算命学の2020年2月の占い(2/4~3/4)

2月(2/4~3/4)戊寅(ぼいん)
 

 今月は、まずは『落ち着いている』感じがします。安定した現状を守るために長期的な計画を立て、実行に移していくようです。理想論や感覚的な物の見方を排除し、実際の数値に基づいた判断をしていきます。混乱が起きないように細心の注意を払い、人々も協力し合おうとします。そこには悲壮感はなく、楽観的で明るい雰囲気です。


 折しも、新型ウィルスが日本で流行するかどうかの瀬戸際という状況にあり、侵入をできる限り防ぎ、入って来たものに対しては適切に処置をすることが求められています。その際に、過度に神経質になることもなく、過去のデータに基づき長期的な計画を立て、協力し合ってそれを実行していくのではないでしょうか。特に、うがいや手洗い、消毒など、一人一人ができる基本的で簡単なことを、淡々とやっていくと効果が上がるのではないかなと思います。
 

甲木(こうぼく)


 今月の甲木さんは、愛情たっぷりです。人の期待に応えたい気持ちが強く、お願いされたり、頼られたりすると、「あいよ!」と気前よく引き受けます。身内だろうと他人だろうと、誰に対しても愛情を注ぎますが、ただ優しく人助けをするだけではなさそうです。いつも本音で人と接し、取り繕ったり、うわべの気遣いなどはしません。愛情のあまり、時には相手が言われたくない、耳に痛いことも言ってしまいそうです。傷つきやすい人は去って行くかも知れませんが、別にそれはそれで、よしとします。
 例えるなら、下町の義理人情に厚い近所のおじさん、女性なら気っぷの良いお姉さんといった感じでしょうか。とにかく頼りにされそうな甲木さんです。
 

乙木(おつぼく)


今月の乙木さんには、いろいろなものが集まってきて、それらを溜め込むようです。集まってくるのもは、人だったりお金だったり情報や知識だったりしますが、その善悪や要不要など吟味することなく、とりあえず全て遠慮なく受け取ります。自分からは集めようとしませんが、向こうから勝手に来るのです。
 自分の身を守るために、体制側(主流派)に立って何かを批判したところ、そのトップへとのし上がり、考えが同じ人やお金や情報が集まってくるようになったという感じです。そして、集まって来た周りの人にも、自分と同じやり方を勧めるのではないかと思います。しかし、保身ばかり考えず、自分の本心や周りの人をもう少し信頼してみると、新たな道が見えて来るかも知れませんよ。
 

丙火(へいか)


 今月の丙火さんは、小さなことを楽しみそうです。特別な趣味などではなく、日常生活のちょっとしたことに楽しみを見出すという意味です。例えば、効率的な家事のやり方を探すとか、庭の手入れをガーデニングという趣味に格上げするとか、仕事も仲間と競うなどゲーム要素を取り入れるような工夫をして、毎日やらねばならないことを、楽しくできるように工夫するのです。そうなれば、生活自体が楽しくなるでしょう。
 また、人の間に入って仲を取り持ったり、物事を解決することも楽しいと感じるようです。損得勘定なく楽しんでやりますので、周りの人も気軽に頼みに来るでしょう。ちょっと難しそうに感じる案件も、何事も経験と思って引き受けてみて下さい。糧になりますよ。
 

丁火(ていか)


 今月の丁火さんは、一見近付き難く見えますが、近づいて来た人には何でも与えます。近付き難く見えるのは、何だかスケールが大きいというか、畏れ多いというか、丁火さんが一段上にいるように見えるのです。人は最初、遠巻きに眺めがちになりますが、そこを突破して入って来た人には、自分が持っているもの(おそらく知識)を、見返りを求めず与え尽くします。与えられた人は『すごい!』と感動し、それを活かそうとするでしょう。
また、個人店を経営している人は、売上に期待できそうです。特に、強力なライバルがいれば、よりエネルギーが湧き、仕事に燃えます。ただ、体力はあまりありません。人に与えるにしても商売にしても、体力を温存しながらやるよう心がけて下さいね。
 

戊土(ぼど)


