWebサイトを見て、それぞれどの様な占術を使用しているのかを調べたのですが、「夢占い」を用いる占者は殆どいなかった事を根拠とする私の見解です。
算命学は命術であるから、「占い」をするに当たっては、生年月日(誕生日)を使用します。尤も、生年月日と言っても、現代の日本人が日常的に用いる和暦(令和6年8月9日)や西暦(2024年8月9日)によって表したものではなく、干支(甲辰年壬申月乙巳日)を使用します。
これに対し、夢占いとは、その人物(占いの主体となる人物)が見た夢を基準とします。具体的に、どの様に聞き取り、何を基準に、どんな判定・推察をするのかは、私には知識が無いので分かりません。
これ以外にも、色々と相違点や共通点があるとは思うのですが、夢占いについては、私も学んだ事が無く、情報が少ないので、何とも浅い記事となってしまいました(苦笑)。
人間は寝ないと生きていけないので、必ず寝る訳ですが、多くの場合、寝れば夢を見ます。もしかしたら、その夢を研究すると(勿論、科学的に!)、色々な事が分かるかも知れません。昔の人が、夢を元に占いをしたのは、当然なのだろうと思います。
さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」には、幾つかのコースがあって、中には、プロを目指すのではなく、「占い」(算命学)の概要を簡単に、楽しく学ぶ(実習主体の)クラスもあります。
現在、丁度2024年9月5日(木)19:00から始まる新たなクラスの受講生を募集しています。
興味のある方は、是非、こちらをご覧下さい。
(さる山隊長)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
「算命学の開祖は鬼谷子(きこくし)だ。」、「算命学は鬼谷子に始まる。」と言っている人がいるのですが、それは本当なのか?
今回は、それをテーマに語ろうと思います。
まず、鬼谷子は、司馬遷の著した『史記』の記載によれば、中国の戦国時代(B.C.5世紀~221)に生きたとされる人物で、縦横家(じゅうおうか)として知られる蘇秦(そしん)・張儀(ちょうぎ)の師匠という事になっています。
尚、蘇秦・張儀については、1973年に出土した『戦国縦横家書』(『史記』を著した司馬遷よりも前の時代に記された文献)の記述により、かなりそれ迄の歴史認識が書き換えられています(実は、蘇秦は張儀よりも後の時代に活躍したそうです。)ので、注意が必要です。
因みに、「鬼谷」というのは、姓名ではなく、中国の地名(山西省沢州府)であって、鬼谷子とされる人物が晩年に住んでいた場所から名付けられています。
縦横家とは、古代中国の戦国時代において、国家をどの様に維持・発展させるか(特に、小国がどの様にして生き残るか)という観点から、国際政治・国家戦略を説いた一派で、合従策(小国が同盟して、強国である秦に対抗しようとした。従は縦を意味する。)を唱えた蘇秦、連衡策(小国が大国である秦と個別に同盟を結ぶ事で、生き残りを図った。衡は横を意味する。)を唱えた張儀が有名です。
実は、鬼谷子は、本当にいたのかどうかすら疑われている人物です。これは、蘇秦・張儀の師となる程に卓越した人物であれば、様々な記録が残っているはずなのに、矛盾のない、且つ、信憑性のある記録が残っていないからです。
尤も、宗教である「道教」では、鬼谷子は「仙人」(道教において理想とされる人物で、人里離れた所に住み、空を飛んだり、様々な術を使ったり、永遠に生きる事が出来る等、特殊な能力を持った者を言う。)であり、全ての「占い」の祖とされています。
さて、算命学は宗教ではなく、陰陽説・五行説を元とする思想・哲学ですが、高尾義政算命学第十三代宗家によれば、占いの「一派」としては、北学派(儒教思想から離れ、道家的な発想を重んずる一派)に分類されるとの事です。
確かに、算命学の基礎理論(思想・哲学部分)を学ぶと、老子(宗教である「道教」ではない。)の思想と一致する部分が多いと言えます。
しかし、宗教である「道教」の様に、名前の付いた、個別の人格(の様なもの)を持つ「神」というものは、算命学では設定されていません。即ち、宗教としての道教と、老子の思想が色濃く反映されている算命学は、全く別物という事です。
尤も、「算命学は道教である。」と誤った理解をしている人もいる訳で、その人達からすれば、宗教である「道教」においては、全ての「占い」の祖は鬼谷子であると考えられているので、算命学の祖は鬼谷子であるという事になるのだと思います。
以上の事から、総合的に考察するに、「算命学の開祖は鬼谷子だ。」、「算命学は鬼谷子に始まる。」というのは、何のエビデンス(証拠)もない風説・俗説であろうと思います。
