相性と順位と算命学

 今回は、相性と順位と算命学というテーマで記事を書いてみたいと思います。

 まず「相性」の定義ですが、ここでは、「合うかどうか」、即ち、「ある質がその場面や物事に上手く当て嵌まるかどうか」(byさる山隊長)という事にしておきましょう。尚、相性については、別の記事でも書いているので、まずはこちらをご参照頂ければと思います。
 

相性を図る技術

 さて、算命学をはじめ、色々な占いには、相性を測る技術があって、中には、相性の良い度合いがパーセンテージで示されたり、或いは、順位で示されたりするものもあります。

 さる山さる子は、自称「日本一の」算命学命式算出ソフトを製作・販売しているのですが、当然、相性占技も採用していて、二者間の相性を考察する事が出来る様になっています。

 しかし、相性の良い(或いは、悪い)度合いについて、パーセンテージや順位の表示はありません。尤も、ライバル製品の中には、相性の良い度合いのパーセンテージや順位が表示されるものもあるようですが、何故、さる山ではそれを不採用にしているかというと、簡単に言えば、そんなもの当てにならないからです。
 

相性の良い順位があてにならない理由

 「相性」と一口に言っても、色々な相性があります。夫婦、親子、恋人、友人、上司部下、仕事仲間等、様々な人間関係がありますが、それぞれの関係性においても、様々な関わり(分野)が存在します。当然、空間的な評価のみならず、時間的な評価も存在します(陰陽五行説、そして、算命学は時間と空間の理論です。)。

 例えば、夫婦関係において、出世という分野においては、とても相性が良いけれども、食の好みや、家庭生活、価値観、子育てという分野においては、とても相性が悪いという夫婦はいくらでもいますが、この場合、相性は良いのでしょうか、それとも、悪いのでしょうか。又、ある時期にはとても上手くいっていたのに、時が移ろえば、喧嘩ばかりという事もありますし、勿論、その逆もあります。

 この様に、相性とは、ある関係性において、且つ、ある部分において、更には、ある時期において、考察しなければ意味がないから、単に干支の組合せのみで、優劣の判定をする事は出来ないのです。
 

エンタメとしては面白いと思う

 この様な理解があると、プログラムで画一的に相性を判定する事など出来ないという事が分かると思いますが、エンターテインメントとしては、面白いし、ありだと思います。なので、プロ仕様である算命学命式算出ソフトには組み込みませんでしたが、さる山でも、エンターテインメント使用のアプリ等、この先作成する事があるかも知れません。その際は、ただ楽しんで頂ければ嬉しく思います。

 決して、一喜一憂為されませんように。尤も、それすらも楽しんでしまえば良いのですがね。そして、更にその中から自分の生きる「道」を見付ける事が出来れば、又、その一助となれば、望外の喜びですね。

(さる山隊長)

 

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