今回は、大運天冲殺「天礼の型」と「天智の型」の時期、その振り分けについて、考察してみました。
この記事は、非常に専門的で、これを理解できるのは、算命学の上級者のみだろうと思います。きっと、プロの占い師や、講師であっても、この話題について来られない方は多いと思います。
しかし、日本一の算命学教室を自認する「さる命学教室」の記事として、たまにはこういうのも良いでしょう。
なお、この記事だけを読むと、算命学は難しそうと思われるかも知れませんが、決してそんなことはありません。
さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」では、陰陽・五行の基礎から、懇切丁寧に講義を行っているので、しっかり講義を聴いて、自分の頭で考える癖を付ければ、この程度のことは、誰でも理解できるようになります。
自分には難しそうと思わずに、真の算命学を学びたいという方は、ぜひ、さる命学教室の門を敲いてみてください。
このテーマで記事を書こうと思った経緯
さる命学教室「花組」の講師から、私(さる山隊長)宛てに、次のような質問が届きました。
スライドP44の本文に「この際、(中略)財や地位を後進に譲って引退すれば」とあります。これは、「財や地位を持っていて引退していない」人でも、大運天冲殺天智の型破転に当て嵌まる場合があるということかと思うのですが、一方で、天智の型の説明として「引退後」とあります。これらは矛盾しているように思えるのですが、どういうことですか?
なんと、回答期限は1日(無茶振りだろ!!)ということで、慌てて回答を書いた訳ですが、せっかくなので、さる命学教室にはどんな学びがあるのか、さる命学教室の質疑応答がどのように行われているのかを知っていただこうと、公開することにした次第です。
自分が学んでいる学校・講座・講師が、質問をしても満足に答えてくれないという方は、Wスクールも歓迎しているので、ぜひ、さる命学教室の門を敲いてみてください。(2回目 笑)
大運天冲殺天礼の型・天智の型の振分の基準
ここからが本論です。
大運天冲殺天智の型における「晩年期」とは、精神はそれなりに練られているけれども、肉体が衰えつつある時期を意味している訳ですが、これは、「第一線引退後死ぬ迄の間」と考えると分かり易いものの、当然、例外も存在します。
例えば、バイデン元米大統領(82歳(2025年8月20日現在))や、トランプ米大統領(79歳(同))は、アメリカ合衆国のトップ(十二大従星に当て嵌めれば天将星)であるから、晩年期(十二大従星に当て嵌めれば天堂星・天胡星)とは言えません。
しかし、これはあくまでも地位・立場から見た考察であって、80歳という年齢は、当然、肉体の衰えを伴うことになります。さらに、肉体の衰えは、霊魂の老い(新しいものを受け入れられない、現在の状況に合致した思考ができないという状態)をもたらすことになります。

ちなみに、アメリカ人の2023年の平均寿命は、男性75.8歳、女性81.1歳(米国疾病予防管理センター(CDC))であり、すると、バイデン・トランプ両大統領は、すでにアメリカ人男性の平均寿命を超えていることになります。
このような場合、立場・地位・権限(周囲に及ぼす影響)を重視して天礼の型と看做すことも、肉体的な力(体力)を重視して天智の型と看做すこともできますが、実務上は、両方を考察してみて、占者自身が確定することになります。
もちろん、それらの複合型ということもあります。例えば、他人に及ぼす影響は天礼の型、個人の心情は天智の型として考察するという感じです。
なお、ここでいう「第一線引退」とは、フルタイムでバリバリ働いている状態から退くという意味であって、属託やアルバイトとして働き、お金を稼いでいる場合であっても、天礼の型ではなく、天智の型に入る場合があります。
また、組織の長やそれに準ずる者であっても、主要な業務を取り仕切っているのが別の者である場合は、天礼の型ではなく、天智の型に入る場合があります。
例えば、実際に業務を行っているのは部下であるけれども、地位や権限を手放せないトップ・役員・自営業者は、天礼の型ではなく、天智の型として考察した方が良い場合も多いです。

さらに、80歳を超えても自営業者として一人で食堂を切り盛りしているという場合、肉体の衰えを考慮すれば、天礼の型ではなく、天智の型として考察する方が妥当かも知れません。
このように、天礼の型と天智の型の振り分けは、画一的な判断ができない場合があるので、注意してください。
人間の運命を考察する際は、常に、その人物を観なければなりません。
同じ命式(生年月日)であっても、その人物が金持ちなのか、貧乏なのかによって、運命改良法(占いの結果としてのアウトプット)は異なります。
即ち、「人を見て法を説け」は、人に何かを伝える際のみならず、運命を考察する際にも当て嵌まるのです。
纏 め
いかがでしたか?
今回は、さる命学教室「花組」の講師に対する回答をほぼそのまま掲載したので、難しかったかも知れません。
「花組」も、そらまめ社長が講師を務める「空組」も、そして、私の「星組」も、色々な質問が飛び交いますが、陰陽・五行の基礎に遡って考察をし、可能な限り解答するようにしています。
もっとも、今回の記事は、講師の自学研鑽の為の質疑応答であって、実際に花組の講義で解説されることはないでしょう(質問があれば別ですが、多分、こんな高度な質問は出ないと思います。)。
しかし、このような(講師の)知識の裏付けが、講義のレベルを担保することになるのです。

そして、常に何かに疑問を持ち、自分の頭で考察し、分からなければ師に質問してみるという姿勢があれば、どんどん自身のレベルが上がっていき、良い講義ができるようになっていきます。
頑張れ! 花組講師!!
「花組」は、プロフェッショナルを養成する講座ではなく、算命学にちょと興味がある方向けの入門コースですが、おそらく、他の「なんちゃって講座」(短期間で簡単にプロの占い師になれると謳っていて、受講料が50~100万円くらいする。資格が取れると謳っているところもある。)よりもずっとレベルが高いと思います。もちろん、講師の質もレベチ(レベルが違う=レベルがずっと高いという意。)です。
実際、なんちゃって算命学、なんちゃって四柱推命のスクールで学んだ方(実はプロ活動をしていたりする)が、さる命学教室には沢山おられます。もちろん、花組にもね。
これは、その方達からの聴き取りによる評価なので、そんなに外れてはいないと思います。
さて、現在稼働している「花組」(全12回の講座)は、9月半ばに終了します。
従って、次回の花組は、10月からスタートです。興味のある方は、ぜひコチラ↓をご覧ください。
(さる山隊長)
講座のお知らせ
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2026年2月28日,3月1日(土・日)
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特別講座1 算命学の世界に触れてみよう
2026年2月21日(土)
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