算命学とChatGPT

 算命学をChatGPTを使って学ぶ事が出来るのか? 又、ChatGPTを使って算命学の占いが出来るのかについて検証してみました。尚、この記事は、2023(令和5)年6月15日現在の使用結果(無料版及び有料版)に基づいて作成していますので、今後大きく変化する可能性があります。
 

ChatGPTとは

 さて、このところ人工知能の研究を行うアメリカのOpenAIが開発したChatGPTが話題になっています。ChatGPTとは、Chat Generative Pre-trained Transformerの略で、事前に学習されたデータを組み合わせ、様々なもの(データ)を生成する変換システム(=AI・人工知能)とのお喋り(対話)です。

https://openai.com/blog/chatgpt

 もっと分かり易く言うと、使用者(人間)とAI(人工知能)が対話をしながら、色々な事を調べたり、様々な作業をしたりする事が出来るという機能で、Microsoft EdgeやGoogle Chrome等のブラウザから使用出来ます。

 最近、あらゆるメディアでこのChatGPTが話題になっていますが、それは様々な分野における様々な作業を、人間の代わりに出来るのではないか、少なくとも、それを使う事で人間の作業量が大幅に減るのではないかと期待されているからです。ChatGPTが更に発展し、一般的に使われる様になると、職を失う人が多く出るのではないかと予測する人もいます。

 実際、ChatGPTを使ってビジネスメールを書いたり、翻訳をしたり、記事の執筆・校正をしたり、情報を集めたり、アイデア出しをしたり、企画書を書いたりと、既に広範囲で使われていて、勿論、さる山でも一部にですが活用しています。
 

算命学にChatGPTが使えるのか、実験してみた

 そんな汎用性の高いChatGPTですが、「学習」や「占い」にも使用する事が出来るという記事を見付けた為、本当に「算命学」の学習にも使えるのか、ChatGPTを使って「算命学の占い」が出来るのかを検証してみたのが今回の記事です。

 結論を言うと、現在のところ、ChatGPTを使用して算命学を学ぶ事は全く出来ません。又、ChatGPTに算命学で占いをして貰う事も出来ません。

 しかし、現在は使用に耐えないレベルですが、そこで作成(回答)される文章には、もっともらしく書かれている部分もあります。つまり、算命学について知っている者が見れば、誤りである事が明白であるけれども、それを知らない人が見れば、そうなのかと思ってしまう程度の内容、上手な日本語の文章となっている部分もあるという事です。
 

感じる危機感

 日本一の算命学教室を自認するさる命学教室としては、これには少し危機感を覚えます。即ち、ChatGPTで示される文章・回答が、事実だと思われ兼ねず、その様な学び方をする人が増えれば、又、その様な占いをする人が増えれば、誤った算命学が流布される虞があるという事です。

 これは、ChatGPTを活用する際の大きなリスクの一つであると思いますが、しかし、それがあっても利便性はとても高く、おそらくこれから更に多くの人が使う様になるでしょう。
 

ChatGPTを上手に使うには

 ChatGPTは、取り敢えず、何が正しいのか、間違っているのかを判定する事が出来るだけの知識がある分野において、慎重に検証しながら使っていくのがいいでしょう。それでも、十分に有用なシステムだと思います。

 算命学では、運命は、本質と環境の接点にあると考えていますが、正に、これは環境の大きな変化なのだと思います。そして、環境の変化に柔軟に対応出来ない者は、運命の低下を招く事になり易いとも考えていますが、さてどうなるのでしょうね。
 

(さる山隊長)
 

 

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