ところで、『鬼谷子』は書名でもあります。その著者は、鬼谷子であるとも、蘇秦であるとも言われるのですが、これについても、人物としての鬼谷子と同様、後の世の創作であるという説が有力です。
現存している『鬼谷子』は、捭闔(かいへい)、反應(はんのう)、內揵(ないけん)、抵巇(しぎ)、飛箝(ひかん)、忤合(ごごう)、揣篇(しへん)、摩篇(まへん)、權篇(ごんへん)、謀篇(ぼうへん)、決篇(けつへん)、符言(ふげん)、轉丸(てんがん 但し、本文なし)、胠亂(きょらん 但し、本文なし)、盛神法五龍(せいしんほうごりゅう)、養志法靈龜(ようしほうれいき)、實意法螣蛇(じついほうとうだ)、分威法伏熊(ぶんいほうふくゆう)、散勢法鷙鳥(さんせいほうしちょう)、轉圓法猛獸(てんえんほうもうじゅう)、損兌法靈蓍(そんだほうれいし)、持樞(じすう)、中經(ちゅうけい)という篇から構成されています。
私(さる山隊長)も、原文を手に入れ、チャットGPT等を使って翻訳し、読んでみたのですが、世間では権謀術数(本来は、臨機応変の策を意味するが、人を欺く計略の意味で使われる事が多い。)の書と言われるものの、内容は常識的で、算命学の思想・哲学に通じる部分が多かったです。
算命学においても、軍略論があったり、国家(人間の集団)をどの様に維持・発展させていくかという視点で語られている部分が沢山ある(だから、算命学を帝王学として教えている人もいる。)から、当然と言えば当然と言えるでしょう。
最後に、少し宣伝です。
さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」は、日本一の算命学教室を自認しています。
それだけに、単なる「占い」の技術に留まらない、算命学の思想・哲学を、基礎となる陰陽説・五行説から詳細に講義しています。これは、他の学校・講座とは、格段にレベルの異なる教育を行っているという事です。
故に、算命学を基礎から詳細に学びたい方、他の学校・講座に通っているけれど満足出来ないという方、算命学を効率的に学びたいという方には、特にお勧めです。
オンラインで、世界のどこからでもリアルタイムで受講する事が出来(但し、言語は日本語のみです。)、又、Wスクールも大歓迎です。
占者や講師等、既にプロとして活躍されている方の学び直し、ブラッシュアップにもご活用頂けます。
基礎理論講座(算命学基礎理論ブートキャンプ)は、概ね月に1回、開催していますので、興味を持たれた方は、是非、一度体験してみて下さい。
尚、プロの占い師になるつもりはないし、そんなにレベルの高い講座でなくても、算命学の概要を簡単に、楽しく学びたいという方には、「算命学講座花組」がお勧めです。
(さる山隊長)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
今日の算命学は、元々は「万象学」と言われていたが、その後、時代が下るにつれ、自然発生的に「算命学」と呼び慣わされる様になったと、算命学第十三代宗家の高尾義政氏は著書の中で語っています。
今回は、その万象学と算命学について、語ろうと思います。
「万象」とは、天地に存在するあらゆる事物・現象を意味する言葉です。森羅万象(しんらばんしょう)と言われる事も多いですが、「森羅」とは、限りなく並んでいる様を意味する言葉です。
すると、「万象学」とは、天地に存在するあらゆる事物・事象についての思想、物事の捉え方なのだろうと推察されますが、本当に、古代中国において、万象学なるものは存在したのか、又、それが算命学に姿を変えたのかについては、疑問が残ります。
さて、高尾義政氏によれば、万象学は算命学の前身であるとの事ですが、古代中国の歴史書等の文献を幾つか読みましたが、算命学という名称も、万象学という名称も、見た事がありません(全ての文献を当たった訳ではないが、歴代皇帝の参謀を担って来たという程ならば、『史記』を始め、それなりに名のある歴史書に何の記載もない事は考えられない。)し、インターネットで検索しても、「万象学」というものを探し当てる事は出来ませんでした。
尤も、幾つかの書籍や記事は確かにあるのですが、何れも高尾氏の見解が前提となっているもので、高尾氏の見解に根拠を置かない、或いは、高尾氏の見解が前提となっていない「万象学」を見付ける事は出来ませんでした。
この事から、私は、万象学という学問、或いは、占いは存在しないのではないかと思っています。おそらく、万象学は高尾義政という人物が、算命学を広めるに当たって、権威付けの為に創作したもので、特定の思想や占いの技術の名称ではないのでしょう。
これは、私が少しばかりの調査をした上での推察、見解であって、もしかしたら、本当に「万象学」なるものがあった、或いは、あるのかも知れませんが、立証は不可能です。無い事の証明は、悪魔の証明ですからね。
