随分と時間が掛かってしまいましたが、さる山さる子創業10周年記念講演会『算命学でお金を語る』に関するアンケートの集計が終わりましたので、ここで公開したいと思います。
アンケートに回答して頂いた方には、改めまして厚く御礼を申し上げます。
事前申込総数 146名
同時ログイン最大人数 116名
講演終了時のログイン人数 112名
アンケート回答数 40名
公演開始後にログインされた方、途中でログアウトされた方がおられますので、実数を把握し難いのですが、おそらくは、120~130名の方が実際に参加(ログイン)されたのではないかと思います。
ここからは、アンケートの集計です。
Q1 この講演を何でお知りになりましたか?
- HP 15.0%
- ブログ・SNS 17.5%
- さる山からのご案内メール 52.5%
- 知人から聞いた 7.5%
- その他 7.5%
Q2 何故、この講演に参加しようと思われましたか?
- 講師(隊長)の講演を聴いてみたかったから
- 講演の内容に興味があったから
- 算命学に興味があるから
- 算命学を勉強していて、情報がほしかったから
- お金の話が好きだから
- さる山さる子に興味があったから
- 無料だから
- 面白そうだと思ったから
- 今後の行動指針とする為
Q3 ご満足頂けましたか?
- とても満足 30.0%
- 満 足 45.0%
- どちらでもない 17.5%
- 不 満 7.5%
- とても不満 0%
Q4 Q3で4・5と答えられた方は、理由をお聞かせ下さい。
- 想像していた内容と違っていた。
- もっと算命学自体の話を多く聞きたかった。
- スマホでzoom参加だったからか、ホワイトボードが見えなかった。
Q5 内容は分かり易かったですか?
- 分かり易かった 65.0%
- 難解だった 17.5%
- どちらでもない 17.5%
Q6 また、こういった講座があったら利用したいと思われますか?
- 利用したい 95.0%
- 利用したくない 0%
- 分からない 5.0%
次に、ご質問頂いた件に関する回答(Q&A)です。
Q 参加に当たって、顔出しが必須でしたが、それは何故ですか?
A 参加者の「顔が見える事」を必須としたのは、講師やさる山のスタッフが、皆さんの表情等から、理解度や満足度を判定する為です。特に、講師は視聴者の皆さんの表情等を見ながら、解説を増やしたり、減らしたりと微妙な調整をしています。なので、今後も講演の際は、お顔を出して頂ける事を参加条件とさせて頂く事になると思います。
最後に、講演を終えての講師の感想です。
講師雑感
あくまでもアンケートにご回答頂いた方のみのご感想ではありますが、思いの外ご満足頂けた様で、講師としてはとても嬉しく思います。
実は、この講演会は、さる命学教室の受講者以外の参加者の方も多く、算命学の真の姿がどういうものかを知らない方、又、算命学の基礎理論を学んだ事がない方には、「これは算命学じゃない」とか、「もっと算命学の話を聞きたい」と思われるだろう、又、途中で退席する方や、不満を感じる方も多いだろうと思っていました。
それでも、十周年の感謝・御礼としては、星回りの解説等をして適当にお茶を濁すよりも、真の算命学の姿を垣間見て頂く方が有意義だと思ったので、敢えて、とても重要なのに中々顧みられる事がない「物事の本質をどの様に探るか」、「環境分類の手順」に焦点を当てて講演を行ったのです。
しかし、いざ蓋を開けてみたら、想像どおりの反応もあったのですが、しかしそれは少数で、思いの外、講師の意図を正確に理解された方が多かった様に思います。これは、講師としては望外の喜びで、本当にやって良かったと思います。下に、お寄せ頂いた感想を列挙しておきますのでご覧下さい(長いもの等は、趣旨を逸脱しない範囲で、加工をしています。)。
今回の講演では、お金がテーマだったので、お金そのものについて、又、お金と人類の関係について、機能性、歴史、法律、経済学の理論という面から考察し、より深くお金の本質に迫ろうとした訳です。そして、算命学でお金を語ろうとする時、最も必要となるのが、正にこの部分の知識(=お金(物事)の本質を理解している事)なのです。
即ち、物事の本質を捉える事が出来なければ、算命学の占いは成り立たない、又、物事の本質を捉える事(手順)こそが、算命学なのだという事です。
