算命学を学ぶ意義、そして、最大の利点は、人生において、迷いが少なくなるという事だと、私(=さる山隊長)は思っています。これは、状況の把握と意思決定が速くなるという事でもあります。事実、修了者の方から寄せられる感想には、そのようなものが多くあります。
では、どうして迷いが少なくなるのか、状況の把握と意思決定が速くなるのかと考えてみると、自分自身の目的・役目が見えて来るから、陰陽・五行の分類(型)を学ぶ事で物事の整理・分析が容易になるからではないかと思います。前に述べた様に、算命学は、自らの「道」を見付ける為の学問であるから、その学びが深くなれば、迷いが少なくなるのも当然と言えるでしょう。
もう一つ、「どうでも良い」と思う様になるというのも、大きな理由であろうと思います。「どうでも良くなる」というのは、破れかぶれ、投げ遣りな態度ではなく、どの様な状況になっても、どの様な事をしていても、自分は自分であってそれが揺らぐ事はないという心境、或いは、覚悟の様なものが身に付いた状態を指します。正に、バカボンのパパの決め台詞である「これでいいのだ。」です。
算命学では、物事に絶対的な善悪吉凶など存在しないと考えているのですが、学びが深くなるにつれ、それが身に付いていきます。又、算命学は、自然を観察して、その裏に働く法則を見つけ出そうとする学問ですが、自然の姿をありのままに捉えると、「只そうなだけ」に行き着く事になります。
生徒さんに伝えている事
ところで、さる山さる子の算命学ブートキャンプ(星組)の講義は、現在私が担当しているのですが、常々、「金持ちなら金持ちなりに、貧乏なら貧乏なりに、今自分が身を置くその場所において、自ら喜びと楽しみを作り出していかなければならない。」という様な事を言っています。
これが正に、その時その場所における中庸を作り出すという事であって、これは運命改良法そのものである訳ですが、この様な事を少しずつでも心懸け、実行に移していくと、徐々に気が楽になっていくのだろうと思います。
これ以外にも、算命学を学ぶ意義・利点は数多くあるのですが、とても長くなってしまうので、ここでは最も重要な一つに絞ってお伝えし、その他のものについては、追々ブログででも語りたいと思います。
最後に、さる命学教室で算命学を学んだ方の感想(学んでみて、こういう利点があった)をご紹介しておこうと思います。
生徒さんが思う利点
- 物事を深く考察する事が出来る様になった。
- 思考のスピードが速くなった(頭の回転が速くなった。)。
- 社会人として必要な教養や知識が身に付いた。
- 論理的に物事を考察する事が出来る様になった。
- 自分の思い込み(固定観念)に気が付いた。
- 冷静に物事を観察する事が出来る様になった。
- 今迄の悩みが大したものではないと思う様になった。
- 「学ぶ」という事がどういう事か分かった。
- 自分の器が大きくなった様に感じる。
- 事業が発展した。
- 少し自分自身を知る事が出来た気がする。
- 心の平穏が保てる様になった。
- 自分をコントロールする事が出来る様になった。
- 今迄分からなかった色々な事が分かる様になった。
- 洞察力が身に付いた。
- 頭が良くなった気がする。
- 占い師としてお金が稼げる様になった。
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『算命学とは』目次
1 算命学の成り立ちと歴史
2 算命学は古代中国で生まれた占星術
3 陰陽説・五行説と暦術思考 ― 算命学の思想の源流
4 算命学で用いられる3つの暦(こよみ)
5 算命学の目的
6 運命と宿命
7 算命学の三部構成
8 算命学の占技の三部構成
9 算命学で分かる事
10 天冲殺で分かる事
11 算命学の占いを活用するに当たっての注意事項
12 算命学を学ぶ意義・利点
『算命学とは』各項目の概要