算命学を教授する学校は数多ありますが、株式会社さる山さる子は少し系統が違うとよく言われます。これは、主たる講師の私、さる山隊長の経歴や人物による所が大きいと思います。
という事で、今回はさる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」(これが正式名称です。)の特徴、それも、算命学に対する考え方、姿勢について語ってみたいと思います。算命学をどこで学ぼうかと迷っておられる方は、是非参考にして下さい。
1 算命学は「思想」・「哲学」であって、「占い」はそれを土台とする一部に過ぎない。
さる山では、算命学の教授、算命学命式算出ソフトの製作・販売、算命学を使用した占い(整体占い)の店舗経営を行っています。
つまり、算命学を専門とする会社(算命学のプロフェッショナル)です。その我々が、算命学と関わる際に常に意識しているのが「算命学は思想・哲学である。」という事です。
何故、この意識が重要なのかというと、算命学を単に「占いの技術」と捉えてしまうと、活用の幅が非常に狭くなってしまうからです。
そもそも、算命学の「占い」は、人間の運命や人生、時代と社会をどの様に捉えるのかという「思想」・「哲学」の土台があって、その上で成り立つのものです。即ち、算命学は、はじめに「思想」・「哲学」ありきで、「占い」は「思想」・「哲学」という親亀の上に乗っている子亀に過ぎないのです。
この様に、算命学の「思想」・「哲学」の部分に徹底的にフォーカスした教育を行っているのが、さる山の最も大きな特徴です。
勿論、「占い」の技術(占技)についても、中級課程以上のクラスにおいて、他校の追随を許さない非常にレベルの高い講義を行っていますが、これは、十分に基礎理論を学んでいるからこそ、講義が出来るし、又、受講して理解する事が出来るのであって、土台を作らずに技術(占技)のみを学んでも、残念ながら、大して役に立たないどころか、却って弊害が大きくなってしまいます。
尚、ここで言う「思想」・「哲学」とは、主に陰陽説・五行説、及び、それらの応用思想の事で、宗教的な教義やスピリチュアル的な事ではありません。算命学は、宗教でも、スピリチュアルでもありません。又、感性で物事を捉えたり、言語化出来ない何かに頼る事もありません。どこ迄も知性と理性で物事を観察し、考察し、理解していくのが算命学なのです。
ところで、私は組織化され、金を取る「宗教」、スピリチュアルな人に対しては、大変厳しい目を持っているので、さる山はそれらとの関わりは一切ありません。しかし、受講生や顧客の中には、僧侶や神主(真面目な宗教家?)、スピリチュアルな人もいる訳で、宗教やスピリチュアルそのものを排斥する事はありません。たまに、「くそ坊主」と言う事はありますが(笑)。
今回はこれ迄として、続きは次回にしたいと思います。
(さる山隊長)
講座のお知らせ
算命学基礎理論ブートキャンプは、
5月5,6日(GW日・月)
6月29,30日(土・日)
算命学とセルフカウンセリングを組み合わせた『空組』は、
6月7日(金)18:30にスタート(現地枠は終了しました)