私の命式には、天印星・天禄星・天報星という十二大従星がある。
(ご自分の持つ十二大従星や、各十二大従星の意味合いを知りたい方は「こちら」をご覧下さい)
十二大従星というのは、簡単に言うと、どの時期にどういうエネルギーが巡ってくるかということで、若年期には天印星、壮年期には天禄星、晩年期には天報星となる。
天印星は赤ちゃんの星で、受け身でみんなから可愛がられるし、天禄星はバランス良く誠実に用心深く現実を渡っていくような星なので、一般的に割と問題の少ない星とみなされるのではなかろうかと思う。
しかし、晩年期に巡ってくる『天報星』は、こんな感じである。(さる山のサイトより)
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天報星は胎児の時代を表しており、二面性、出発と終結を受け持つ、流動的、人生の波が荒い、変転変化、陰陽の中間に身を置く、人に理解されない、孤独、混沌の中で新たな道を見付ける、多芸多才、などの意味合いがあります。
混迷する集団・社会で、敵と味方の中間に身を置くことで新たな道を見出し、切り開いていく能力があるのですが、それを発揮するためには、相当な精神的修練が必要です。
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天報星には二面性があり、二者の中間に身を置くコウモリのような存在となるわけで、場合によっては両者にいい顔をして両者から嫌われたり、理解されなかったりするのだろう。
若い頃の物事がよく見えていない私だったら、天報星のことを「晩年期にイヤな星が巡ってくる」と見做したかも知れないが、今は天報星があって本当に良かったと思う。
この星があるおかげで、私は隊長とさとうという、本来ならあまりに居場所が違いすぎて関わりをもつことすらできなかったであろう両者の中継ぎをし、一緒に仕事ができている。
これからさらに晩年期を迎えるにつれて、この質を活かして、様々な相容れない二者を協力させたり、相反する二つの物事の交渉や調整をしたりして、大きなことをまとめ上げ、活路を切り開くことができるようになるのだと思う。
このように、どんな性質にも好ましい面、好ましくない面があるわけだが、私は一見好ましくないように見えるものほど、反転したときのメリットが大きいと思っている。
自分の中にある、誰が見ても一見好ましく思えるような分かりやすい性質は、薄っぺらくてあまり道具としては使えない。
それよりも、自分の中の困った部分、目を背けたい部分、御しにくい部分こそが、使えるようになった時に大きな武器となる。
欠点として大きいほど、長所となった時に大きくなるのだ。
困った部分を使える道具に変化させるには、自分の精神力を練り上げて、人間性をレベルアップさせる必要がある。
変化させるまでは努力が必要だが、一旦使える道具になった性質は、もう困った性質に戻ることはない。
なので、自分の中の困った性質を排除したり目を背けるのではなく、受け入れた上で、人間性のレベルアップを心がけてみて欲しい。
素晴らしい道具に変わるから。
物事には陰陽の両面がある。
陰に見えることから目を背けると、大きなプレゼントを受け取り損ねるかもですぞ。
(そらまめ)
えっちゃん
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右肩が若年期、右足が壮年期、左足が老年期という見方でいいのでしょうか?
整体占い さる山さる子 そら
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>えっちゃん
左肩、左足、右足と、左右の呼び方は逆になるんですけど、理解はその通りで大丈夫です^^
えっちゃん
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そらちゃん、ありがとう。
それにしても、なんで右肩って書いたんだろう。。。