【目 次】
▶「陰陽五行と肉体と運命学」講座の概要
▶「陰陽五行と肉体と運命学」で学ぶ事
▶この講座の位置づけ(上級課程)
▶上級①ブートキャンプ要領
1 目的
2 日程及び講義内容
3 会 場
4 募集人数
5 参加費
6 その他
7 お申込
▶感想(アンケート結果)
▶ご注意
▶上級課程全講座
「陰陽五行と肉体と運命学」講座の概要
この講座は、さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」の上級課程の第一回目です。
今回は、算命学の思想・占技ではなく、「陰陽五行説が、古代中医学において、どの様に用いられているか」をテーマに講義を行います。故に、「算命学に関する内容は殆ど出てこない」のですが、しかし、人間の運命を考察するに当たって、肉体(の状態)は無視し得ないので、そこに焦点を当てた時、陰陽五行説がどの様に使用されているのか、それを知る事は、算命学を学ぶ上でとても意義ある事だと思います。
具体的には、体気論や害法、体質占技、病気占技等を活用する際、ここで学ぶ知識があると、更に深く人間の運命を考察する事が出来る様になります。勿論、これらの占技に留まらず、広く人間の運命を考察するに当たって、ここで学ぶ知識を活用する事が出来ます。
「陰陽五行と肉体と運命学」で学ぶ事
1 精と気
このコマでは主に、「精」と「気」の分類と機能、病気の原因となる気、気が上手く働かない時に起こる作用について学びます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
運命学と医学は別物、人間の運命は陽霊魂と陰肉体から成り立っているから肉体を無視する事は出来ない、体の調子が悪くなった際には迷わず病院に行って医師の診察を受ける事が重要、同じく陰陽五行説を元としていても運命学(算命学)と東洋医学では大きく異なる部分がある、精、先天の精、後天の精、水穀の精微、気、気の定義の異なり、エネルギー、元気、原気、真気、営気、衛気、宗気、精気、先天の気、先天の精気、水穀の気、推動、温煦、防御、固摂、気化、気機、昇降出入、昇発、昇清、和降、宣発、粛降、納気、蔵精、気虚、気滞、気逆、血、営血、津液、神、肌肉、六淫、外邪、風邪、暑邪、湿邪、燥邪、寒邪、火邪、百病之長、長夏、病の原因、内因、外因、不内外因、外傷、癘気、内傷七情、怒、喜、思、憂、恐、悲、驚、先天不足、六病位、六経理論、傷寒論、神農本草経、三陰三陽病、太陽病、少陽病、陽明病、太陰病、少陰病、厥陰病、五臓、五蔵、黄帝内経素問、黄帝内経霊枢、腎精、腎気、腎虚、黄帝内経素問上古天真論、女性は7の倍数年、男性は8の倍数年、五行大義、四時の休王を論ず、五季、精、気、血、津液、津と液、主る、化生、統摂、濡養、黄帝内経素問五蔵生成論、血虚、瘀血、五蔵六腑、皮毛、五液、泪、汗、涎、洟、唾、開竅、津虚、水湿、湿熱
2 血・津液・神
このコマでは主に、血の機能、血が上手く働かない時に起こる作用、津液の分類と機能、津液が上手く働かない時に起こる作用、気・血・津液の相互関係、神の分類と機能、人間の感情・精・気・神・五蔵の関係、五体、六根について学びます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
気と血、氣能生血、氣能行血、心気の推動作用、肺気の宣発作用、肝気の疏泄作用、氣能摂血、気は血の帥、血能載氣、血は気の母、氣能生津、氣隨液脱、氣能化水、水停氣阻、津血同源、運命学と医学では「神」の定義が異なる、神気、黄帝内経霊枢平人絶穀篇、黄帝内経素問移精変気論、五神、魂、神、意、魄、志、本神、五官、目、舌、口、鼻、耳、思、慮、智、五志、七情、怒、喜、思、憂、恐、悲、驚、気機の上昇と下降、蔵める(おさめる)、陰虚、体表、五体、筋、脈、肉、皮、骨、頭、首、胸、手、足、血脈、六根、眼、耳、鼻、舌、身、意、五体六根、五蔵六腑、肝、心、脾、肺、腎、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦
3 五 蔵
このコマでは主に、黄帝内経素問の蔵象論を参考に、五蔵(肝・心・脾・肺・腎)の機能、他の臓器・器官との相互関係について学びます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