算命学では、物事の本質を知るに当たって、一度バラバラにして詳細を把握し、その後、それを元の大きさに戻して考察するという手順を踏みます。そうして、物事の本質を知り、更に、詳細な環境分類(分析)をして、こういう本質を持つ物事が、こういう環境に出会ったらどの様な形になるだろうか、そして、人はその時、何を思うのかと仮説を立てていきます。そして、幾つもの仮説から、その人物の辿るであろう道筋を(占者なりに)確定するところからが、真の算命学の占いなのです。
例えば、結婚占技にしても、それを活用する前提として、結婚の本質や類型(=種類)を理解していなければならない訳ですが、その為には、結婚というものを一度バラバラにして、詳細に分析・検討しておかなければなりません。これが出来てこそ、真に、結婚というものを考察する(占う)事が出来るのであって、それをやらずして、星回りがどうとかを考えてみても、非常にレベルの低い、ペラペラな占いもどきにしかならないのです。
まぁ、ここら辺の事は、しっかり学ばないと(ある程度熟練しないと)理解出来ないと思うので、この講演を聴かれた方は是非、これを切っ掛けに算命学の基礎理論を学び、そして、算命学の真の姿を捉えて頂きたいと思います。
たとえ10年の経験があったとしても、基礎理論を理解していない10年の経験は、基礎理論をしっかりと学んだ1年の経験に劣ります。この講演を切っ掛けとして、基礎理論を学ぶ方が増えれば、とても嬉しく思います。
(さる山隊長)
頂いた感想(抜粋)
算命学については、まだ学び始めたばかりのため、講演冒頭から全然付いていくことができなかったですが、歴史のところは楽しく聞くことができました。私自身が、今後どのような働き方をすべきかを模索している最中のため「自分の心の満足が他人を惹きつける(ひいては収入につながる)」ということを心に留め置き、考えていきたいと思いました。
演題から算命学的に観たお金の考え方なのかなと思っていたのですが、算命学の鑑定として個人のお金の縁、向き合い方等の部分も少し期待していました。なので、求めていた聞きたい部分が今回は無かったので正直、今回で終わりは気持ち的にかなりの未消化状態です。次回で例題等での解説等を期待します。
恐らく、人生の中でお金というものの存在がとても大きな影響を与える環境(ツール)であるからこそ、自分を知り、今の世相や時代の流れを学ぶことは大切なのだと思いました。
お金に対する知識がなかったので、通していろいろなことを説明していただきとても役に立ちました。一方で算命学に直結した解説が10~15分だったので、もう少し聞いてみたかったと思います。とかく占い扱いになりがちな算命学において、もっと現実を重視しましょう、というのはとても大切な姿勢だと常々思っています。宿命だけをみてあーだこーだという、巷によくあるような使い方にはいつも疑問を持っています。技法だけをガツガツ勉強するのではなく、幅広い知識を得て、物を考えられるように心がけたいと思いました。
私は地の巻、(お金を知る)が1番面白かったです。特に、1929年あたりの歴史や新円切り替えの話は本当に足が震えるくらいの衝撃でした!人間の愚かさが露呈した大衆心理や全体主義のような流れ……環境、今いる時代の流れを的確に読み解くことは算命学士だけでなく、どんな業種の人、どんな立場にいる人でも必須なんだと強く感じました。そして時代の流れを読むにあたり情報を捉えるのは鮮度ばかりを追いかけるだけではいけないという事も地の巻、つまり過去から学べました。
短期間で本を何冊も読み、要点を捉えて素人に解りやすく伝える能力が、難解な算命学をイラスト入りで解りやすく紐解く事にも準じていると思いました。
算命学を学びはじめて日は浅いですが、生年月日から出てきた結果だけで人をみるのでは足らず、生きてきた環境を知ることで結果を深めることができるのだと、今回の講演で実感しました。今は占い方法を学ぶことで必死ですが、それと同時に本を読んだり、ドキュメンタリをみたりして、時代背景や生活を知りたいと思いました。文字が読めず、お金がお金では無くなった人の生活と、危機管理ができた人との生活では、同じ生年月日でも全然違いますよねとフムフムってなりました。
講演会のタイトルからイメージしていたものと、あまりに違ってびっくり。「お金」の定義や歴史、法律、経済学に興味がある人には、なかなか聞けない貴重な内容だったと思いますが、そうでない人には、「お金」部分の50分間は流石に長過ぎたかなと思います。いつそれを算命学に絡めてくれるのかしら?と思いながら聞いていました。
