次元上昇したからと言って・・・

前回、次元上昇についての記事(レベルが上がると、苦労しなくなる?)を書きましたが、次元上昇(レベルアップ)したからと言って、別に幸せになるわけではないということを書いておこうと思います。
 

よく、レベルアップすると、素晴らしい人間になるとか、悩みから解放されるとか、思い通りの人生になるなど、勘違いされている方がおられますが、そうはなりません。
レベルアップ前にイメージできることなど、たかが知れているのです。
 

また、特別な存在になりたいとか、苦から逃げたい、行動したくないと思っている限り、次元上昇が起きることはありません。
 

次元上昇するとどうなるか

では、どうなるかというと、レベルアップにつれて(次元上昇にも段階があります)、物事をありのままに見られるようになり、自然の法則を理解し、法則に則った考え方をするようになり、また、どんどんその人らしくなっていきます。

そして、中心の意識(ユングのいう集合的無意識)とのつながりが良くなります。

また、見えるものや受け止め方が違ってきますので、行動の仕方や生きる範囲が変わってきます
生きる範囲が変われば、その場に応じた苦労があり、新たに身につけた道具を使いながら、それを超えて行く事になります。

まるで、RPG(ロールプレイングゲーム)です。
 

その人らしさが時代の風潮にマッチしていればいいですが、マッチしていなければ、却って生きにくくなることもあります。
その人らしくなるということは、個性が強くなるということでもありますし、使える道具が増えるということでもあります。
 

また、次元上昇すると、それまで見えなかった本質が見えるようになりますので、それが見えない周りの人達と、だんだん話が合わなくなります

すると、他の人達と和していても、話が合わなすぎて、思っていることをそのまま話すといちいち誤解されますので、ムダな軋轢を生じないよう周りの人に合わせた言葉を使わねばならなくなり、レベルの違う人と一緒にいることが非常に疲れるようになります。
 

人のことがよく見えますので、目の前の人の明らかに不自然な行動も丸わかりですが、指摘すると嫌われますし、また、不自然な行動をしている周りの人も「そんな考え方はおかしい」と、自分たちの考え方に適合させようとしてきます。

孤独

これはお試しでもあり、孤独を恐れれば元の場所に戻りますし、元の次元に戻りたくないなら、今までの人間関係から離れるしかなくなります。
つまり、孤独になるのです。
 

なので、算命学でも、「高みを目指す者は、孤独の罰を受ける」と言って、進むのであれば、しっかりと覚悟をするようにと促しています。
 

何のために次元上昇をするのか

こんなことなら、別に次元上昇なんかしなくていいって、思いますよね。
はい。私もムリにしなくていいと思います。

では、何のために、次元上昇をするのでしょうか。
なぜ、算命学では次元上昇を人間の生きる目的としているのでしょうか。
 

私の場合ですが、『魂が求めていた』としか言いようがありません。
子供の頃から、『核の部分に到達したい』という思いがずっとあり、核が何なのかも分からないのに、求め続けていました。

私のように、人生をかけてそれを求めるべくして生まれてきた人もたくさんおられると思います。

そういう方は、どんなに理解者がいなくなろうが孤独になろうが、本能のように求めてしまうのだと思います。
求めていれば、お試しに引っかからない限り、進んで行きます。
 

算命学的次元上昇の目的(推察)

また、算命学でなぜ次元上昇を人の生きる目的としているのかについては書かれていないので、私の見立てをお話ししようと思います。
 

算命学では、『心のレベルを神の位置まで上昇させる』ことを人間の目的としています。

算命学の言う『神』は『自然の法則』なので、自然の法則のように、物事を広く、深く、ありのままに捉え、考えられるようになることです。
 

そして、算命学は、自然観察から派生した学問なので、自然の法則と人間の一体化が最終地点なのだと思います。

おそらく、次元上昇は、自然の法則と一体化できる道なの でしょう。
 

(そらまめ)
 

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