五蔵、肝、心、脾、肺、腎、五蔵と五臓、蔵の定義、精、気、血、津液、黄帝内経素問宣明五気篇、五蔵は五神を蔵す、六蔵、心包、五臓六腑、六蔵六腑、五臓六腑の陰陽、表と裏、『ターヘル・アナトミア』、『解体新書』、臓器と機能体、疏泄、黄帝内経霊枢本神篇、黄帝内経素問陰陽応象大論篇、黄帝内経素問蔵象論篇、陽中の太陽、陽中の少陽、陽中の太陰、陰中の少陰、至陰(陰中の太陰)、華、充、五味、酸、苦、甘、辛、鹹、五色、青、赤、黄、白、黒、運化、昇清、統血、宣発、粛降
4 六腑と五分類思考
このコマでは主に、六腑・奇恒の腑の機能、陰陽五行説を元とする東洋医学における五分類思考、五蔵と食事の関係について学びます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
六腑、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦、上焦、中焦、下焦、中空器官、黄帝内経素問五蔵別論、伝化して蔵さず、黄帝内経霊枢本蔵篇、奇恒の腑、脳、髄、骨、脈、胆、女子胞、受納、腐熟、降濁、昇清、糟粕、伝化、昇降出入、天は土性か火性か、黄帝内経素問霊蘭秘典論、将軍の官、君主の官、倉廩の官、相傅の官、作強の官、中正の官、受盛の官、伝道の官、洲都の官、決涜の官、黄帝内経霊枢五閲五使篇、五官、目、舌、口、鼻、耳、黄帝内経霊枢五味篇、五味、酸、苦、甘、辛、鹹、五労、久行、久視、久坐、久臥、久立、黄帝内経素問宣明五気篇、五悪、風、熱、湿、燥、寒、黄帝内経素問蔵象論、爪、面、唇、毛、髪、五病、語、噫、呑、咳、欠、五動、握、憂、吃、咳、慄、黄帝内経素問金匱眞言論、五臭、羶、焦、香、腥、腐、五声、呼、笑、歌、哭、呻、五畜、鶏、羊、牛、馬、豚、五穀、麦、黍、稷、稲、豆、五果、李、杏、棗、桃、栗、五菜、韮、薤、葵、葱、藿、黄帝内経素問蔵気法時論、気の上逆、六味、五性、温、熱、平、涼、寒、五虫、鱗、羽、倮、毛、甲、介
5 運気論1
このコマでは主に、運気論の基本的な考え方、五運・六気の分類と特徴について学びます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
運気論、運気学説、唐の王冰、黄帝内経素問運気七篇、天元紀大論、五運行大論、六微旨大論、気交変大論、五常政大論、六元正紀大論、至真要大論、五運六気、厥陰風木、少陰君火、太陰湿土、少陽相火、陽明燥金、太陽寒水、歳運、大運、中運、主運、客運、主気、客気、化、変、神、聖、変化、用、玄、道、五味、智、上下左右、気に多少あり、形に盛衰あり、風、木、熱、火、湿、土、燥、金、寒、水、気、形、化生、太過、不及、気の過多と不足、長夏、六月、歳運、五運、木運太過、木運不及、火運太過、火運不及、土運太過、土運不及、金運太過、金運不及、水運太過、水運不及、平気年、敷和、升明、備化、審平、静順、委和、伏明、卑監、従革、涸流、発生、赫曦、敦阜、堅成、流衍、司天の気、在泉の気、六元、君火、相火、三陰三陽、少陰、太陰、少陽、陽明、太陽、大寒から春分、春分から小満、小満から大暑、大暑から秋分、秋分から小雪、小雪から大寒、黄帝内経素問天元紀大論、五行大義第二巻相剋を論ず、少陽司天、陽明司天、太陽司天、厥陰司天、少陰司天、太陰司天
6 運気論2・体気論
このコマでは主に、歳運の主運と客運、六気の主気と客気、歳運と司天の気の組み合わせ、体気論、害法と五臓六腑について学びます。
尚、具体的には、次の様な事について、詳しく学びます。
主運、初運、二運、三運、四運、終運、角、徴、宮、商、羽、客運、主気、客気、厥陰風木、少陰君火、少陽相火、太陰湿土、陽明燥金、太陽寒水、 初之気、二之気、三之気、四之気、五之気、終之気、間の気、天符、上臨、小逆、順化、不和、天刑、下加、同天符、同歳会、歳会、黄帝内経素問六微旨大論、太一天符、執法、行令、貴人、体気論、害法と五臓六腑
纏め
ここで学ぶのは、運命学ではなく、古代の中医学において使用された陰陽五行説です。さる命学教室の初級課程・中級課程の全てを学ばれた方は、既にご存じの事と思いますが、一口に陰陽説・五行説と言っても、様々な陰陽説・様々な五行説があります。
算命学を用いて、人間の運命を考察するに当たっては、気・心・体、即ち、霊魂・心・肉体の三つの要素と環境を考慮しなければならない訳ですが、ここで言う体・肉体は、基本的には「行動」を意味しています。
しかし、例えば病気等、肉体がどの様な状態にあるのかは、行動に大きな影響を及ぼします。又、肉体の病は、肉体に留まらず、必ず、心・霊魂に影響を及ぼす事になります。
この様に、肉体の状態(病気等)は、人間の運命に大きな影響を及ぼすにも関わらず、算命学を始め運命学においては、その部分はあまり重視されていません。