「算命学」を基礎から、詳細に、効率良く学ぼうと思われる方は、是非、さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」(正式名称です。)で学んで下さい。
さる命学教室の講座は、日本一の算命学教室を自認する非常にレベルの高い「星組」、算命学とセルフカウンセリングを融合し、心に向き合う「空組」、算命学や占いにちょっと興味がある人向けの入門講座「花組」があります。
Wスクールも歓迎していますし、通学で学ぶ事も、オンライン(通信)で受講する事も出来ます。
少しでも興味を持たれた方は、是非、個別のページをご覧下さい。
(さる山隊長)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
今月と来月は、申酉天冲殺のみなさんの月運天冲殺です。
こちらで、ご自身の天冲殺等が調べられます。
感情的になりやすい人、寂しがり屋さん、迷い易い人、そして家族愛が強い人、調子のいい人などは特に注意が必要です。
今月、気をつけて頂きたいことをお伝えしようと思います。
ご自身の命式(陰占)の年支の部分を見て下さい。
簡単に言うと、生まれ年の干支(えと)です。
※丑と未、辰と戌は、同じ性質のためそれぞれ同じ内容になります。
(注・算命学では、年の始まりが立春となりますので、その年の節分までに生まれた人は、前の年の干支になります。)
子年生まれの人
意気投合する仲間や、仕事など、進行中の物事について、協力者が現れるようになります。そして、その仲間とともに何かを始めようとするのですが、その結果バランスを崩し、思うように物事が運ばなくなります。
この時期、自ら動くこと無く、どんなに期待を持ったとしてもそれを追わず、何かを新しく始めないことが大切です。
丑年生まれ、未年生まれの人
ご家族で仕事を一緒にしていたり家族の結束が固い人達ほど、注意が必要な月です。
必要以上に家族を自分に引き付けようとする行動にでやすく、そうした行為が何かを進めようとしたときに上手くことが運ばなくなります。
ですので、今月は努めて理性的に振る舞い、家族と一緒に仕事をしないことをお勧めします。
寅年生まれの人
人から助けられやすくなり、その人の影響を受けた結果、仕事や人生の目的を見失い、大変迷いやすい月になります。
この時期は周囲に何を言われても迷いが生まれても、今迄の目的を変更せず、進む道を変えないことがとても大切なときです。
卯年生まれの人
伝統的なもの長く続いたものを、受け継いでいる人に現象としては現れやすいです。
今迄続けてきたものよりも新しいものに価値を感じやすい時期になります。これは、忍耐力が欠け、何かを諦めやすいという時期だと言えるので、この時期は今迄のものを決して手放さないようにして下さいね。
辰年生まれ、戌年生まれの人
自分を強く押し出していこうとすることで、目上と決裂したり経済的な損害を招く恐れがあります。
仕事上の関係であるにも拘わらず私的なことまで立ち入りすぎ、相手からは礼儀知らずと受け取られ、関係が終わりそれが仕事にも影響を及ぼします。
この時期は控え目に振る舞うことが大切です。
巳年生まれの人
自分の周りで争いごとが起こり、それに伴い物事が進まないという状況が起こりやすくなります。
その争いのきっかけは自分自身が起こすことになります。
自分は良かれと思って他人に話したことが元となり、他人同士が争いを始めます。
組織や集団の中に身を置く人は、「口は禍のもと」をしっかりと命じて頂きたいと思います。
午年生まれの人
他人のとばっちりを受けたり、不当に損害を受けやすいときです。
自分自身に全く身に覚えが無いのに誹謗中傷を受けたことで、それに対し反発したり避けようとすると、ますます置かれた立場が危うくなります。
この時期は何があっても黙し、天冲殺の期間を抜けてから反論をすることをお勧めします。
申年生まれの人
会社員や仲間に囲まれている人達ほど、現象が激しく現れることになります。
視野が狭くなり周りの状況に応じた行動が出来にくく、積極的に動いても空回りし、場合によっては周りの人達に損害を与える恐れが出て来ます。
今月は、視野が狭くなっているということを自覚して、多くの人と関わらないようにして下さい。
酉年生まれの人
仕事において情と理性との板挟みになりやすく、精神の葛藤が生まれ前に進む力が失われる月になります。
他人の言葉に左右されやすく、それにより行動した結果今まで保たれていたものが壊れるといった現象が起きてきます。
今月は淡々と自分のペースを守ることが、とても大切なときです。
亥年生まれの人
