算命学の通信講座

　今回は、算命学の通信講座をテーマに語ってみたいと思います。

　さて、株式会社さる山さる子では、通信による講座を行っていますが、それは、教科書やビデオ等が送られて来て、受講者はそれを読んだり、視聴したりして学ぶという様なスタイルではありません。

　Ｗｅｂサイトを見ると、算命学を教授しているスクールが沢山出て来ますが、教科書等の資料、ＤＶＤ等の教材を使って受講者自身で学んで貰い、質問はメールで受けるという様なスタイルの通信講座が多い様に思います。

　

さる山さる子の通信講座

　これに対し、さる山の通信講座は、通学講座とほぼ一緒です。教場で行われている講義が、リアルタイムで（録画ではありません！）ＰＣ等の画面に流れますし、双方向通信ですから、互いに顔を見ながら、会話する事が出来ます。勿論、質疑応答は疎か、通学の（会場にいる）受講者と雑談だって出来ます（現地受講者とオンライン受講者は、基本的に音声通話のみですが、どうしてもという場合は、カメラの角度を変える事で、顔を見ながらの会話も可能です。一応、念の為。）。

　私（さる山隊長。高等学校地歴科・公民科第一種教員免許、学芸員資格所持。）は、教育というものは、人格と人格のぶつかり合いだと思っている訳ですが、すると、ただ一人で書籍を読んだり、ＤＶＤを視聴しただけでは（即ち、会話がなければ）、中々効果が上がらない訳で、たとえＰＣ等の画面上であっても、遠隔地にいる者が、顔と顔を付き合わせて、対話をしながら学ぶ事が出来るシステムが存在するという事は、素晴らしい事だと思っています。
　

DXの流れは早くて、必死･･･

　これも今流行のＤＸ（Degital Transformation）と言って良いのでしょうが、情報通信技術の進歩は早いな、どんどん便利になるなという思いもあり、一方で、世の中の流れにしっかり付いていかなければ、取り残される事になるな（会社潰れるな）という思いもあります。

　算命学では、運命は本質と環境の接点にあると考えている訳ですが、という事は、環境が変われば、運命の高低（幸運・不運）も変化する訳です。すると、発想の転換、即ち、環境に応じて自分を変化させていく事が出来なければ、運命はまず下降する事になるでしょう。正に、「生き残るのは、強い者ではなく環境に適応した者」という事ですね。
　

　

弊社のオンライン講座のメリット・デメリット

　さて、話が少し横道に逸れてしまいましたが、最後に、さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」が採用してる「オンライン算命学講座」（通信講座）の利点・欠点についてお話ししたいと思います。

メリット

　さる山のオンライン講座は、インターネットさえ繋がれば、世界中のどこでも、ご自宅に居ながらにして、実際に通学して受講するのと同じ学び（それも、日本一の算命学教室を自認するくらいの高度な学び）が得られるというのが、最大の利点です。

　オンライン講座が始まる前は、西日本から神奈川県相模原市の会場迄、新幹線に乗って毎月通ってこられた方がおられますが（今でもたまにおられます。）、オンライン講座が出来上がってからは、大部分の遠方からの受講者は、そちらを受講される様になりました。

　得られる中身は「殆ど」一緒であるなら、通学に掛かる時間・労力・費用を大幅に節約する事が出来ます。その後、海外からの受講者が増えましたが、そもそも、海外からの通学は不可能ですから、やはりオンライン講座を作成して良かったなと思います。

デメリット

　次にデメリットですが、これは、講義を受講する以外の学びが得られない事です。例えば、会場には算命学の講師やプロの占者、初学者等、色々な方（プロの占い師はもちろん、投資家や音楽家、画家、経営者、主婦、医者、看護師、サラリーマン、等々）がおられて、そこで色々な会話が生まれ、それがとても勉強になるという事がよくあるのですが、その様な学びが得られない事、何より懇親会（飲み会）に参加出来ないというのが、最大のデメリットであろうと思います。
　

　以上、さる命学教室の通信講座（オンライン講座）について、簡単にご紹介した訳ですが、講師としては、会場に人が多い方が、テンションが上がります。尤も、現在の教場は、狭くてあまり人が入れられないので、早くもっと大きな会場で講義出来る様に、さる命学教室を発展させていきたいなと思っています。

（さる山隊長）