「中庸から外れる生き様に触れてみよう」~ゲスト:まりえ(44)さん~

 さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」では、この度、「中庸から外れる生き様に触れてみよう」をテーマに、ゲストに現役アイドルの「まりえ(44)」さんをお招きし、対談を行いました。

 「中庸外れ」シリーズ全体としてのテーマは、この通りなのですが、これをもう少し具体化すると、「中庸から大きく外れた人にインタビューして、その生き様に迫ると共に、そこから楽しく生きる為のヒントを見付ける」となります。
 

 記事を読み進める前に、まずは、対談動画をご覧頂きたいのですが、その前に一点だけ、ご注意を申し上げたいと思います。

 今回作成した動画は3本とも、ご本人に確認して頂き、公開の同意を得ています。

 彼女は、企画の趣旨に順って、誠実にインタビューに答えて下さったと思いますが、そもそも、この動画は「ヲタク」(ここでは、ライブに頻繁に足を運び、チェキを撮ったり、グッズを買ったりする「熱烈な」アイドルファンを指すと思って下さい。)向けではありません。

 勿論、弊社としては多大なリソース(処理資源。ここでは、時間・お金・労力・人脈を指すと思って下さい。)を消費して制作した動画ですから、様々な方にご覧頂きたいという思いはあるのですが、もしかしたら「ヲタク」の方は、夢を壊されたとか、「偶像」を汚されたなどと思われるかも知れず、ご覧にならない方が良いかも知れません。

 ご注意は以上です。
 

 

 それでは、動画をお楽しみ下さい。

※動画のリンクが表示されない方はこちらから。
 前 編:https://youtu.be/EbI-1KpCPSU
 後 編:https://youtu.be/Xshny15ASwE
 番外編:https://youtu.be/joytldAzGIw
 

前編
後編
番外編

 

企画の目的


 私(さる山隊長)が作成した企画書には、目的について、次の様な記載があります。くどい様ですが、先方にもこの企画書は共有しており、内容について、同意を得ています。
 

 中庸の枠から外れた人物の話を聞き、その生き様・覚悟に迫る動画・記事を作成、YouTube等にアップし、以て「さる命学教室」の知名度の向上を図る。併せて、講義の参考資料とする。


 株式会社さる山さる子は、営利企業なので、お金を稼がないといけません。その為には営業が重要ですが、知名度があれば随分楽になります。という事で、普段「算命学」や「占い」、「思想」、「哲学」、「帝王学」とはあまり縁がない人達にも興味を持って頂く為に、この企画を立てた訳です。
 

 そして、重要な目的がもう一つ、さる命学教室の講義資料とする為です。これは、「星組」(算命学ブートキャンプ)、「空組」のみですが、命式の読み解き方、今後の運命の推移の予測をどの様に組み立てるのか、これを解説する例題(参考資料)として活用させて頂いています。それ以外にも、実例研究講座の資料(例題)としても、使わせて頂いています。
 

算命学と中庸


 算命学は、古代中国で生まれた陰陽説・五行説から成る思想・哲学で、それを元に人間の運命を考察したり、未来を予測したりするのが、算命学の占いです。即ち、算命学において、「占い」はメイン(主たるもの)ではなく、サブ(従たるもの)なのです。
 

 株式会社さる山さる子は、算命学を教える学校でもある訳ですが、算命学では、「中庸」を基準に物事を考えています。

 ここで言う「中庸」とは、簡単に言えば、偏りがない事、一般的な事です。これは、「バランスが取れた状態」であり、「平均の枠内」とも言えます。

 「中庸」と言っても、個別の中庸(個人=自分自身)もあれば、部分的な中庸(夫婦や家族、会社など小規模~中規模の集団)もあり、更には、全体の中庸(国家や民族など大集団)もあるという様に、本当に色々な世界があります。

 すると、ある分野・世界においては、中庸に収まる生き方をしているのに、別の分野・世界においては、中庸から外れる生き方をしているという事もある訳です。

 そして、それは自身の運命(ここでは、幸運・満足を感じるか、不運・不満を感じるかだと思って下さい。)に大きな影響を及ぼす事になります。
 

海のないところでは、海産物の価値が高くなる

 少し難しい話になりますが、これは「生存可能領域」や「価値」の話でもあります。

 即ち、自分の本質を知り、それはどこであれば活かせるのか、又、どこに身を置けば価値が生まれるのか、増大するのか(露骨に言えば、生活が成り立つ以上に稼げるのか)という思考と同じだという事です。
 