尤も、運命学は、人間の運命を探求する学問で、人間の体を治す医学ではないから、これも当然なのですが、しかし、たとえ運命学の範疇であっても、人間の肉体を扱う陰陽説・五行説に関する一定の理解がある事は、間違いなく、運命探求の一助となります。
この様な事から、上級課程開講に当たり「古代中医学における陰陽五行説」をテーマに選びました。さる命学教室上級課程に進まれる方には、是非、学んで頂きたいと思います。
さる命学教室は、講義内容にはとても自信を持っていますので、是非、他の学校(講座)と比較して頂きたいと思います。さる命学教室(星組)は、日本一の算命学教室を「自認」していますが、それが事実なのか、過大評価なのか、是非、ご自身で確かめて頂きたいと思います。
しかし、非常に理論を重視するので、論理的な思考が出来ない方には向かないかも知れません。それでも、諦めなければ、少しずつでも、必ず理解出来る様になります。
この講座の位置づけ(上級課程)
ここから上級課程が始まります。この講座(上級1)は、「陰陽五行説が、古代中医学において、どの様に用いられているか」を学びます。
さる命学教室の上級課程は、初級課程・中級課程とは異なり、算命学の思想や占技のみならず、算命学を上手く活用する為に必要な様々な知識についても学びます。
さる命学教室では、「実際に使える」算命学を講義しています。ご興味がある方は、まずは「算命学基礎理論ブートキャンプ」(初級課程)を受講して下さい。
「さる命学教室上級課程1 陰陽五行と肉体と運命学」要領
1 目的
2日間という短期間で、古代中医学に用いられた陰陽五行説の概要について、集中的に学ぶ。以て、算命学における肉体・病気、運命の変化に関するより深い考察に資する。
2 日程及び講義内容
日程は、こちらをご覧下さい
1日目
10:30~12:00 『1 精と気』
12:00~13:30 昼食・休憩
13:30~15:00 『2 血・津液・神』
15:00~15:15 休 憩
15:15~16:45 『3 五 蔵』
※時間はあくまで目安です。質問等の状況により、変動する事があります。
2日目
10:30~12:00 『4 六腑と五分類思考』
12:00~13:30 昼食・休憩
13:30~15:00 『5 運気論1』
15:00~15:15 休憩・実習
15:15~16:45 『6 運気論2・体気論』
18:00~ 希望者のみ懇親会(会費は4000円程度)
※時間はあくまで目安です。質問等の状況により、変動する事があります。
3 会 場
神奈川県相模原市南区
小田急相模原駅徒歩2分程の場所(新宿駅から40分程です。)
詳細は、参加確定後にお知らせします。
※オンラインでの受講もできます。
オンライン講義は、会場で受講されるのと遜色ありません。
講義中、講師に対してリアルタイムでの質疑応答が可能です。
4 参加資格と募集人数
(1) 参加資格:さる命学講座中級課程修了者
(2) 募集人数
会 場:6名
オンライン:無制限
*申込者が4名に満たない回は、中止になる場合があります。
5 参加費
53,900円(税込)
(講義1コマ8,800円+資料代1,100円)
※ 参加費には、教材費も含まれますが、懇親会の会費、交通費、宿泊費、食事代等、参加するに当たって必要となる費用は含まれていません。
※ オンライン受講の方は、資料の配布料として、500円加算します。
また、会場に来られる方で、資料の事前配付を希望される方も、500円で承ります。
※ 参加費は、事前にお振り込み頂きます(振込手数料はご負担下さい。)。
詳細は、お申し込み頂いた後にお知らせします。
※ 参加費お支払い後のキャンセルには、規定のキャンセル料を頂きます。
詳細は、お申し込み頂いた後にお知らせします。
6 その他
(1) 遠方の方は、会場周辺にある宿泊施設のご利用をお勧めします。
(2) 陰陽五行説、算命学の基礎を学びたい方は、どなたでも(他の教室等に通われていても)ご参加頂けます。
(3) お振込確認後2週間以内に資料を発送します。資料の落丁など不具合があった場合は、弊社の送料負担において交換します。
(4) ご不明な点がございましたら、メール、又は、電話にて、お問合わせ下さい。
7 お申込
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ご注意
講義の録音・録画は禁止です。
会場は禁煙です。
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