算命学の哲学、面白い!

理論がしっかり残っている

私は算命学に出会うまでは、観察から色々な物事の道理を解明していたわけですが、私が導き出してきたものと、算命学の思想や哲学がとても似ていて(というか、ほとんど同じ)、それで算命学はちゃんとしたものだと思うようになり、仕事に使うことにしたわけです。

こう書くと、自分に対する信頼感がめっちゃ高そうな感じがしますが、誰かや何かから教わったものはなく、自力で紐解いてきたものだから、納得できるのです。 

算命学は、理論が消滅せずにしっかり残っており、なおかつ感性のようなあやふやなものを使うことなく、根拠を説明して答えを導き出すことができるわけで、論理的な思考のできる人には、とても面白いものだと思います。

私のやり方で人をある程度のところに導こうとすると、才能が必要だったり、時間がかかったり(個人差はある)、お試しに引っかかったりすることが分かってきたのですが、算命学を使えば、ちゃんと勉強して実践すれば誰でもある程度のところに到達できるわけです。

なので、私自身は占い方の勉強などは特にしていないのですが(物事を見るときに、占いの技術に引っ張られたくないのもあり)、算命学の思想や哲学は、本当に面白いと思います。

結論は同じだけど、そこに至る経路が違うものを、なるほど、こういう道筋でここに至るのね、というのが分かった時などには、ワクワクします。  

理論や哲学を学んでいない人が多い

しかし、ブートキャンプをやっていて、色々なお教室で算命学を学んで来た方の話を聞いていますが、理論や哲学についてしっかりと教わったという人には、まだ出会ったことがありません。

どうやら、ほとんどのお教室では占い方を中心的に教えていて、算命学の肝である(と私は思う)、理論や哲学を教えているお教室は少ないようなのです。(それで、経験者であっても最初の基礎理論から受けてもらうよう、やり方を変えました)

さる山のお教室では、講師であり原稿も手がけている隊長が、算命学の哲学をいたくお気に入りで、そのあたりのことになると特に力が入るようです。

そして、授業の中でも、ちょいちょい隊長と私の哲学談義が始まったりもするので、哲学に興味のある生徒さんは、とても楽しそうです。

(占いの技術を学びたい生徒さんには、『早く次に進んで・・・』と言われます^^;)

低いレベルを上げるには

例えば、算命学では、次元上昇を重視しています。

同じ性質であっても、次元の低い時と、次元が高くなったときの現れ方は、全く違うのです。

私はよく、困った性質(短所)は受け入れると長所に変わるというお話をしますが、これも次元上昇です。

例えば、ちっぽけなプライドは、次元が低い時には、自分のアピールばかりだったり、人をバカにしていじめたりする、困った性質として現れます。

しかし、自分のプライドの高さを受け入れることで、とりあえず短所ではなくなります。

そこからその性質の次元を上げていくことで、目的を果たすためには自分をいかようにも落とすことができ、無能な上司に仕えて成果を上げることのできる、本物の自尊心へと、磨きがかかっていきます。 

算命学の中には、低いレベルにある時の自分の持った性質を、いかに磨き上げて自分の精神性を高めていくかの方法の示唆や、真に生きるとはどういうことかなどの解説もあったりして、占う事自体よりも、そっちの方が何倍も面白いと私は思うんですよね。

(そう思うのは私だからであって、占う事に面白さを感じる人もたくさんいることも知っていますが、私と同じように感じる人もいるのではないかと思うのです) 

生徒さんも、「もっと若い頃にこの話を聞きたかった」「子育てをする前に、算命学に出会いたかった」という感想を持たれる方も多いです。

なので、自分の生き方がまだ定まっていない若い世代の人にも、算命学に興味を持って、さる山で学んでみて欲しいなぁと思います。

ホント、面白いですよ、算命学の哲学。(基礎理論は難しいけど、だんだん面白くなっていきます)

(そらまめ)

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