 そして、まずは「個別の中庸」(ここでは、自分自身が心地良く生きていられる範囲だと思って下さい。)を知り、その上で、様々な世界における中庸を知れば、自分の運命を自分の望む様に築いていく事が出来ると算命学では考えています。

 なので、さる命学教室としても、常々「中庸」というものを意識してる訳で、今回の企画もその一環なのです。
 

比較の対象があってこそ、価値が分かる

 ところで、算命学は陰陽説が元になっているのですが、陰陽説には、「陽」(あるもの)を知ろうと思えば、「陽」(その場所)に身を置くよりも、「陰」(対極に位置する場所)に身を置き、そこから「陽」(あるもの)を眺める方がよく分かるという考え方があります。

 これは、換言すれば、「物事は相対関係によってのみ捉える事が出来る」、「相対関係の中に価値は生まれる」という事です。
 

 即ち、「中庸」を知る為には、そこから外れた場所から眺める必要があるという事で、それ故に、「中庸外れシリーズ」(本当にシリーズ化出来るかどうかは今回の動画の反響によりますが・・・。)を企画したのです。
 

 さて、算命学はこんな発想をする訳ですが、これ迄の記事を読んで、自分の知っている算命学とは違う、何を言っているのか分からないと感じる算命学の占者や講師がいたとしたら、自分がこれ迄学んで来たものは、真の算命学ではないのではないかと疑って欲しいと思います。

 残念ながら、まがいものと言っても過言ではないレベルの算命学の講座が年々増えています。又、帝王学だと謳って、レベルの低い算命学を教えている学校や講座も増えています。ある程度の知識がなければ、それを見抜く事が出来ないのかも知れませんが、この記事を切っ掛けとして、疑いを持って、ご自身で検証して頂ければ嬉しく思います。
 

ゲスト選定の理由


 今回のゲスト、まりえ(44)さんは、地下アイドルとして生計を立てているという点で、一般的な生き方の範疇(これが「中庸」)を逸脱していると思いますが、更に、44歳にして現役(現在17年目)というのは、女性地下アイドルという世界の中庸からも外れていると思います。

 この様に、大きく中庸から外れている事、又、「前編」でも語ったとおり、少しばかりの縁を感じた事から、彼女に依頼を出した次第です。
 

 私は、芸能界やアイドル業界に疎い為、「番外編」のとおり、会話が噛み合わない部分も多くありましたが、それでも、彼女は辛抱強く質問に答えて下さったと思います。

 実は、打ち合わせの段階から、話が噛み合わない事が多く、果たして企画として成立するのか、対談の際に質問を投げかけても「別に・・・」という言葉が返ってくるのではないかと心配していたのですが、それは杞憂に終わりました。
 

 記念すべき「中庸外れシリーズ」の初回ゲストが彼女で良かったと心から思っています。

 そして、彼女の益々のご活躍を期待しています。
 

対談を終えての雑感


 今回の対談は、私にとって、非常に興味深いもので、学ぶ事、感じる事が多くあったと思います。

 しかし、それは私個人のものであって、この動画をご覧になって下さった方には、その方なりの学びや気付き、感じるものがあったのだろうと思います。
 

 尤も、「何かを学んだ」、「何かを感じた」としても、それは、「この話を聴いた(動画を見た)限りにおいては」という事であって、普遍的なものではないかも知れません。

 だとしても、今を生き抜く為の、或いは、楽しく生きる為の「ヒント」が一つでも見つかれば、取り敢えずは、それで十分なのだと思います。
 

 考えてみれば当然の事ですが、たった一人の生き様に少し触れただけで、「普遍的な何か」(例えば、「真理」とか「道」とか?)が分かるという様なものではないでしょう。

 しかし、これから何人にもインタビューをすれば、或いは、その動画をご覧頂けば、「普遍的な何か」が少しずつでも見えてくるかも知れません。
 

動画を見た人にだけ分かるイラスト

 この企画は、中庸外れ「シリーズ」と銘打っている訳ですが、継続してこそ見えてくるものがあるのだと思います。

 次回については、まだ何も決まっておらず、リソースの都合による訳ですが、出来る限り続けていきたいと思っています。
 

終わりに


 この動画を通じて、多くの方に「算命学」、「株式会社さる山さる子」を知って頂ければ、嬉しく思います。

 そして、算命学、陰陽説、五行説、帝王学に興味を持たれた方は、是非、「さる命学教室」にお越し下さい。

 「学びたい」という志、そして「気合い」のある方は大歓迎です。

(さる山隊長)
 

 

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