算命学と占い

 今回は、算命学と占いというテーマで記事を書こうと思います。

そもそも、算命学は占いなのか?

 まず、算命学とは、古代中国で生まれた陰陽説・五行説を元とする「思想」・「哲学」である訳ですが、今日では残念ながら、「占い」(ここでは、不確定な未来を予測する事、或いは、その技術を言う。byさる山隊長)の一種として認識されています。

 何故残念かというと、算命学には確かに占い部門もあるのですが、初めに思想ありきで、算命学的な物事の捉え方、ものの考え方(これが思想・哲学)があって、その土台の上に未来予測の技術があるからです。つまり、算命学の本体は思想・哲学であって、占いではないのです。

 更に言えば、算命学の占技(推察する為の技術的な思考)は、「技術」であるから、方程式を解く様に、型に沿って物事を当て嵌めていけば、それなりに答えを出す事も可能です。しかし、それでは表面上の、実のないものに留まってしまい、却って運命を毀損する事にもなり兼ねません。
 

哲学を理解することで出来ること

 又、算命学の思想・哲学部分をしっかりと理解していれば、その人物や環境を観察する事で、生年月日が分からなくとも、現状の把握も、推移の予測も可能だし、当然、運命改良法を導き出す事も出来るのです。

 そして、おそらくこちらの方が、物事を適格に把握・考察・推察する事が出来るのだと思います。実際、この記事を書いている私は、算命学を日常的に活用して仕事をしてますが、誰かの生年月日を聞いた事は一度もありません。

さる命学教室は思想や哲学を重視しています

 以上の事から、算命学を単に占いの技術だと考えるのは危険で、その大元である物事の捉え方、考え方、即ち、基礎理論(思想・哲学)からしっかり学んでいく事で、正しく、そして有効に使う事が出来る様になるのです。

 さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」では、算命学を陰陽説・五行説に迄遡って、詳細に教授しています。日本一の算命学教室を自認している程なので、又、多くの講師やプロの占者、大手の学校を卒業して段位を取得した方々が学びに来ているので、教育水準はとても高いと思います。
 インターネットが繋がれば、世界中どこからでも受講出来ますし、Wスクールも歓迎しています。勿論、初学者は大歓迎です。

 さる命学教室の受講者の皆さんの感想はコチラ
 

思想・哲学と占いがどう関わるのか

陰陽五行説

 では、ここで思想・哲学と占いがどの様に結び付くのかについて、簡単に語ってみたいと思います。

 陰陽説は、全てのものは性質の異なる2つのものから成り立っている、そして、それらの力関係は常に推移すると考えています。この部分は、正に思想であって、陰陽説ではこの様に物事を捉えている訳です。

 例えば、1日は昼と夜から成り立っていて、その力関係は常に推移している訳ですが、すると、現在が昼だとすると、次にやって来るのは夕方であり、夜であるという事が推察出来ます。

 そんなの当たり前の事ではないかと思われるでしょうが、実は、算命学の占いは、この様な発想から組み立てられています。

 すると、自分が夕方・夜に力を発揮するのであれば、少しずつ時宜を得る(タイミングが合って、物事が上手くいく様になる)事になろうし、逆に、明け方・昼に力を発揮するのであれば、少しずつ時宜を失う事になるでしょう。これが推移の予測で、「占い」と呼ばれるものです。

 それでは、季節は冬で場所は東京、時刻は1500で、自分は明け方・昼に力を発揮するタイプだとした場合、どの様に身を処せば、迫り来る夕方・夜において運命を崩さずに済むだろうかと考えるのが、運命改良法の選定です。
 

算命学は感性とは無縁

 非常に簡単な解説ですが、算命学の予測、運命改良法の選定は、この様な発想から生まれています。決して、スピリチュアル占い(私にはよく分かりませんが、結構見掛けます。)の様に、感性に頼っている訳ではありません

 尤も、生年月日と紐付ける時点で、大分印象が違ってしまいますがね。

(さる山隊長)

 

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