算命学の見方(技術編)

 今回も前回に引き続き、「算命学の見方」がテーマなのですが、ここでは、算命学を使用して占い(未来の予測)をする際において、どの様な技術があるのか、その概要(分類)について、簡単に解説してみたいと思います。

算命学の占技の分類

人の意思を体現するために用いる「天法」

 まず、最も大まかな分類ですが、算命学の占技は天法と地法から成り立っています。人間は、人それぞれ様々な目的(生きる意義や願望)を持っている訳ですが、それをどの様に体現していこうか(これは、運命改良法でもある。)を考察するのが天法です。

 即ち、天法という占技を用いる限りにおいては、現状・目的・環境がキーワードとなり、これらを結合させていくつかの仮説を作っていくというのが、見方(読み解き方)のセオリーとなります。
 

陽占法・陰占法

 天法は、更に陽占法と陰占法に区分する事が出来る訳ですが、これらも天法の一部であるから、例えば、干支や十大主星、十二大従星、天冲殺等を使用して何某かを考察する(占う)場面においても、この原則は変わりません。

 尚、天法には、このままの状態で物事が推移したとすれば、自分はどうなっていくだろうかという予測も含まれますが、この部分は、さして重要ではありません。しかし、多くの人は、この部分こそが占いであり、占い師の腕なのだと勘違いしています。
 

始まりにして、終わりの占技「地法」

 一方、地法は人間個人の意思や願望など全く考慮していません。故に、お客さんがやって来て、何某かの相談にあずかって、算命学的な見地から何らかのアドバイスをするという「サービス」(これが一般的な占い師が提供しているもの)において、地法を使う事は無い・・・と思いきや、実は結構あります。

 これは、地法こそが算命学の「始まりにして、終わりの占技」(byさる山隊長)であるからです。
 

 この部分を解説すると、非常に長くなってしまうので、この程度にしておきますが、それくらい重要な思想・技術であるにもかかわらず、2023年6月時点において、私が知る限り、大手・準大手の学校・教室・講座において、地法をしっかりと教えているところはまずないと思います。

 その根拠は、さる山さる子の算命学教室、略して「さる命学教室」は、Wスクール可としているので、インターネット上で確認出来る算命学の学校や教室(ほぼ全部あります。)に通っている方、高段位を取得して独立された方が多く来られる訳ですが、そこでのインタビュー結果、そして、競合分析という事で、他の学校・教室のカリキュラムを見る機会もあり、これらの情報を総合した結果です。そして、こういう部分が、「日本一の算命学教室」を自認する根拠でもあります。

 尤も、さる山のWebサイトも日々研究されている(これ、ちゃんと分かるんですよ。)し、さる命学教室の修了者も毎年増えていますから、徐々にさる山以外でも、地法の講義が行われる様になっていくでしょう。

 という事で、今現在、算命学を基礎理論からしっかり学びたい方は、是非、さる山の門を敲いて頂きたいと思います。通学するのと殆ど同じ様に受講出来るオンライン講座(海外の受講者もおられます。)もありますし、Wスクールも歓迎しています。これは、講義の内容に自信がある(しかし、講師の人格には期待しないで下さい。)からこそ出来る事です。

 

神(自然の法則)が個人に与えた役目を読み解く

 少し話が逸れてしまいましたが、天法と異なり、地法は個人の意思を全く考慮しないので、現状・役目・環境がキーワードとなり、これらを結合させていくつかの仮説を作っていくというのが、見方(読み解き方)のセオリーとなります。
 

 さて、ここで語ったのが、算命学の見方(読み解き方)の基本です。算命学には、色々な技術(占技)があって、各技術毎の約束事(形、セオリー、読み解き方)があるのですが、その基準・大元が今回語った部分です。

 これを理解せずに、十大主星やら、十二大従星やら、天冲殺やらを活用しようとしても、それは可能ですが、上辺の・ペラペラのものとなってしまいます。算命学を学ぼうとする方は、是非、基礎を大事にして頂きたいと思います。

(さる山隊長)

 

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