そもそもお金とは何かという話がとても面白かったです。物事を陰と陽に分けて考えていき、細かくしていく考え方はお金以外にも使えるものだと、説明を聞きながら想像することができました。
お金の歴史を知る良いきっかけになりました。オススメの本の紹介も良かったです。準備に沢山時間をかけて頂きありがとうございます。これからも応援します。
算命学に例えて聞けたことが楽しかった。お金についても学びたいなんて思いました。
お金や歴史の話はとても掘り下げてあって楽しかったです。最後の方の、お金を得るには、のお話にはとても納得しました。算命学において自分はまだまだ浅いのだという気持ちが強まり、来年ブートキャンプを受講させていただきたいと思いました。
ちょっとイメージしていたものと違いましたが、参考になることもあり、面白かったです。
わかりやすいところ、難しいところいろいろでした。今回の講演会の、算命学の基礎知識は、ホームページの記事をずっと読んでいたので、だいたい理解できたと思います。お金についての歴史的な話もほぼ理解できました。でも、難しかったのは明治以降の経済の話でした。(でも、これ以上簡単にはならないことかもしれません。)
なにより、「隊長」さんの知識の量に圧倒されました。1時間半の講演会にあれだけの量の書籍を読んで準備をされたとは。できる限り分かりやすく経済学の本を解説していただいたので、私も一生懸命、頭をフル回転させて講演を理解しようと努めました。久々に知的な刺激をいただけたことを感謝します。また、お金の実物資料も見せていただき、楽しかったです。それから、投影されたレジメの中にときどき入っていたそらさんのイラスト、なごみました。
お題がお題だけに私にとってはもっと聞いていたいと思う講演でした。それは、自分が商売をしていて、お金についていろいろと考えているからだと思います。講演の最後のところで、お金を得ようとするならば、ということを算命学的に話されていたところがありましたが、一段高いところのお金を得ようとするならば無形の手段が必要だということや、まず、自分が幸運や幸福を感じることが大事で引力本能を発揮して魅力ある人物になる必要があり、自分がどうすれば喜ぶのかをまず知ることが大事だと、おっしゃっていましたが、まさにその通りだなと思いました。私の場合も初めからお金を求めるような商売は長続きしたことがありませんでした。今回の講演を自分の商売に生かせるように頑張りたいと思いました。
持って生まれたものと、環境の接点に人の運命があって、そのために、環境や世の中の事をひろく知ることもしないと、いろいろと考える材料が不十分になってしまうのかと、自分の中でとても驚きそして納得をしてしまいました。
お金の歴史背景や定義などとても為になるお話でしたが、算命学と絡めた部分には分量的に少し物足りなさを感じました。ただ、「算命学でお金を語る」事にはその部分を抜きにしては本当の意味を成さないのは理解できるような気がします。算命学を学ぶ上で、様々な技法を身につけると同時に絶えず世の中の動きに注視して柔軟な思考ができるようになる事が大切なのだと思いました。
経済について幅広い知識、理解を深めておかなければいけないと強く思いました。日々、学びを深めていくことの重要性も身に沁みます。「お金が欲しい」という有形に傾いていると、お金が入ってこない理由が陰陽で説明できる算命学のすごさにも、感動を覚えます。
【お金を自分に引き付ける為には、自分が満足する事で人に喜んでもらえば良い。】最後に仰っていたこの言葉は、現在、実例を目の当たりにしているので、良く理解出来ました。あらためて、人は、自分が生まれ持った本質を活かせる環境に身を置くことがとても大切なのだと理解しました。90分という時間でしたが、算命学の話、歴史の話、経済の話…と盛り沢山の内容で楽しかったです。
お金の陰陽の分け方、たいへん参考になりました。
お金が欲しいとは思っても「お金って何?」と考えた事はなく相対的に考えるは、とても興味深いものでした。また、正しく算命学を伝えようとする姿勢に算命学に対する愛のようなものを感じました。
講演が、天の巻、地の巻、人の巻という構成になっていてワクワク感が増しました。またお金についてこのような切り口で考えたことなどなかったので、とても興味深かったです。特に3.地の巻「お金を知る」と4.人の巻 「算命学とお金」が面白かったです。しかし、経済について、知らないことが多すぎるなぁと感じました。最後の、「その時はもうお金がほしいとは思わなくなってるかもしれませんね」というのがとても印象的でした。