今までの状態を保つことが出来なくなり、物事が変化したり、方向転換が起きやすくなります。変化したことにより、何か新しいことを始めたり変化を恐れて無理に継続させようとすると、大きくバランスを崩すことになります。
なので、この時期は物事が終わりを迎えてもそれを追わず、そして何かを新しく始めないことが大切です。
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
月占いは、さる命学教室の生徒さん達に、ローテーションで文章を担当していただいています。
今月は、『玉山楓』さんです。
基本性質をお知りになりたい方は『基本性質早見表』をご覧下さい 。
今月は大きな変化が起こります。その変化は、水が一気に流れ出るような勢いがあり、古いものを押し流して、新しいものをもたらします。この流れは止まらないので、各自でその変化に合わせて、積極的に現状を変えていってくださいね。
どうしてかというと、この変化に取り残されると、時代や社会の波に翻弄されて、自分の道を見失ってしまう危険があるからです。それゆえ、自分の人生を生きるために、未来へ向けて新たな気持ちで出発すると良いでしょう。
また、言動が現実と精神のどちらか一方に偏らないように、バランスを取りましょう。そして、さらに大きな視点から見ると、子供たちや次世代のために、今ある土地や食料など生きるために必要な資源を、どうやって残していくかを考え、実行に移していく時期でもあるようです。
今月の甲木さんは、物事を掘り下げて、深く知ることができるでしょう。そして、得られた深い知識や知恵を、非常に強い忍耐力を発揮して、現状をより良く変えていくことに活かすようです。
また、何事をも寛大に受け入れ、目の前のことに全力を尽くします。さらに、一度動き出すと、周りの人を自分のペースに巻き込んでいく力もあります。一方で、内面をなかなか表に出さないので、人と打ち解けるのに時間がかかるようです。もし、孤独を感じたら、一人でいても寂しくない心を養う時期、と思ってがんばってくださいね。
今月は、苦しい時にこそ大きな力を出せるので、目標を高く持つのも良いでしょう。そして、それを叶えるための情熱の火を絶やさないようにしてください。小さくてもかまいません。その想いが燃料となり、行動するためのエネルギーとなるでしょう。
今月の乙木さんは、仲間の存在を心強く感じるでしょう。社会に大きな変化があり、その波に押し流されそうになった時、仲間は頼れるありがたい存在と感じるのです。
また、切磋琢磨しあえる関係や、深く付き合える人たちを、自分から求めていきます。その途上では、少なからず葛藤がありますが、様々な経験をすることで磨かれていき、柔軟で深い知恵を得るようです。そしてその知恵はいつか、何か大切な目的を果たすために使うのかもしれませんね。
今月は、自分自身や仲間を信じる気持ちを大事にしてください。それが養分となって、しっかりと根を張れる心の土壌が作られるでしょう。
今月の丙火さんは、目標を立てておくと良さそうです。なぜなら、状況を的確に判断し、それに対応する能力に優れているため、ゴールを目指すことでその力がより発揮されるからです。
また、計画を立てて、短期間に、物事を処理することも得手とします。一方で、何の目的もない人は、活躍する自分をイメージしてそれを口にすると、ビッグマウスになりやすいため注意が必要です。言うよりも先に行動するか、言ったことは必ず実行するようにしてくださいね。そうすることで、立ちはだかる壁を乗り越えて行けるでしょう。
今月は、追い風が吹いているので、大いに活躍が期待できます。特に、大きな目的や格上の相手と戦う時にこそ、底力が出て真価を発揮できるでしょう。
今月の丁火さんは、常に礼儀礼節を大切にして、身なりや態度にも気を配るため、周りから「できる人」と見られます。そして、何かの評価を受けて昇進などをした人は、その立場にふさわしい振る舞いをしようとし、相手にも自分の立場にふさわしい対応を求めます。さらに、そのように扱われないと傷ついてしまう面もあります。
また、伝統や格式を重んじつつ、新しい世界を夢見て思い描くようなところがあるので、現実的なお金儲けは得意ではなく、経済観念に欠ける危なっかしさがあり、営利事業には向きません。とはいえ、企画力は優れているので、温めている案などがあるなら、試しに実行に移してみると良いでしょう。
今月の戊土さんは、人からの愛情や好意を自分に向けたがりそうです。先月、孤独を味わい、自分を振り返った人は、平和的で穏やかに過ごしますが、その反動からか、人に甘えたり優しくして欲しくなったりするかもしれません。そして、その希望は、頼んでみると意外と叶えてもらえそうです。