 今月の戊土さんは、とにかくマイペースです。人がアドバイスをしても、ニコニコと話は聞くのですが、それを採用などしません。意志がしっかりあり、とても頑固なのですが、表面的にはとても柔らかいので、その頑固さに周りの人は気付かず、温厚な人だと思います。しかし、戊土さんをいくら変えようとしても、変わりゃしません。
 周りが変化していく中、戊土さんだけは変わらないので、時代の波には置いて行かれます。しかし、そうやってマイペースを保つことで、心身の健康を維持できますし、その無欲さが精神性の向上にもつながるので、今は心身を整える時かも知れません。何か問題が起きて戊土さんが意思表示を始めたら、周りはイヤでもその頑固さに気付かされますよ。
 

己土(きど)


 今月の己土さんは、組織の中での参謀役を果たします。集団の中に身を置いても、周りに流されることなく自分をしっかりと保ち、メンバーの相談に乗るのです。本当は一人でいたい気持ちが強いのですが、向こうから来れば相手がどんな人でもそれを拒んだりしないので、自然に人脈が広がって行きます。今月は美意識が強く、不幸な人を作って恨みを買わない、関係者がwin winになるなど、自分なりのルールに沿った作戦を立て、アドバイスをしていくのだと思います。
 一人でいたいのは、人といると疲れるからだと思います。自分が疲れていることになかなか気付きにくいので、意識的に休んだりメンテナンスするなど、心がけてくださいね。
 

庚金(こうきん)


 今月の庚金さんは、自分のペースで何かを変えて行こうとします。人には何をしようとしているのか言わず、淡々と取り組んでいきます。人がどう思うかなど全く気にせずやるので、周りの人からはなかなか理解されないかも知れません。逆に、やろうとしていることがどうせ人から理解されないと分かっているので、人に話さないのかも知れません。忍耐強さは誰にも負けず、どのような困難や逆境にあっても耐え続け、ある時期が来るまでは、質素な生活を続けていきます。
 しかし、今こそ行動する時!と思った時には、自分の中からわき上がる衝動に従って、後先考えずに行動します。欲ではなく、状況を変えるための戦いです。自己を鍛えるつもりで頑張って欲しいと思います。
 

辛金(しんきん)


 今月の辛金さんは、自分の意見に固執するという雰囲気です。自分から知識を得るための能動的な働きかけをせず、入って来る知識のみを採用します。そうなると、身を置く環境の(狭い範囲の)知識しか入って来ないため、これでいいんだという思いが強くなり、固定観念がさらに強化され、変化を避けようとするのです。
 今までのやり方や伝統をとにかく変えたくありません。今は世の中が動いていますが、安定を望むからこそ、余計に世の中の揺れを感じ、元の状態に戻そうとします。新しい世の中を作ろうとしていく人達と話合いの場を持ち、議論で自分の意志を通そうとします。このとき、精神修養のできている辛金さんであれば、共存の道を探ることができるでしょう。
 

壬水(じんすい)


 今月の壬水さんには、戦いの星が巡っていますが、今月の戦いは、外に出て攻撃を仕掛けていくのではなく、守る為の戦いとなるようです。何かを守る為には、まずは攻め入られないことがなにより大切ですので、攻め入ったら負けると相手に示し、ビビらせるために、自分は強いのだと力を誇示しようとするでしょう。そして、攻め入られた際は、瞬時に状況を判断し、周囲の者に指示を出し、自分も行動します。
 今月は、壬水さんが陣地の外に出て戦うと玉砕しますが、攻めてくる敵を引き込んで、一気に叩くという戦術はうまくいきます。敵の侵入を防ぎ、ギリギリまで待つ忍耐力が試されるでしょう。ウィルスの水際対策に壬水さんが関わると、誰よりも力を発揮しそうです。
 

癸水(きすい)


 今月の癸水さんは、何かがキラリと光り、周囲から『この人、できるな』と思われます。人からそう思われていることを自覚した癸水さんは、注目されていることを意識し、よりカッコつけようとします。身なりに気を使うようになったり、また、何か失敗しても、お金がなくても、それを人には見せず、やせ我慢して涼しい顔です。そして、自分の評判を落とす人を嫌い、遠ざけようとするのです。
 また、今月は企画力にもかなり優れています。思い切った改革をしたいと思い、素晴らしい企画を立てそうなのですが、用心深く、なかなか行動に移しません。一度上がった評判を失うことを恐れての用心深さかも知れませんが、せっかくのいい企画なのですから、自分が行動できない場合は、誰かに実行してもらいましょう。

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