お金に関しての歴史的考察がかなり長く、いつ算命学と結びつくのかと思って聞いていました。全部を聞いてみますと、歴史的背景をしっかり押さえることの重要性がよくわかり、良かったです。
商品貨幣は、それが便利であるが故に形を変えて現在も使われているという事、相手が交換したいと思う財やサービスを自分が提供できるかという点が重要だということが理解できました。
時代と共に、貨幣の単位や数量によって価値が定まり、それが日本にも伝わる過程や、戦国時代になると、鉱山の開発により、金、銀、銅の三貨制度が確立され、明治時代に円が単位となり紙幣も発行された事、大戦、震災、疫病、金融恐慌、デフレ政策、企業の倒産など、政府の失策により人、物、金、が翻弄され、その時宜によって常識は変わっていく様など、無駄のない見事な語り口で講義が進んでいきました。法律とお金についても論じてくださいましたが、私には少々難題でした。
お金は「集団」というものの範疇で考察しなければならないと解説されました。これは、『人間の運命は持って生まれた本質と環境の接点に存在する』という算命学の理論から来ていると。人は集団の中にあってこそ挫折しを経験し、磨かれ、成長し、喜びを知るのだと思います。
どうすればお金が入ってくるのか、お金という有形のものを求めるときは、お金を求めないという精神を用いるという一見矛盾した考えに思えますが、それこそ陰陽論、算命学の醍醐味ですね。まずは自分を知り、自分に合った方法で引力本能を磨き、他人を引き付け、喜ばすことができた時、有形のお金が手に入ると。近江商人の三方よしと言ったところでしょうか。
天地人と3部に分けてのお話の中で最後の人の部分の算命学とお金のボリュームがもっと欲しかった。
なかなか知ることのないお金の歴史を聞けておもしろかったです。
緊張しているのか、早口にならないように気にしていたのか、隊長の毒舌(特徴)が削がれていたので、らしくない感じがした。
お金とはを知ることの大切さは理解できました。ただ、もう少し算命学の部分のお話が聞きたかったです。
最後のまとめでお話しをされていた、自分を満たす事が大事な事がわかり、自分を、知り、整えて行く事の大切さが判り、まずは自分を大切に扱ってみようと思います。
すごく面白かったのですが、量に対して時間が短かったので内容を消化し切るのがなかなか難しかったです。特に算命学の箇所についてはついて行くのがやっとだったので配布資料や事前課題があったらいいなと感じました。また、お金の歴史全般が対象になってましたが、もっと範囲を絞った話の方が算命学初学の私にはイメージしやすかったかもしれません。例えば、取り付け騒ぎになった大臣の失言を受けて、それぞれの命式を持った人はどう動くのかなど。(慌てておろす、静観する、混乱して何もできないなど)
最後のまとめのところは、実に「そうだよね!」という着地で大変面白かったです。結局のところ、何にしても 自分が源であり、自分のことを良く知り、自分を満たし、環境とフィットされることが出来れば自ずと ブレずに進むことができる(結果 収入もえられ)”生きやすさ”につながるのかもしれませんね。その為に、社会も経済のこともよく知ることがどんなに大切なことかも一緒に伝えていけたらと思いました。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
2022年1月29,30日(土日)です。
その次は3月22,23日(火水)です。
詳しくはこちらをご覧下さい。
算命学とカウンセリングを組み合わせた『空コース』は、
2022年2月8日(火)14:00に、新規クラスを立ち上げます
詳しくはこちらをご覧下さい。
林知子
アンケート結果の公開ありがとうございます。
時間の都合がつかず参加出来なかったので興味深く読ませて頂いたと共に参加出来なかった残念感が甦りました…。
算命学についての興味がより、増しました。
そらまめ 投稿者
コメントありがとうございます。
アンケートに回答して下さる方は、好意的に捉えた方が多いとは思うのですが、私たちが想像する以上に、さる命学教室の提供する物に、好意的な興味を持って下さっている方が多いのだなぁと感じ、嬉しく思いました。
またいつかの機会がありましたら、ご参加下さい。
算命学、本当に面白いです。人類の宝だと思います。
私は算命学のおかげで癌が見つかり、命を救われた経験を持つので、恩返しに本当の算命学を伝えて行きたいと思っています。