算命学で使用する暦(年・月)について

 算命学は、命術、即ち、運命学であるから、何かを占う(推察する)に際しては、生年月日を基準とします。即ち、算命学を用いて「個別の」占いをしようとする際は、生年月日が(後天運を占う場合は、性別も)必ず必要となるという事です。

 算命学において、生年月日とは、「ある事物(勿論、人間も)が、この宇宙に誕生した瞬間」を意味するのですが、これは、「悠久に流れる時の流れをある基準に従って切り取ったもの」と定義する事が出来ます。ここで言う「ある基準」が「暦法」であり、「瞬間」というのは、算命学における時間の最小単位が「日」であるからです。

 少し難しい話をしましたが、本題はここからです。
 

算命学で用いる暦は、一般的なカレンダーとは違います

 株式会社さる山さる子では、日・月・年の占い(「月・年の占い」)を無料で公開していますが、その中で、月・年に関しては、私達が日常的に用いているカレンダー(グレゴリオ暦)とは異なります。

 例えば、現在私達が日常的に使っているカレンダーでは、2023(令和5)年は、1月1日から始まり、同年の12月31日に終わりますが、算命学では、2023(令和5)年の「立春」(2023.2.4)から始まり、翌年の「節分」(2024.2.3)に終わります。

 又、現在私達が日常的に使っているカレンダーでは、2023(令和5)年8月は、8月1日から始まり、同月の31日に終わりますが、算命学では、2023(令和5)年の「立秋」(2023.8.8)から始まり、翌月の「白露の前日」(2024.9.7)に終わります。
 

干支暦という特別な暦を使います

 これは、算命学で使用する暦が、「干支歴」(所謂「旧暦」とは違います。)という特別な暦であるからです。具体的には、以下の様になります。

1年:立春(2月4日頃)~節分(2月3日頃)

 1月:小寒(1月5日頃)~節分=立春の前日(2月3日頃)
 2月:立春(2月4日頃)~啓蟄の前日(3月5日頃)
 3月:啓蟄(3月6日頃)~清明の前日(4月4日頃)
 4月:清明(4月5日頃)~立夏の前日(5月5日頃)
 5月:立夏(5月6日頃)~芒種の前日(6月5日頃)
 6月:芒種(6月6日頃)~小暑の前日(7月6日頃)
 7月:小暑(7月7日頃)~立秋の前日(8月7日頃)
 8月:立秋(8月8日頃)~白露の前日(9月7日頃)
 9月:白露(9月8日頃)~寒露の前日(10月7日頃)
10月:寒露(10月8日頃)~立冬の前日(11月6日頃)
11月:立冬(11月7日頃)~大雪の前日(12月6日頃)
12月:大雪(12月7日頃)~小寒の前日(1月4日頃)

 という事で、算命学の「年の占い」、「月の占い」をご覧頂く際は、年と月の区分が、通常のものとは違う事にご留意頂いた上で、お楽しみ下さい。

(さる山隊長)

 

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