2 講師の質
雰囲気に引っ張られないで
講師がどの程度算命学に関する知識を所有しているか、これは、これから学ぼうとしている方には、判別不能です。しかし、実際に行われている講義を聴講する事が出来れば、その講師が分かり易く解説しているか(論旨は明快か、声は聞き取り易いか)、ちゃんと質問に答えてくれるか(答えられるか)について、ある程度は確認出来ると思います。
この際、講師の醸し出す雰囲気に引っ張られる事なく、実力(教授能力)をしっかり測る事が重要です。物腰が柔らかいとか、良い人そうとか、ルックスが良いとか、その様な理由で講師(学校・教室)を選ぶと、後で費用対効果が悪い、中身が薄いと後悔する事にもなり兼ねません。
算命学をしっかり学び、本当の実力をつけたいならば、あるいは、プロになりたいならば、その講師からちゃんと学ぶ事が出来るかを重視すべきです。
さる山の講師は・・・(苦笑)
現在(2020年)のさる命学の講師は、声が大きく、物腰は柔らかくないし、良い人でもありませんが、講師としての実力だけはある・・・と思います(多分)。
根拠としては、
- 大手の学校を卒業したプロの占い師、算命学講師が、何人もさる命学教室の門を敲いている事
- さる命学教室のカリキュラム、原稿を一人で書き上げた事
- 算命学のソフトとしては最高峰のものである「さる山さる子の算命学命式算出ソフト」の仕様書、解説を一人で書き上げた事
等の実績を挙げる事が出来ます。
なお、当該講師は、論理的に物事を考えられない人とは、とても相性が悪いです。
3 教科書・資料
資料は重要
さる命学教室には、大手・準大手の学校・教室でそれなりの段位を取得し、プロとして活躍されている方が学び直しに来るので、そこそこ有名なところについては、どの様な教育がなされ、どの様な資料が配付されているか、ある程度は把握しています。
その情報によれば、2020年現在、多くの場合、算命学の講義は、講師が板書して、受講者がそれを書き写す形式で行われる事が多く、教科書・資料が全くないか、あったとしても、最初だけとか、申し訳程度で、実際にその資料を使って復習しようとしても役に立たない事も多い様です。
算命学に限らず、何かを学ぼうとする時、教科書がある方が、効率良く学ぶ事が出来ます。これは、一度講師の話を聞いただけで理解する事はほぼ不可能であり、また、完全に板書を書き写す事も、確実にメモを取る事も、なかなか難しい(それらに集中すると、講師の話をちゃんと聞けない)からです。
この様に、どの様な教科書、資料を配付している(有料であっても)かは、自分の学習効率に直結する為、しっかり情報を集めておく必要があります。
また、その学校・教室で使われている教科書や配布資料を見る事で、その学校の教育レベルを把握する事も出来ます。
さる山のレジュメについて
さる命学教室は、初級課程・中級課程で合計143コマある(1コマ約90分。中級課程まで修めれば、おそらく、プロとしても上位10%に入る知識が身に付くと思われる。)のですが、各コマ毎に、詳細なレジュメを配布しています。
このレジュメは、現在のさる命学教室の講師が書き下ろした原稿を元に、そらまめ社長が作成したもので、これさえあれば、講師の話を忘れても、自分で学習(復習)する事が出来ます。
なお、よく聞かれるのですが、レジュメ単体の販売はしておりません。しかし、数年の内にさる命学教室の教科書を出版する計画が進んでいます。
4 教育期間
10年かかる?
これは、学習を始めてから、ある一定のレベルに達する迄に掛かる時間ですが、教育内容(カリキュラム)と併せて検討しなければ、意味がありません。
算命学を完全にマスターするにはどれくらいの時間が掛かるのかについては、これは終わりがないので、どれくらいで十分とは言えないのですが、プロの占い師として、お金を取って占いサービスを提供するくらいであれば、半年もあれば十分だろうと思います。
但し、その為には、効率の良い教育プログラムを受講し、かつ、少なくとも一日10時間は算命学の勉強をする必要があります。
しかし、余程特殊な環境にない限り、かつ、相当な学習能力がない限り、これは難しく、一般的には、効率の良い教育プログラムを受講しても、2~3年と言ったところでしょうか。時間にすると、300~400時間は必要でしょう。
なお、「算命学のプロの占い師になる為には10年掛かる。」とか、「算命学は急いで学んではならない。」と主張する講師がいますが、それらは、算命学の効率的な学習プログラムを作成する事が出来ない人の言う事なので、気にしなくても大丈夫です。
効率的に学べば短期間の習得が可能
算命学も学問である以上、学校や予備校、塾の教育と同じで、効率的に学べば短期間の内に、プロとして問題なく活躍出来る程度には、習得する事が出来ます(経験値は、現場に出てから稼いで下さい。最初は誰でも素人です。)。
例えば、プロになれるくらいのレベルに達したいという目標があるのであれば、どれくらいの期間でプロになりたいかを考え、それが可能な学校・教室を選ぶと良いでしょう。
スクールの思惑
ところで、算命学を教授するというのは、スクールビジネスです。受講者が全ての課目を修めて、独り立ちするという事は、新たな算命学を教える者、即ち、ライバルが誕生するという事になります。
それ故に、学校・教室によっては、出し惜しみ(あまり詳しく教えない、わざと時間を掛ける)をしているところがあると聞いています。薄いサラミを更に薄く切る戦術に引っ掛からない様に、十分注意して下さい。
さる山の教育期間について
さる命学教室の教育期間は、短期集中講座(算命学ブートキャンプ。座学のみ。)を連続して受けた場合、最短47日(初級課程25日・80コマ+中級課程22日・63コマ。1日当たり2~4コマ受講した場合。)となります。
尤も、短期集中講座(算命学ブートキャンプ)が都合良く毎日開催されている訳ではないので、実際には、このペースで進むのはなかなか難しいですが、短期集中講座(算命学ブートキャンプ)を効率良く月1回受講した場合、23か月で修了する事が出来ます。
なお、さる命学教室は、本来、株式会社さる山さる子のスタッフを養成する事を目的とした教育プログラムであり、それを一般に公開しているものです。
即ち、「上位10%に入る算命学の占い師を、半年程で促成栽培する為の教育プログラム」が、さる命学教室なのです。
故に、講義に当たっては、出し惜しみ、教え惜しみは一切ありません。これは、自社のスタッフを養成するのだから、当然の事です。
しかし、中級課程まで修めたからといって、必ずしも弊社に採用(スカウト)される訳ではありません(弊社の採用条件は、かなり厳しいです。)。
また、さる命学教室で学んでいる人が、全てプロを目指している訳ではない(趣味の人もいる)事も明記しておきます。
さらに続きます。
「算命学をどこで習うか? 学校・教室の賢い選び方」
https://sarumeigaku.com/sarukoblog/archives/11548
「算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか その1」
https://sarumeigaku.com/sarukoblog/archives/11606
「算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか その2」(この記事)
https://sarumeigaku.com/sarukoblog/archives/11611
「算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか その3」
https://sarumeigaku.com/sarukoblog/archives/11614
「算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか その4」
https://sarumeigaku.com/sarukoblog/archives/11618
講座のお知らせ
10月30,31日(水・木)
その次は、12月28,29日(土・日)