一方で、物や人に対して品定めをして、気に入ったものを手に入れようとします。そして、欲しい物のためにきついローンを組むなど、散財しやすい時期でもあります。中には、気に入った相手の気を引こうと、プレゼント攻撃でお金を使ってしまう人もいるかもしれません。それゆえに、今月は、本当に自分が望んでいるものを、自分の心に問いかけて、確認することが大切です。
今月の己土さんは、「温故知新」を意識しておくと良いでしょう。今年は、一歩引いた補佐役やサポート役を得意としますが、今月においては、自ら現状を打ち破ったり、脱皮するためのアイデアを得ようとします。
例えば、若い人たちと交流をして、今後のアイデアを得たり、さらに今の状態からどのように変えて行けばよいかをイメージしていくようです。また、特に若い己土さんの中には、実際に行動を起こして、変化させる人もいるでしょう。
その一方で、自信のない己土さんは、自分の立場を守ることに執着して、自己保身に走ってしまうかもしれません。そんな時は、心の隅に隠れている勇気を引っ張り出してみてくださいね。
そして最初にもお伝えしましたが、今月は、古いものの中から新しいものを見つけたり、古き良きものと新しいものの融合などが突破口となりそうです。
今月の庚金さんは、人を説得したり、争いの仲裁役として活躍しそうです。それは行動を伴うもので、あちこち動き回って説得をし、多くの人の理解を得ようとするでしょう。あるいは、たくさんの人々を安全に移動させるような行動をとる可能性もあります。口だけでなく、実際に行うことで、相手の心に響いて、気持ちや行動を変えるきっかけとなるのかもしれません。
また、今月は落ち着きがあり、人との和をよく保ちますが、実直さが裏目に出ると、単なるお人好しで終わってしまいます。そうならないために、目的を踏まえた行動をして、相手に振り回されないようにしましょう。
今月は、「強い使命感」を持って動くと、より多くの人々に力強くメッセージが伝わっていくことでしょう。
今月の辛金さんは、個人的な範囲の蓄財や準備をすると良いでしょう。個人的な範囲には、家庭も当てはまるため、家族のために○○を準備しておく、などの行動もおすすめです。
また、手堅い投資にも興味を持ち始めるかもしれませんが、意外にも、競争相手が多かったり手強い程、闘志が出てきて力を出せるようです。
さらに、投資する会社の良し悪しを感じ取る直感も冴えています。それは、社会の矛盾や不合理さに敏感なところからくるのかもしれません。しかし、感受性が鋭くなる分、葛藤も起こりやすくなるようです。
そのため、今月は、他の意見に惑わされずに、自分を信じることが大切となるでしょう。
今月の壬水さんは、健康的で温厚であり、精神的にも満たされやすいでしょう。のんびりしたところがあるので、時代の変化には少し疎いようですが、自分の領分や出処進退をよくわきまえています。また、中には、自分が何かを受け継いだり、あるいは、受け継がせたりする人もいるようです。自分が受け継ぐ側の人は、わたしがしっかりとしなくては、と考えます。
一方、自分が何かを受け継がせようとする人は、穏やかさと落ち着きがあるので、スムーズに引継ぎをしていけそうです。そして、個人的なものを受け継がせようとする際は、できるだけ、多くの人に平等に分け与えることが大切です。
今月は、自分の意見を持ちつつも物事に柔軟に対応でき、また、心身共に健やかに過ごせる時期となるでしょう。
今月の癸水さんの周りには、自然と人が集まって来るようです。人から好かれやすく、気が合えば誰とでも仲良くするので、仲間がどんどん増えていくでしょう。その時、無理に人間関係をコントロールしようとせずに、流れに身を任せてくださいね。さらに、受け身の姿勢なので敵も作りません。
また、独特のセンスがあるので、何か良いアイデアがあれば提供すると採用されやすいでしょう。けれども、相手によっては、案を悪用されるおそれがあるので、提供する人や組織はよく選んでくださいね。どこに属するかによって、良く出たり悪く出たりと明暗が分かれます。そのため、今月は、しっかり相手を見極めることが鍵となるでしょう。
(玉山楓)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
先日、2024年7月4日に、花組Bクラスが12回目の講義を終えました。先日、講師の松井先生も書いていたように、生徒さんからも喜んで頂けたようで、『あっという間だった』『ロスになりそう』などの声を頂きました。
花組は全て学んでも、たった12回しかなく、月に2回学ぶと半年で終わってしまいますが、だからこそ、算命学の魅力をみっちり詰め込んだ講座となりました。
