今回のテーマは、算命学と生年月日です。
算命学の「占い」では、生年月日を用います。これは、算命学に限らず命術の特徴ですが、何故、命術において生年月日を用いるのか、その理由を知っていますか?
これについては、これ迄の記事で何回か書いているので、そちらをご参照頂く事にして、今回は語りません。
今回は、「そもそも、生年月日って何だろうね?」というのが主題です。

さて、私事ですが、この記事を書いている今日は、私(さる山隊長)の誕生日です。だから、こんなテーマで記事を書いてみようと思った訳です(笑)。
前日に、株式会社さる山さる子の社長のそらまめ、店長の佐藤(りえちん)、空組受講生の有志に、ケーキとお酒、理科の実験の様な食べ物を用意して頂き、お祝いして貰いました。
又、そらまめからは3万円くらいするパジャマを、りえちんからは17,000円のウイスキー(厚岸・二十四節気シリーズ「霜降」)を誕生日プレゼントとして頂きました。大変有り難い事だと感謝しています。
ところで、上の文から、私の天冲殺が何だか分かりますか?
これが分からない人は、算命学の理解が足りていないですよ。(笑)
生年月日とは
生年月日とは、その事物がこの世界に誕生した日です。算命学では、運命というものは人間に限らず存在すると考えているので、この様な定義になります。

もう少し詳しく考察してみると、生年月日とは、何時始まったとも、何時終わるとも知れない悠久に流れる時間をある基準に従って切り取ったものです。
この基準が暦法であり、今日の日本では、グレゴリオ暦が用いられています。
そして、時間の本質は「動」なので、それを切り取ってしまえば、最早時間たり得ず、空間(静)となります。
算命学の占いで、生年月日を用いるのは何故か?
算命学では、同じ命術でも四柱推命と異なり、時間の最小単位は「日」であり、「時」(例えば、23時とか)は使いません。つまり、0時も、23時59分も全く同じ扱いをします。
すると、「日」とは、最小の時間という事です。尚、ここで言う最小とは、日が集まって「月」となり、更にそれが集まって「年」となる様に、出発点という意味を含みます。
因みに、算命学の時間の概念には、「大運」というものがありますが、これは、万人に共通する時間ではないので例外です。

ここで重要なのが、出発点という意味です。つまり、生年月日とは、その事物にとっての出発点と言える訳です。
算命学は、運命学である訳ですが、運命の定義は、「その事物の誕生から終局に至る迄の道筋、動き」です。
つまり、運命の出発点である空間現象を把握する為に、そして、それ以降の時間現象の推移を推察する為に、生年月日を使っている訳です。
終わりに
今回の記事は、少々難しかったかも知れませんが、算命学も、その元となった陰陽説・五行説も、空間と時間の理論ですから、そして、思想・哲学ですから、しっかりと習得しようと思えば、こういう理解も必要になります。
日本一の算命学教室を自認するさる命学教室には、他の学校で学んでも、又、算命学の占者として10年以上の経験を積んでも、理解が深まらないという方が多く学びに来られますが、これは、基礎を理解していない、学んでいないからです。
そして、基礎をしっかりと教えている学校・講座は、残念ながら私の知る限り殆どありません。

算命学を基礎から、しっかりと学びたいという方は、又、他の学校で勉強しているけれども、よく理解出来ない、物足りないという方は、是非、さる命学教室「星組」(最高峰のプロ養成講座)の門を敲いて下さい。
さる命学教室には、「星組」以外にも、セルフカウンセリングの手法を使用し、心に向き合う「空組」(上級のプロ養成講座)、算命学の概要を楽しく学ぶ「花組」(アマチュアの中級・上級レベルの講座)、様々なテーマを扱う「特別講座」と色々な講座がありますので、きっと貴方にあった講座が見つかるはずです。
この記事を読むと、さる命学教室は難しい、自分ではついて行けないのではないかと不安に思われるかも知れませんが、講義では、分かり易く、基礎からしっかりと教授しているので、ご心配なく!!
さる命学教室は、学びを求める者は、誰でも歓迎します。
但し、論理的な思考を放棄した(考える事を諦めた)人には、向かないと思います。
(さる山隊長)