行動は同じでも、結果が大きく違う例

占い師に良い悪いの観念があったら間違える」というような記事を書きましたが、先日、お教室の授業で使うイラストを描いていて、具体的に分かりやすい例だと思うので、それについて書いてみます。
 

融合の「合」・破壊の「散」

算命学の陰占法には、位相法という読み取り技術があって、その中には合の約束事と、散の約束事というものがあります。

合の約束事は、三合会局、半会、支合、方三位、(大半会)などで、融合のエネルギーが働きます。
応援があったり広がったり膨らんだりするわけです。
 

一方、散の約束事には、対冲、害、刑、破、(納音、天剋地冲)などがあり、破壊や分裂のエネルギーが働きます。
 

こう聞くと、一見、合の約束事に対して良いイメージを持ちがちで、占い師に良い悪いの観念があり、なおかつ勉強不足だと、合の約束事が回って来ている時を、『良い時期ですよ』、散の約束事が回って来ている時を、『悪い時期ですよ』などと伝えてしまいます。

 しかし、物事には良いも悪いもないのです。
 

合の約束事が、その人の欲求にとって上手く働くときもあれば、散の約束事が上手く働く場合もあります。

では、合の約束事が、上手く働くときと、そうでない時の例を見てみましょう。
 

夢を追う少女 +「合」

イラストのように、アイドルになりたいという女性がいたとします。

年齢が若く、可愛い子であれば、それを応援するエネルギー(合の約束事)は、本人を元気づけ、背中を押してくれるものとなります。

可能性もありますし、たとえ失敗しても経験になるし、次の道がいくらでもある。
 

中年女性 +「合」

一方、こういう例だとどうでしょう。

もう、すっかりピークを過ぎ、並みの容姿の女性に対して、それを応援して焚きつけるのは、どうかしているか、悪意です。

やっていることは同じでも、状況に応じて、良くもなれば、悪くもなります。

良い悪いの観念がある占い師は、こういうことをやってしまっているというわけです。

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以前、40代の女性から、20代半ばの男性を好きになってしまい、告白しようと思っているんだが・・・という話を聞いたことがあります。

一緒にいた、会社の20代の同僚が、『大丈夫、いけるよ!』と、彼女の告白の応援をしていて、その気になったようでした。

しかし、40代の彼女の様子を見ていると、年相応の容姿で、特に何らかの技術を磨いているわけではなく、また、その男性との関係は、男性が母親のように慕っているという感じでした。

この状況で告白などすれば、男性はどん引きして、彼女から離れてしまうのは目に見えています。

今の、男性から母親のように慕われる状況を壊したくないなら、告白などしてはいけないわけです。
 

彼女を応援していた20代の女性は、本当に無責任だし、どうかしているのか?と思ったし、もしかしたら、その40代の女性が辛い思いをすれば良いという悪意を持っているのではないかと、端からは見えると思います。(こういうの、本人だけはなかなか分からない)
 

「散」がありがたい場合

さて、たま~に、こういう人がいます。

もちろん、世界は広いので、こういった夢をムリヤリ叶えてしまう人も皆無ではないとは思いますが、そんな少ない可能性に向かって他人が背中を押すのは、かなり違うと思います。

こういう状況にある人には、合のエネルギーより、むしろ、散のエネルギーの方がありがたいわけです。
 

捨てられない夢を、破壊のエネルギーを使って捨て去ることができれば、その空いたところに他の何かが入る事になり、別の方向に歩き出せるのだと思います。

物事は良い悪いではないということ、なんとなくお分かりいただけるでしょうか。

2019年10月10日 (そらまめ)

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