算命学の占い師になるには

 今回は、「算命学の占い師になるには」というテーマで語ってみたいと思います。

 再度強調しておきますが、この記事は「日本一の算命学教室」を自認する株式会社さる山さる子の取締役にして、命式算出ソフトの製作責任者にして、主任講師である「さる山隊長」(現役の行政書士、経営コンサルタントでもある。)が、自らの経験(算命学関連事業の創業、10年以上に亘る事業運営)を元に執筆したものであり、算命学・占いの業界に関わった事のないライターが想像で書いた記事とは違います。言ってみれば、本物の専門家が書いた記事です。

 さて、前回迄は、特に分野を指定する事なく、一般に「占い師」になるにはどの様にすれば良いのかを考察し、記事を書いた訳ですが、今回は、数多くある「占い」の中でも、算命学に絞って、お話しをしたいと思います。

算命学の特徴

 まず、様々な「占い」の中で、算命学はどの様な特徴を持つのか、簡単に解説します。

1 命術である。
2 古代中国で生まれた陰陽説・五行説から成り立っている。
3 長い歴史を持ち、その源流は、少なくとも今から3千年以上前に生まれている。
4 思想・哲学であり、それを活用した占いである。
5 他の占い比して、習得するのに時間(Time is Money)が掛かる。

 

算命学の学び方

 次に、算命学をどの様に学ぶかですが、これについては、

①学校・教室に通って学ぶ、
②書籍を購入して独学する

という2つの方法がありますが、①についても、②についても、以前書いた記事があるので、そちらをご参照下さい。

算命学をどこで習うか? 学校・教室の賢い選び方
 

参考記事

どれにしようかな

算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか(その1)

算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか(その2)

算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか(その3)

算命学を習う学校・教室をどの様に選ぶべきか(その4)

算命学の独学について語る

 

期待値が高い算命学

 算命学の占いは、3000年以上に亘って練り上げられた基礎理論と占技がある為、他の占いに比して、習得するのに時間(という事は、お金も)が掛かります。

 最近は、お客さんの方も良く分かっていて、「算命学」の占いを指名していらっしゃる場合は、期待度も高くなりがちです。

 事実、株式会社さる山さる子の前身である「整体占いさる山さる子」が開店した凡そ12年前は、「占い」というキーワードでお店を探して、来店される方が圧倒的に多かったのですが、最近では、「算命学」というキーワードでお店を探して、来店される方が圧倒的に多くなっています

 即ち、「占い」ではなく、「算命学の占い」が聞きたいというお客さんが多くなっているという事で、これは、数多くある占いの中でも、「算命学」というものが、少しずつ浸透して来た(尤も、西洋占星術にはまだ負けていますが。)証左であろうと思います。
 

期待外れとならないために

 という事は、明らかに他の占いとは違う「何か」が無ければ、期待外れとなってしまい、すると、その人はもう来てくれません。そればかりか、「大した事なかったよ。」とご家族や友人に話されるかも知れません。

 そうなると、何十人もの潜在顧客を失う事になってしまいますから、事業の継続に支障が出る事もあるでしょう。

 そうならない為には、算命学の占い師として、十分な技量を身に付けておく必要があります。占い師は、技量だけでは食べていけませんが、技量が無くては食べていけません。特に、算命学の占い師は、他の占いよりもレベルが高いと思われている事が多いので、そのご期待に応えられる様、しっかり学び、磨いていって欲しいと思います。
 

どうすれば算命学の占い師になれるか

 最後に、「算命学の占い師」になる為にはどうすれば良いのか(習い覚えた算命学をどの様にお金に換えていくのか)ですが、これは、基本的には、前回迄に語った内容と同じです。なので、ここでは少し深い話をします。

 まず、算命学の占い師は、基本的には個人事業主で、組織(会社)に雇われ、月給を貰うという事は、殆ど無いでしょう。これが、大手の学校の講師ともなれば、少しは違うでしょうが、月給を貰って働いている占い師は、極めて希な例だと思って下さい。

 なので、個人事業主として、ご飯が食べられる様に、しっかり経営について学びましょう。どんなに占いの技量が素晴らしくとも、経営が分からなければ、その事業が上手くいく事はまずありません。遠からず、潰れてしまうでしょう。
 

経営の学び方

 それでは、どの様に経営を学べばいいかというと、経営について書かれた本が沢山あるので、まずは10冊(出来れば、100冊)くらい読んでみましょう。それだけ読めば、共通点(どの本でも書かれている事)が分かると思うので、それが肝となります。

 又、それと並行して、創業塾等を受講してみるのもお勧めです。これは、商工会議所等が行っている起業家養成プログラムで、極めて安価(5,000~10,000円)で、創業に必要な基本的な事項について、網羅的に教えて貰えます。

 経営について、しっかり学んでから、「誰に、何を、幾らで、どの様に売るのか」を、川上から川下迄、時系列的に考察し、決めていきましょう

 事業(起業)は、構想が一番大事です。始めてからでは軌道修正が出来ない事だってあります。なので、「始めてから考えよう。」と思っていては、成功率は相当低くなります。
 

やる事は無限にある

 事業をやった事がない方は分からないかも知れませんが、実際に事業を開始すると、名前のない仕事、それも、直接的には全くお金にならない仕事に忙殺される事になります。ブログやSNSに記事を上げようとしても、日々の事となると、ネタも尽きるし、何よりも、ブログを書く時間すらなくなります。

 これを言うと反感を持たれるかも知れませんが、私(さる山隊長)は、「SNSにかじりついているヤツは暇人」(但し、事業そのものがSNS関連である場合を除く。)と思っています。真剣に事業に打ち込んでいれば、SNSに割ける時間は、殆どありません。広告宣伝としては、SNSはとても重要で、決して無視し得ないものであるのは重々承知していますが、それでも、SNSに割ける時間は、中々取れないものなのです。

 事業を始めると、とにかく忙しくなる(お客さんがいなくても、やるべき仕事は無限にあります。)ので、日々の雑事に忙殺され、大局的に構想を練るという事が出来難くなるので、始める前に、様々な事を考え、計画を練っておく事が重要です。真剣に開業を考えている人は、この事を覚えておいて下さい。
 

 尚、ここで語ったのは、算命学の占い師として、ご飯を食べていこうと真剣に思っている方に向けたアドバイスであり、月5万円程度の収入で良いという方には当て嵌まりません。

 しかし、占い師として月5万円稼ぐのは、コンビニや飲食店でバイトして稼ぐのよりも、ずっと難しいのではないかと私は思っていますよ。

(さる山隊長)

 

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