西の熊?(算命学は統計学ではない)

私は2年ほど前から、統計学の勉強をしています。

統計学は数学の中でもかなり難しい学問で、最初の1年間はわけが分からず(ベイズの定理という、従来のものを覆す新しい考え方も入って来たりして混乱)、しかし2年目に差し掛かったあたりから、あー、なるほどこういうことね、というのが少しずつ見えてきました。

両方を視野に入れるとわけがわからなくなるので、とりあえず、ベイズはいったん横に置いとくことにしました。
 

さる山もお店を作って8年を超えましたが、その間に様々なデータを取ってきたので、それらに統計的な処理を加えて、何か今までは見えなかった、感覚では捉えきれない何かが見えるようになったら面白いなと思っています。

まだ先の話だと思いますが。
 

さて、最近、隊長も年末当たりから統計学について学び始めたりして、すると私たちの間で統計用語が会話に出てくるようになってきました。

統計学では正規分布という分布図を使って帰無仮説という仮説を立て、それが棄却されるか採択されるかという判断をしたりするのですが、その時の判断基準となる、『σ(シグマ)』という範囲があります。

ちなみに、σとは標準偏差のことで、1σには平均を中心として約68%が入り、2σには約95%が入ります。

つまり、扱うデータのうち、ほぼ大部分が2σ内に納まるわけです。
 

この、2σという基準をいたく気に入ったらしい隊長。

他の人に対しても、「2σが・・・」とか使うようになりました。(もちろん、解説付きで)

しかし、統計を学んだことがない人には、2σと言われても、全くピンと来ないと思います。
 

その、2σという言葉を初めて聞いた人が、後で教えてくれました。

「2σと聞いたとき、西の熊が浮かんでた。西熊ってなんだろ?って思った」

それ以来、私の頭にも、統計の話になる度に、西熊が浮かぶようになってしまったのでした。
 

さてさて。

『算命学は統計学』だと言う人もいますが、全く違いますよ。

統計学だと言っている人は、ちゃんと統計学を学んでみればよいと思います。全く違うことが分かるから。

さる山の算命学の講義を受けても、統計学などではないことが分かります。

算命学の実質的な創始者と言っても過言ではない高尾義政先生も『算命学は統計学ではない』とハッキリ言っています。
 

誰かが言った(算命学に箔をつけるためでしょうか?)、根拠のない噂が、蔓延しているようです。

そういう、根拠のない噂は、なくなって欲しいと、心から思っています。

算命学が信用を失うから。

(そらまめ)
 

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