ブートキャンプや空組は、最初のうちは理解できないまま進んでいくのですが(そのうち分かるようになる)、花組ではそのような、分からないまま進むようなことはなく、復習さえすれば毎回理解できるように作ってあります(その分、深みはありませんが)。また、講義だけでなく、毎回90分のうち20~30分を実習に使いました。
最初は初めて学ぶ方が楽しく気楽に学べるようなカリキュラムにしようと考えていたのですが、カリキュラムを3コマ分くらい作り掛けた頃にLP(講座の案内ページ)を書いたため、LPに合わせて(嘘にならないように)全て作り直し、「どんな風に占っているのかを知りたい」というニーズに応えるべく、具体的な占い方を、実際に手を動かして学ぶようなカリキュラムになったのでした。
なので、最初の入口として学ぶには少し難しかったかも知れないなとも思っていたのですが、最後まで学ばれた方の多くは、なかなか満足を感じて下さったようです。そのうちの多くは算命学を気に入って、上位クラスで学ぶことを希望して下さいました。
さて、上位クラスと言えば、花組と空組の間を埋める講座を作りたいと考えています。また、花組が意外とレベルが高くなりすぎたので、もっと簡単な講座も作りたいと考えています。これらが全て揃ったら、全ニーズに応じたレベルは網羅します。(白い空白部分が埋まります。)
それを作り終わったら、『○○な人に向けた講座』のような単発シリーズものを作っていきたいなぁと考えています。(例えば、『婚活を考えている人のための講座』『子育て中の人のための講座』『人事に使える講座』みたいなの)
さて、花組Bクラスの次のクールが、9月5日から始まります。そこで、それに合わせてLPを作り直しました。前のものは初めて作ったこともあり、色々手探りだったので、後で『もっとこうした方が良かったな』と思うところがたくさん出てきました。文章も長すぎたので、ライターの生徒さんに半分くらいに書き直してもらい、インスタ担当のマリエちゃんに、デザインもしてもらいました。
より、若い層に響くようになったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。(左上の画像から飛べます)
(そらまめ)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
先月末に基礎理論ブートキャンプを行いました。算命学基礎理論ブートキャンプは、1~2か月に一度開催していて、さる山さる子の最も高度な算命学講座『星組』の入口として設定しているクラスです。
以前は2日で7コマ学んでいたのですが、1コマ目の分量があまりに多いこと、回を追う毎に説明が詳しくなっていき、時間が次第に延びて1日目が12時間近くとなり、講師も生徒さんにもフラフラになることから、去年の12月にカリキュラムの組み替えをし、2日で4コマ学ぶように、設定し直したものです。(それでも、1日目のみは8時間ほどかかります。)
説明がどんどん詳しくなるのは、講師の隊長がサービス精神が旺盛だからです。知っていることは話さずにはおれない性質のため、もっとこう伝えた方が分かりやすいのではないかというものを思いつくたびに、それが加算されるからです。
隊長のクラス(ブートキャンプ星組)は、講義内容が高度で大学の講義レベルなため、「自分で考えずに一方的に教えて(与えて)もらおう」「論理的な思考は苦手」「感性に頼りがち」という方には向きません。
そこで、去年末のカリキュラムの刷新に合わせて、もっとざっくり算命学の概要を学ぶ『花組』というコースを作りました。『算命学に興味はあるけど、ブートキャンプに入るほどの熱量はない』『算命学が自分に合うかどうか、まずは入口に入ってみたい』という人のためのクラスです。星組よりずーっと簡単ですが、そうは言ってもそこはさる命学講座の1つですので、それなりに論理的で、ふわふわしたところはありません。
花組を学んで満足な方、もっと詳細に学びたくなって空組で学び始めた方、今後ブートキャンプを視野に入れている方など様々ですが、花組ができたことで、ブートキャンプには、より『論理的に本格的に算命学を学びたい』という方が増えてきたように感じます。
また、今回は初心者の方(独学含む)が5名、他の学校でかなりの年数学んでいてもっと詳しく知りたくなった方が3名、他の占いをやっていて算命学に興味を持った方が2名というメンバーでした。現地には、離島に住んでいる方や、テレビでコーナーを持っているような有名人も来てくれて、いろいろな話が聞けて楽しかったのでした。
(参加理由)算命学教室選びのため
(感想)事前に資料を郵送頂いたのですが、その時点で期待度が高まりました。
難解な内容を分かりやすい説明とイラストや図でまとめてありました。
初回の基礎講座だったため、占いについて学ぶというより、十干十二支の成立論や陰陽五行説といった基礎理論についての内容でした。
