七難八苦、与えて欲しい？

この温泉のイラスト、さる命学教室のテキストで使ったものである。

このイラストを見ると、実に平和で良い雰囲気だが、算命学の天冲殺論の中にある回光条件という分野においては、NGだ。

人が向上するためには

回光条件というのは、宇宙の真理に近付きたいと願う人に使うものだが、無形の世界をいかに知るかは苦しさに比例するため、あえて苦を味わう方へと誘導するものである。

ということで、イラストのように温泉に入っているような、幸せそうなぬるま湯状態は、回光条件的にはダメダメなのだ。

精神性を向上させたくて、『我に七難八苦を与えよ』なんて本当に思う人がいるのかどうかは知らないが（こんな占いの方法があるのだから、いるのかもなぁ）、もしもどんなに苦を味わってでも、精神性を向上させたいという人にも、算命学は使える。

逆に、求めてはいないのに、七難八苦を与えられてしまっているという人は、『宇宙の真理に近付いているんだ』と思う事ができれば、少し気持ちが楽にならないかしら？