まずは天冲殺を見よ
算命学には、たくさんの理論や占技がありますが、中でも『天冲殺論』は、とても重要視されているものです。
私のかつての師匠（父）も「まずは天冲殺を見よ」と言っていたくらい、算命学では一番先に注目する部分であります。
基本的な天冲殺の種類は６つなのですが、さらにそれが変形した天冲殺を持っている人もいて、それらの天冲殺を合わせると、数え切れないくらいの天冲殺の種類が存在します。
ということは、その数だけ天冲殺の現れ方も違ってくるということです。
天冲殺と環境の相違による判定
個人に対して天冲殺を占技で使うときには、まずは今置かれた環境が、その人の持つ天冲殺に合っているのか合っていないのかを、見ていくことになるのですが、変形した天冲殺を持つ人の運勢行程は、基本的な天冲殺を持つ人より、変わった人生を歩むことになりやすいのです。
例えば、辰巳天冲殺の性質がストレートに表れれば、家系（親元）を離れて自力で人生を切り拓いていくことになりますが、変形した天冲殺であれば、家系の犠牲となって支えるか、家系の流れを破壊（親や兄姉を犠牲にする）するかの運命行程を辿ったりもします。
その他にも、親の代償を子どもが払うことになる天冲殺や、両親が望まない結婚をしやすい天冲殺など、まだまだ沢山あるのですが、占者がそれを知っているのと知らないのとでは、アドバイスが大きく異なることでしょう。
持っている天冲殺によって、
親の借金を背負ってしまうことになりがちな人や、
真面目な人より 優しい人より 優秀な人より、プレゼントの多さで結婚相手を選んでしまいがちな人もいる。
様々な観点から見ることが出来る
個人の性質以外にも、集団（家族、組織、友人など）に使うことも多く、子どもを持つ夫婦の、どちらが子どもを育てた方が良いのかなどが分かったりもします。
天冲殺の間柄によっては、父親が育てた方が子どもが育ちやすい、ということもあるのです。
父親が育てた方がいい夫婦で、こういう状況にあるお母さんも多い。
仕事、才能、役目、結婚、家族関係、人間関係、精神、健康、などなど、天冲殺は様々な場面で多岐に渡って使えるのです。
さて、天冲殺により、その人の性質や傾向、相性を知る他にも、知る人ぞ知る、後天的に巡ってくる天冲殺があります。
２０年間巡る大運天冲殺
一般的に知られている、１２年の内に２年間巡ってくる天冲殺の他に、大運天冲殺という、短くて２０年間巡ってくる天冲殺もあります。（長い人は生きている間中が天冲殺期間、と言う人も・・・）
この大運天冲殺は、大きく伸展するチャンスにできる時期でもあるので、大運天冲殺が自分の人生にいつ回って来るか、どの様な条件となればチャンスとできるのか、また、その時期の抜け方を知っているのと知らないのでは、人生に大きな差が出てくるでしょう。
チャンスにもできるけど、抜け方に失敗すると、大きな痛手を負う可能性があるのも、大運天冲殺の特徴なのです。
それら後天的な天冲殺が、幼少期から学生時代、就職後、人生の半ば、第一線からリタイアした後など、人生のどの時期に巡ってくるかによっても現れ方が違い、その対処法も様々です。
（例えば、子どもの高校受験と天冲殺が重なったとき、親はどう対処すれば良いかなど）
以上の他にも「そんなことまで分かるの！？」という項目が、さる山さる子のＨＰに記載してありますので、興味のある方は、是非読んでみて下さい。
また、自分の天冲殺についてお知りになりたい方は、町田の整体占いさる山さる子の店舗に、占いや整体占いを受けに来て下さいね。
