算命学を学んで良かったこと

算命学という存在は、亡くなった父が勉強していたことで知ることになった。

学び始めの頃の父は、

父 「算命学は面白い。学問だし哲学なんだよ、りえこ。」

さとう 「ふ~~ん、」

20代のころの私は、学問も哲学も自分にはまったく関係のないものだと思っていたので、こんな反応だった。

その後、まさか自分が算命学を学ぶことになるとは、予想もしていなかったことだ。

もっとも、整体師になること事態、20代の私には想像も出来ないことだが。

整体師になることによって算命学の道へと導かれることになったのだが、仕事に生かすことよりも、もっと身近なことに気づかされることが多く、自分の家族をより深く知ることによって、お互いが苦しまなくて良くなったのだ。

まだ子どもが生まれる前の私は、自分目線でしか物事を捉えることが出来ず、周りも自分も一緒だろう、くらいに思っていた。

まったく短絡的で、物事の奥深さなんてものを感じることすらなかった。(がっかりな人間だけど、仕方ない)

算命学を学び始めても、自分の中の物差しでしか物事を考えていなかったので、1つ1つの星の意味を理解するのにすら、だいぶ時間がかかった。

しかし、その星の世界を理解する過程で、自分の夫や子ども、そして両親の性質を読み解くことになり、「こんなに違うんじゃ、簡単に理解出来るわけがないよね。」という思いに至った。

自分にないものを相手が持っており、理解しようとするよりも認めることでお互いが楽になるということを知ったのも、算命学のお陰である。

子どもや夫の存在により、自分と違う物の考え方に触れ、悩んだり苦しんだりするのも、算命学でいう精神の修行なのだ。

さる命学教室では、プロの占い師になりたいという方も大勢いるが、自分自身の道しるべとして学びたいという生徒さんも多い。

どちらの生徒さんたちも、さる命学教室で学ぶにつれ、占技よりもその奥深さに惹きつけられている様子が、そらちゃんの話から見て取れる。

多くの人が、この算命学という学問を学んだら、本当に良いのになって思う。

学問や哲学に全く興味がなかった私が言うのだから、算命学がどれくらい面白いか分かってもらえると思うのであ~る。

(さとう)

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