私は算命学については初学者で、これまでインターネットやSNSで調べた知識しかありませんでしたが、基礎理論を学んでみて、浅い知識での発信者や発信内容の誤りに気がつくことができました。
これまではインターネットやSNS上の情報をみて、説明が曖昧でよくわからないと思っていても、「占いだから合理性はないもの」と納得していましたが、今回ブートキャンプに参加してみて、これまで疑問に思ってきたものも、「合理的に説明がつくもの」であることがわかりました。
むしろ、疑問に思ったことを疑問のままにしない姿勢の方が根本的理解に結びつくと感じました。
なかなか陰陽五行説についてきちんと学べる場はないため、感激の2日間でした。
(大学の哲学科でも西洋思想や宗教については学べても、陰陽五行説について学べることは少ない)
先生が博学で、説明の中での雑学や例えが興味深く、同時に、もっと学ばなければ!と思いました。(大学の講義のように濃い内容でした。)
学術的興味という意味でも、算命学をさらに学びたいと思いました。
次回の講義が待ち遠しいです。
2日間ありがとうございました。
・・・・・・・・・・
(参加理由)陰陽五行説に以前より興味があり、その陰陽五行説を土台としている算命学を掘り下げて知りたいと思ったため。
(感想)今回初回の基礎理論のブートキャンプの受講で経験者の方も多くいらっしゃる中、初学の私がついていけるかと心配になりましたが、板書形式のスライドとポイントを抑えたレジメに沿って、基本のきから学べる講座だと思いました。内容は自身にとって難解なところだらけだし、算命学の奥の深さに正直びっくりしましたが、こちらで学び続けていけば、ただ単に思想・占技を学ぶだけでない多くのことを学べる講座だと感じました。
・・・・・・・・・・
(参加理由)算命学を勉強した経験があったが、基礎理論を全く知らなかった。基礎を知らずに進んで学んでも、理解できず行き詰ると思ったから。
(感想)貴社のホームページを見て算命学の学習を進めるにあたり、今自分に必要なものはこれだ!と直感しました。基礎の理解なしでうわべだけの内容を勉強しても納得がいかず、もやもやしていた時にこの講座があることを知りました。
私は論理的思考が大好きです。なぜこうなるのか、理由を理解できてこそ納得できる結果に至る、このような思考法ができないと暗記に頼るだけの学習では応用がききません。
人に対しても説得力を持たないと思います。しかし基礎理論から算命学を学べるところは他にはありません。学ぶ機会を作っていただいて、本当に感謝しています。
隊長の講義は厳しい、と最初にインフォメーションをいただいておりましたが、私はあまりそのように感じませんでした。質問される緊張感は常にありましたが、テンポよくスピード感にあふれ、ワクワクしながら受講させていただきました。講義以外のお話も学ぶべき点が多く、勉強になりました。これからも引き続き、よろしくお願い致します。
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(参加理由)ソフトを購入しましたが、いかに自分が算命学をしっかりと理解できていないか気付き、もっと深く中立的な場所で学びたいと思ったからです
(感想)理解を深めるために復習できる動画が欲しいと思いました
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(参加理由)面白そうな学校だったから
(感想)非常に面白い内容だったが、部分的にでもオンデマンド(録画、udemy等)でも良いのかなと思った。ブートキャンプは講師にも生徒にも運営にも負担がかかると思った。中級コース終了までに2年以上かかるのは少しがっかりした。
隊長の知識もキャラも素晴らしいが、エネルギー切れ気味かもと思った。サービス精神がすごい。(そら豆さんも)
ありがとうございました&お疲れ様でした。
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(参加理由)通っていた学校での学びしか知らなく、他の所での内容を知りたかった為。ホームページを見て詳しく講座内容が書いてあり安心できた。
(感想)まず始めに資料を読んで理解出来ず、講座で学んでまだまだ難しく、その後家で授業の時のメモと照らし合わせながら復習をしてなんとか、理解し始めたところです。
更に何度も読み返しが必要と感じていますが、それがまた楽しみになるような内容の講座でした。
次回の講義が待ち遠しいです。
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(参加理由)他の講座より本質に近い学びがありそうな気がしたから
