バリの生徒さんにいただいたお土産

先日、ブートキャンプの時に、普段はバリ島(インドネシア)からオンラインで受講されている生徒さんが、日本に帰ってきているということで、現地に来てくださいました。
その時、バリのお酒をいただいたのですが、これがネパールのロキシーというお酒にそっくりの味だそうで、ロキシーが好きな隊長(バックパッカー時代の思い出の味らしい)は、大喜びでした。
そして、講義後に現地にいる人たちで、いただいたバリのお酒をはじめとして、現地にある隊長のお酒(ラニョーサボラン フロリレージュ、YUZA セカンドエディション2022)を振る舞い、みんなでおいしいお酒の味見を楽しんだのでした。(その後宴会に突入しました)
海外から受講されている生徒さんも多いです。
さる命学教室では、海外から受講されている生徒さんもたくさんおられます。なぜなら、オンラインの講義が、現地とほぼ同じようにリアルタイムで受講できるからです。
時差が大きい地域の方は大変そうですが、数時間の時差であれば、みなさんなんとかクリアしておられます。
コロナの時にシステムを整えました
このオンライン講義のシステムは、コロナが蔓延した時に構築したものです。それまでは、現地に来てもらうしか受講方法がありませんでしたが、コロナで講義が全て飛んでしまい、スペイン風邪など過去の疫病が蔓延した時に、回復までに大体3年ほどかかっていることを隊長が調べ、「今は当時より医療技術が発達しているから、少し早まるだろうけど、それでもおそらく少なくとも2年はかかるだろう」との予測により、お教室を続けるにはオンラインのシステムを構築するしかないと踏んだからです。
オンライン講義を整えるには、様々なことを調べ、機材を揃え、セッティングしていきましたが、簡単ではありませんでした。日本中がテレワークに向けて、ヘッドセットやウエブカメラを買い求めていた時期なので、ネットからあっという間に様々な機材がなくなっていったのです。
しかし、そういうときも、隊長の『なんでこんなこと知ってるの?』という知識が役に立ちます。各店舗には表に出てこない在庫を抱えていることがたまにあるので、そういうのを求めて、東京・神奈川の電気屋を片っ端から巡っていき、ようやく必要な機材を揃えたのでした。
機材のマッチングなどにも四苦八苦しました。隊長も私も、PCスキルは比較的高い方だと思いますが、何しろ、初めてのことばかりなので、調べて買って試して、うまくいかなくて、また調べて買って試して・・・という作業を延々と繰り返しました。(カメラ、何台買ったのだろう・・・)そして、機材はけっこう高く、PCにも負荷をかけることが予想されるため、高スペックのものを準備したこともあり、ほとんど収入の途絶えた時期だというのに、費用もかなり使いました。

ほぼ2か月くらいを、そのシステム構築に費やしましたが、おかげで商圏が一気に広がりました。それまでは、通える範囲に住む人、あるいは、通える人のみが生徒さんでしたが(実際に、奈良や兵庫から毎回通っていた方もおられます)、それが全国どころか、世界になったのです。
ということで、私たちはコロナという大きな危機を、チャンスに変えることができたのでした。
実はこれって、算命学的思考です。
さて、私たちはコロナの時に、「このままでは会社が倒産する!」という危機を感じて様々なことを考えたのですが、このときに使ったのが算命学的な思考です。
一般的に算命学は占いだと思われていますが、そんなことよりも、実は算命学の考え方を使って、物事をどう捉え、どう考えるか、どう身を処していくかの方が重要だし、役に立つと、私たちは考えています。
物事を分類して考える算命学は、時間のない中でどういう判断を下すか、物事をどう分析し、いかに実行するかの判断に非常に使えます。そして、算命学を論理的に学ぶことで、ありのままを捉える力が磨かれていきます。
私たちは自分の好きなように、思いたいように考えていると、様々なバイアスに絡め取られ、自分の願望や感情で物事を考えてしまいます。しかし、それらは実は間違いの元にしかなりません。なぜなら、物事は自然の法則の通りに起き、法則の通りに進んでいきますが、私たちの感情やバイアスは、不自然であることがほとんどだからです。
私は、物事をありのままに捉える力というのは非常に重要だと思っています。インプットが間違えていると、アウトプットも歪むのです。つまり、インプット次第で全てがダメになってしまうのです。インプットを歪ませてしまうのが感情やバイアスで、それらの元になるものを取り除かなければ、物事をありのままに捉えることはできません。
明日に続きます。
(そらまめ)