(感想)内容の理解にはまだ至っていませんが、算命学の面白さと、人生に活きる学びだということはよくわかりました。いい意味で、私の思っていたものと違って楽しかったです。
(そらまめ)
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
今月は、午未天冲殺のみなさんの月運天冲殺です。
こちらで、ご自身の天冲殺等が調べられます。
感情的になりやすい人、寂しがり屋さん、迷い易い人、そして家族愛が強い人、調子のいい人などは特に注意が必要です。
今月、気をつけて頂きたいことをお伝えしようと思います。
ご自身の命式(陰占)の年支の部分を見て下さい。
簡単に言うと、生まれ年の干支(えと)です。
※丑と未、辰と戌は、同じ性質のためそれぞれ同じ内容になります。
(注・算命学では、年の始まりが立春となりますので、その年の節分までに生まれた人は、前の年の干支になります。)
子年生まれの人
人から助けられやすくなり、その人の影響を受けた結果、仕事や人生の目的を見失い、大変迷いやすい月になります。
この時期は周囲に何を言われても迷いが生まれても、今迄の目的を変更せず、進む道を変えないことがとても大切なときです。
丑年生まれ、未年生まれの人
会社員や仲間に囲まれている人達ほど、現象が激しく現れることになります。
視野が狭くなり周りの状況に応じた行動が出来にくく、積極的に動いても空回りし、場合によっては周りの人達に損害を与える恐れが出て来ます。
今月は、視野が狭くなっているということを自覚して、多くの人と関わらないようにして下さい。
寅年生まれの人
他人のとばっちりを受けたり、不当に損害を受けやすいときです。
自分自身に全く身に覚えが無いのに誹謗中傷を受けたことで、それに対し反発したり避けようとすると、ますます置かれた立場が危うくなります。
この時期は何があっても黙し、天冲殺の期間を抜けてから反論をすることをお勧めします。
卯年生まれの人
自分の周りで争いごとが起こり、それに伴い物事が進まないという状況が起こりやすくなります。
その争いのきっかけは自分自身が起こすことになります。
自分は良かれと思って他人に話したことが元となり、他人同士が争いを始めます。
組織や集団の中に身を置く人は、「口は禍のもと」をしっかりと命じて頂きたいと思います。
辰年生まれ、戌年生まれの人
仕事において情と理性との板挟みになりやすく、精神の葛藤が生まれ前に進む力が失われる月になります。
他人の言葉に左右されやすく、それにより行動した結果今まで保たれていたものが壊れるといった現象が起きてきます。
今月は淡々と自分のペースを守ることが、とても大切なときです。
巳年生まれの人
ご家族で仕事を一緒にしていたり家族の結束が固い人達ほど、注意が必要な月です。
必要以上に家族を自分に引き付けようとする行動にでやすく、そうした行為が何かを進めようとしたときに上手くことが運ばなくなります。
ですので、今月は努めて理性的に振る舞い、家族と一緒に仕事をしないことをお勧めします。
午年生まれの人
自分を強く押し出していこうとすることで、目上と決裂したり経済的な損害を招く恐れがあります。
仕事上の関係であるにも拘わらず私的なことまで立ち入りすぎ、相手からは礼儀知らずと受け取られ、関係が終わりそれが仕事にも影響を及ぼします。
この時期は控え目に振る舞うことが大切です。
申年生まれの人
意気投合する仲間や、仕事など、進行中の物事について、協力者が現れるようになります。そして、その仲間とともに何かを始めようとするのですが、その結果バランスを崩し、思うように物事が運ばなくなります。
この時期、自ら動くこと無く、どんなに期待を持ったとしてもそれを追わず、何かを新しく始めないことが大切です。
酉年生まれの人
今までの状態を保つことが出来なくなり、物事が変化したり、方向転換が起きやすくなります。変化したことにより、何か新しいことを始めたり変化を恐れて無理に継続させようとすると、大きくバランスを崩すことになります。
なので、この時期は物事が終わりを迎えてもそれを追わず、そして何かを新しく始めないことが大切です。
亥年生まれの人
伝統的なもの長く続いたものを、受け継いでいる人に現象としては現れやすいです。
今迄続けてきたものよりも新しいものに価値を感じやすい時期になります。これは、忍耐力が欠け、何かを諦めやすいという時期だと言えるので、この時期は今迄のものを決して手放さないようにして下さいね。
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)
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